オプション製品・ライセンス
FirstClassのオプション製品・ライセンスです。
大規模サイト用ライセンス
FirstClassサーバマシンに1台に対して、同時に接続するユーザ数が251以上になる場合、High Capacity Server ライセンス、またはVLSライセンス が必要となります。
High Capacity Server ライセンス
FirstClassサーバマシンに1台に対して、同時に接続するユーザ数が251以上になる場合、または登録グループ数が601以上になる場合は、このライセンスが必要となります。
同時接続数は2500まで、登録グループ数は32,767まで可能となります。
登録ユーザ数が251以上でも、同時接続ユーザ数が250以下であれば、このライセンスは必要ありません
※Mac OS Xでは、High Capacity Server ライセンスを導入しても、同時接続数は1000ユーザまでとなります。
VLS (Very Large Server)ライセンス
FirstClassサーバマシンに1台に対して、同時に接続するユーザ数が2501以上になる場合には、このライセンスが必要となります。
同時接続数は5000まで、登録グループ数は32,767まで可能となります。
登録ユーザ数が2501以上でも、同時接続ユーザ数が2500以下であれば、このライセンスは必要ありません
※Lnuxは、High Capacity Server ライセンスには対応しておりますが、VLSライセンスには対応していません。
ライセンスごとの同時接続ユーザ数、登録グループ数上限
基本状態、High Capacity Server ライセンス追加時、VLSライセンス追加時の、同時接続ユーザ数の上限と登録グループ数の上限は以下の通りです。
Windows | Mac OS X | Linux | ||||
ユーザ | グループ | ユーザ | グループ | ユーザ | グループ | |
基本状態 | 250 | 600 | 250 | 600 | 250 | 600 |
HighCapacityサーバライセンス追加時 | 2,500 | 32,767 | 1,000 | 32,767 | 2,500 | 32,767 |
VLSライセンス追加時 | 5,000 | 32,767 | 非対応 | 非対応 |
※High Capacity Server ライセンス、VLSライセンスを利用する場合は、サーバマシンのCPUやメモリやネットワークなどに充分余裕があることを確認してください。
詳しくは弊社サポートまでご連絡下さい。
ログアナライザー
FirstClassで取得したログをビジュアルに表示することができます。
FirstClass で取得したログをビジュアルに表示しログ解析効率をアップします。
ユーザのアクセス状況や振る舞い、スパム、不正アクセス等を視覚的に確認できます。
簡単な操作で、分析結果をグラフで表示したり、HTMLファイルで出力したりすることが可能です。
ユーザの利用状況を目的に応じて細かく分析をすることができ、効率よく管理が行えるため、管理者の負担を減らすことができます。
ライセンスについて
FirstClassログアナライザーのプログラムはFirstClassご購入時に付属しており、1000行までのログ取得は無償で行うことができます。
1000行を超えるログを取得する場合は、FirstClassログアナライザー用のライセンスをご購入いただく必要があります。 ログアナライザーライセンスには通常版のLog Analyzer ライセンスとHigh Capacity Server向けLog Analyzer for High Capacity Site ライセンスの2 種類があります。
※動作環境については、製品紹介の動作環境ページをご覧下さい。
アーカイブサービス
システムの利用に関する認証やアクセス管理、マスタデータの一元管理といった、 FirstClass の特徴を生かした FirstClass 用の統合アーカイブ機能です。総合的なアーカイビングとデータ保管、検索機能を FirstClass 上で提供します。
FirstClass アーカイブサービスは、各種規制やコンプライアンスの問題に対処するため、大変重要な機能を提供します。現在、メールアドレスやその他の個人情報は、以前 とは比べ物にならないほど厳格な取り扱いが求められています。さらに、新会社法の施行に伴う内部統制構築のためにも、様々なデータを信頼性の高い方法で保 存する必要があります。
FirstClass アーカイブサービスとは、システムの利用に関する認証やアクセス管理、マスタデータの一元管理といった、 FirstClass の特徴を生かした FirstClass 用の統合アーカイブ機能です。総合的なアーカイビングとデータ保管、検索機能を FirstClass 上で提供します。 データはFirstClass のコアサーバとネットワークで接続されたアーカイブサーバに安全・確実に保管すします。
メッセージ、チャットの記録、共有カレンダーの予定、会議室へのメッセージなど、様々な重要データを自動的に安全に保存します。
扱う情報の内容により重要度も異なるので、部署などのグループごとに保存期間を設定できます。
メッセージのアーカイブ
グループごとに、設定したユーザのメッセージを自動でアーカイブするため、重要な情報を保管し忘れるといった事態を防ぎます。メッセージは添付ファイルも含めて完全コ ピーされます。チャットの記録も同様に保存されます。
管理者がグループごとにアーカイブの保持期限を設定できます。 その期間はすべてのメッセージを安全に保存します。保持期限に達したメッセージは、自動的にアーカイブサーバから削除されます。
ストレージ領域は、アーカイブ可能な各ユーザ用に自動的に作成され、必要に応じて追加領域が作成されます。
共有カレンダーの予定と公開会議室のアーカイブ
メッセージとチャットの記録の他に、共有カレンダーの予定と公開会議室もアーカイブの対象となります。
アーカイブするグループの [ サービス ] タブで、 [ 共有カレンダーの予定をアーカイブする ] にチェックを入れると、共有カレンダーの予定をアーカイブすることができます。カレンダーの予定はメッセージと共にアーカイブされます。
会議室および会議室内のメッセージは、コンテナに追加することでアーカイブされるようになります。
この例では、[アーカイブコンテナ] のテンプレートグループと [アーカイブ期間] が入力されています。
Librarianアカウント
FirstClass アーカイブサービスでは、アーカイブされたメッセージは読み取り専用になるので、アーカイブエリアでの不正改ざんを防ぎます。アーカイブサーバは、特別な ID とパスワードを持ったLibrarianのみアクセス可能です。
Librarianは、アーカイブサーバにログインし、メッセージを検索し、ユーザの FirstClass コアサーバに転送することで簡単にメッセージを復元できます。
※アーカイブ機能を利用するには、別途ライセンスが必要となります。 ライセンスはユーザごとに別々にセットアップできます。システム上のすべてのユーザにライセンスを与えることも、一部のユーザのみに与えることも可能です。