製品情報

FirstClass9.0の新機能

サーバ

新アプリケーション

アーカイブサービス

FirstClass アーカイブサービスは、FirstClass のコアサーバとネットワークで接続されたアーカイブサーバに重要なデータを安全・確実に保管する機能です。グループごとに、設定したユーザのメッセージを 自動でアーカイブするため、重要な情報を保管し忘れるといった事態を防ぎます。メッセージは添付ファイルも含めて完全コ ピーされます。チャットの記録も同様に保存されます。

管理者がグループごとにアーカイブの保持期限を設定できます。 その期間はすべてのメッセージを安全に保存します。保持期限に達したメッセージは、自動的にアーカイブサーバから削除されます。

アーカイブサービス

ストレージ領域は、アーカイブ可能な各ユーザ用に自動的に作成され、必要に応じて追加領域が作成されます。

FirstClass アーカイブサービスでは、アーカイブされたメッセージは読み取り専用になるので、アーカイブエリアでの不正改ざんを防ぎます。アーカイブサーバは、特別な ID とパスワードを持ったLibrarianのみアクセス可能です。

Librarianは、アーカイブサーバにログインし、メッセージを検索し、ユーザの FirstClass コアサーバに転送することで簡単にメッセージを復元できます。

※アーカイブ機能を利用するには、別途ライセンスが必要となります。 ライセンスはユーザごとに別々にセットアップできます。システム上のすべてのユーザにライセンスを与えることも、一部のユーザのみに与えることも可能です。

FirstClass 9.1のアーカイブサービスでは、共有カレンダーの予定と公開会議室もアーカイブの対象となりました。

Unicodeサポート

多くの OS 同様、 FirstClass はUnicodeと呼ばれる新しい統合された文字エンコードを採用することになりました。これで主な諸外国語を、すべてのプラットフォームで表示できるよ うになりました。 メッセージ、ドキュメントの本文、フォームフィールド、さらに名前、ユーザ ID 、パスワードに至るシステムデータまで対応しています。

Unicodeサポートは、英語以外の言語でのメールの送受信や Web パブリッシングなどの FirstClass Internet Services にも完全に統合されています。

サーバメンテナンス

統計値

新しいフィールドが ConfDelete と FoldDelete の統計値文字列に追加されます。これはコンテナタイプとしてリスト表示されます。あるコンテナが削除された時、その子コンテナの削除を追跡することができます。

フォームの変更点

グループ権限フォーム

・[機能] タブ

新しいフィールド、[インターネットメール]が追加されます。グループごとに、インターネットメールを許可するかどうかを設定できます。

・[サービス] タブ

新しく[「アーカイブサービス]のセクションが追加されます。アーカイブサービスを利用するかどうかと、アーカイブされたデータの保持期限を設定します。

・[基本設定]タブ

新しいフィールド、[チャットの会話記録] が追加されます。 チャットの記録を許可するかしないかを設定できます。強制的に記録するように設定することも可能です。すべての会話記録をアーカイブしたい場合に便利です。

サーバツールズフォーム(コアサービス内)

サーバツールズフォームの追加により、 今までFirstClass Toolsで行っていた操作がすべてサーバ側で行えるようになりました。 ディレクトリの再構築、ネットワークセッションの管理、ディレクトリの言語のソート順の設定などが行えます。

 
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