FirstClass9.0の新機能
インターネットサービス
インターネットサービスのコンソールで、設定にミスがあった場合の報告機能が強化されました。 inetsvcs.cf 設定ファイルの中で DBG_InetCfg を設定することで、トラブルシューティングのための情報がより多く得られます。さらに、設定ミスの後、一分後に FirstClass は設定を再試行します。また、ログファイルに現在の設定を表示する新しいメニューが追加されました。
ファイルの取り扱いについて
メッセージ
インターネットサービスコンテナ
フォームの変更点
ファイルの取り扱いについて
Inetsvcs.cf
インターネットサービスのOS X、Linux版は、ある特定のコマンドを実行するためにインターネットサービスの過程で送ることができる、一連のシグナルに対応できるようになりまし た。その動作は、以下のキーワードを使って Config section 内の inetsvcs.cf ファイル内のエントリによって設定できます。
SET_SIGUSR1 SET_SIGINFO
SET_SIGUSR2 SET_SIGVTALRM
新しい変数
ルールとメールルールで利用するため、 [ #BYTESXFERE] という 新しい変数が追加されました。これは SMTP コマンド開始後に実際に転送されたバイト数を表します。
メッセージ
SMTPメッセージ添付
一つのメッセージに別のメッセージを添付して送信できるようになりました。添付されたメッセージは通常のFirstClassメッセージの様に本文に表示されます。
IMAP 強化ポイント
デフォルトで、メールボックスのみすべての IMAP クライアント、特に携帯端末の IMAP クライアントの互換性を高めてアクセスを可能にするため、 FirstClass IMAP へのサポートを改良しました。
さらに、 FirstClass は IMAP IDLE コマンドにも対応しました。このコマンドは、 IMAP サーバとユーザ ( 主にモバイルユーザ ) の接続を維持するためのものです。 これで、自動チェック間隔を待たずに、メッセージが到着したときに確認することができます。
インターネットサービスコンテナ
HeaderMastch
以下のスイッチが HeaderMatch ドキュメントに追加されました。
[usecomplianterrorcodes] ・・・インターネットサービスが、実際のプロトコルに適合したエラーコードで、エラーページを送信するかどうかをコントロールします。
[commontemplates]・・・ 指定されたテンプレートエリアに設定される、共通のフォールバックテンプレートを設定するために使われます。