製品情報

FirstClass12.1 SP1+ リリースのご案内

2015年12月22日

日頃FirstClassをご愛顧いただき誠にありがとうございます。
強力にパワーアップし、最新のWeb技術を搭載した魅力的なFirstClass12.1は、グループ内の情報共有とコミュニケーション、そして情報発信に必要なツールをすべて備えたコミュニケーションプラットフォームです。FirstClass 12.1では、従来のFirstClassシステムが持つ特長を継承した上で、下記の点を含めた多くの機能が追加されました。

1. FirstClass 12.1の主な新機能と改善点

(1)文字数の拡張

件名とファイル名の文字数が拡張されました。
メッセージやドキュメントの件名や添付ファイル名で利用できる文字数が以下の通り拡張されました。

 バイト数全角換算文字数
バージョン8.3/1112.18.31112.1
件名81バイト255バイト40文字27文字85文字
ファイル名63バイト224バイト31文字19文字+拡張子73文字+拡張子

※この文字数はサーバが12.1SP1とクライアントソフトが12.122以上の組み合わせでご利用いただけます。

(2)ファイルサイズの拡張

1個のファイルサイズが2GBを越えるファイルを扱えるようになりました。

(3)主な改善点

・FirstClassに内蔵のテキストビューワはUnicode(UTF-8)形式で保存した.txtファイルを表示できます。BOMのないUTF-8(UTF-8N 形式)のテキストファイルも読めるようになりました。
・カレンダーにイベント(.ics)をメニューからインポートすると、時間がオリジナルと異なってしまう不具合を修正しました。
・メニューからエクスポートしたメッセージ(.RTFや.txt)を「ドキュメントのインポート」でインポートすると文字化けする不具合を修正しました。
・HTMLメールを受信時の不具合を修正しました。
・MacやiOSが利用するcp932でエンコードされたeメールに対応しました。
・検索インデックス処理の改善により、コアサーバの起動・終了速度およびメモリ使用量を改善しました。
・サーバとクライアントソフトの安定性が向上しました。

2.クライアントソフトウェア

(1)FirstClassデスクトップクライアント

FirstClass® 12.122

動作環境
Windows :Vista/7/8/8.1/10
Mac OS X :10.7 Lion ~ OS X 10.10 Yosemite
※PowerPC CPUのMacはFirstClass11.017クライアントをご利用ください。
※Mac OS 10.11 El Capitanは本バージョンではサポート対象外です。

(2)12.122クライアントソフトウェアのダウンロード

最新のクライアントソフトはこちらからダウンロードして、インストールしてください。
ダウンロード先:http://www.fcm.co.jp/firstclass/support/download.html

(3)クライアントソフトウェアの自動アップデート

FirstClassクライアントで新しいサーバにアクセスすると自動アップグレードをご利用いただけます。以下の画面が表示されますので「アップグレードする」ボタンをクリックし、画面の指示に従ってインストールをおこなってください。

アップグレード

※クライアントソフトの自動アップグレード機能はサーバの設定やパソコンのインストール権限などにより実行されない場合もあります。
上記のポップアップウィンドウが表示されない場合は、手動でクライアントソフトをダウンロードしてインストールしてください。

3.サーバソフトウェアのバージョンと動作環境

(1)FirstClass 12.1のサーバソフトウェア
FirstClass® Server                 12.1 Build 2162
FirstClass® Internet Services  12.1 Build 12.124 

動作環境
Windows
Microsoft Windows Server 2012 Standard/Data Center R2
Microsoft Windows Server 2012 Standard/Data Center
Microsoft Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Data Center R2
Microsoft Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Data Center (x64)

Mac OS X
Mac OS X(64 bit - Intel)10.9, 10.10
※ Mac OS X 10.11 El Capitanは現在の所サポートしていません。

Linux
2.6.23 以上のカーネルを持つ64 ビット Linux ディストリビューション
CentOS 6.3 以降
※ バージョン4.0以降のLinuxカーネルは現在の所サポートしていません。

4.近日リリース予定のWeb サービス (FCWS)について

FirstClassはWebブラウザによる新しいアクセス環境の提供を開始いたします。
FirstClass Web サービス (FCWS)による新機能の概要
・新しいWebインターフェース
・新しいモバイルアプリケーションFirstClass GO
iOS/Android /Windows Phoneに対応
・新しい同期サービス Windows/Linux/Macサーバ
・WebDAV URLによるOfficeアプリケーションとの連携
・CalDAV, CardDAV機能による外部のカレンダーやアドレス帳へのデータ提供(予定)
・FCEIS (FirstClass External Integration Server)によるGoogleカレンダーの取り込み表示(予定)
※FCWSのご提供は2016年1月中旬頃より順次リリースを予定しています。

(2)Webブラウザでのアクセス
FirstClass Webサービス(FCWS)を利用したブラウザアクセスを行うにはSSL証明書による暗号化通信が必須になります。
FirstClass Serverに以下のコンポーネントをインストールすることでFirstClass Webクライアントを利用することができます。

FirstClass® Web Services       12.1.0.037

FirstClass 12  FCWS Webクライアント対応ブラウザ
Internet Explorer 10/Safari 6/Firefox 16/Chrome 22/Opera 12 (以上)

(3)FirstClass GOアプリケーション
FirstClass® GO (Android, Mac, Windows Mobile and Surface Tablet)      
スマートフォンやタブレットでFirstClassにアクセスするにはFirstClass GOアプリをダウンロードしてご利用ください。FirstClass GOを利用するにはFirstClass Webサービスをサーバにインストールし、SSL証明書による暗号化通信をおこなう設定が必要です。

・i OS:iPhone/iPad/iPod touch
アップル ストアからFirstClass Goアプリをダウンロードしてください。(無料)
https://itunes.apple.com/jp/app/firstclass-go/id745317888?mt=8

・Android
アンドロイド マーケットからFirstClass GO アプリをダウンロードしてください。(無料)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.opentext.play.firstclass

・Windows Phone
マイクロソフト ストアからGO アプリをダウンロードしてください。(無料)
https://www.microsoft.com/en-us/store/apps/firstclass-go/9nblggh0k1d7

(4)携帯電話ブラウザでのアクセス
携帯電話(フィーチャーフォン)によるアクセスは、FirstClass インターネットサービスをインストールしたサーバで利用できます。
携帯電話でのアクセスは、docomo、au、SoftBankの各キャリアに対応しています。

(5)補足
FirstClass MobileアプリiOS版はFirstClassコアサーバが動作する環境でご利用が可能です。Android版はインターネットサービスが動作している環境で利用できます。Android版ではカレンダーが利用できませんでしたが、FirstClass GOアプリではカレンダーを利用することができるようになりました。

以上

  

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