FirstClass 9.1の新機能
サーバ
新アプリケーション
サーバメンテナンス
フォームの変更点
新アプリケーション
アーカイブサービスの機能拡張
FirstClass9.0からの新機能となるアーカイブサービスでは、メッセージとチャットの記録に加えて、共有カレンダーの予定と公開会議室もアーカイブの対象となりました。
アーカイブするグループの [ サービス ] タブで、 [ 共有カレンダーの予定をアーカイブする ] にチェックを入れると、共有カレンダーの予定をアーカイブすることができます。カレンダーの予定はメッセージと共にアーカイブされます。
会議室および会議室内のメッセージは、コンテナに追加することでアーカイブされるようになります。
この例では、[アーカイブコンテナ] のテンプレートグループと [アーカイブ期間] が入力されています。
※アーカイブ機能を利用するには、別途ライセンスが必要となります。
※アーカイブサービスについては、FirstClass9.0の紹介ページでも詳しく紹介しています。
Web パブリッシングの承認
[共有ドキュメント] 権限により、 Web パブリッシングの承認が可能となりました。この機能により、選択されたユーザの Web ページが、他の承認されたユーザに表示されるようになります。これで、お互いの内部ページを見るときに再ログインする必要がなくなります。
ミュージックフォルダ用コンテナテンプレート
共有フォルダに、新しいコンテナテンプレートが追加されました。ユーザが新規ミュージックフォルダをストレージコンテナ内に作成すると、データカラムとしてアーティスト名やアルバム名などのMP3 タグを展開します。

サーバメンテナンス
監査の報告機能強化
監査のサマリでは、アップロードされたファイル数やタスク、カレンダー予定が表示されるようになります。
値が[0]となるレポートは、スペースの節約のため省略されます。
報告の際、オブジェクトの作成者はオブジェクトの所有者に置き換えられます。
ログマーカ
Windows のサーバコンソールに、 [ ログ ] > [ ログにマーカを挿入する ] 、という新しいメニューが追加されます。これにより、コンソールとログファイルに水平線を挿入することができます。
基本設定のリアルタイムアップデート
管理者が基本設定でユーザの設定を変更した場合、ユーザがログインしなおさなくても、リアルタイムで変更が適用されます。
フォームの変更点
サーバ管理フォーム
・[Status]タブ
[ログにマーカを挿入する] ボタンで、ログファイルおよび Windows サーバコンソールに水平線を挿入できます。
コンテナテンプレートフォーム
[アーカイブコンテナ] フィールドですべてのメンバーのアーカイブを設定できます。 [アーカイブ期間] フィールドには、コンテナおよびコンテナ内のコンテンツを保存する期間が表示されます。
グループ権限フォーム
・[機能]タブ
これまでのバージョンと同様に、 [共有ドキュメント]のフィールドで、各ユーザの共有ドキュメントフォルダ内のコンテンツの公開を設定できますが、新しいバージョンではさらに、承認されたユーザがお互いの Web ページを閲覧できるように設定できます。
・[サービス]タブ
FirstClass9.0 から[アーカイブサービス]のセクションがサービスタブに追加されました。
FirstClass9.1 ではアーカイブ機能の拡張にともない、 [共有カレンダーの予定をアーカイブ] のチェックボックスが追加されました。この設定を有効にすると、すべてのグループカレンダー予定の中から、そのグループに所属するユーザが作成者または参加者である予定をアーカイブします。