アーカイブサービス
FirstClass は近年要求が急速に高まっている、各種規制やコンプライアンスの問題に対処するために、すべてのFirstClassメッセージを保存して即時に検索できる、アーカイブサービスを提供します。
教育現場でも、ビジネスでも、Eメールやインスタントメッセージなどのデジタルコミュニケーションの需要が高まると同時に、各種規制やコンプライアンスの問題への対応も求められ、多くのシステム管理者はストレージやデータ復旧に関する組織内でのポリシーについて検討しなおす必要が出てきています。
なぜアーカイブソリューションが必要なのか?
現在、メールアドレスやその他の個人情報は、以前とは比べ物にならないほど厳格な取り扱いが求められています。さらに、新会社法の施行に伴う内部統制構築のためにも、様々なデータを信頼性の高い方法で保存する必要があります。
FirstClass は、アーカイブサービスを提供することにより、この課題に対処します。
FirstClass アーカイブサービスとは、システムの利用に関する認証やアクセス管理、マスタデータの一元管理となど、FirstClass の特徴を生かしたFirstClass 用の統合アーカイブ機能です。総合的なアーカイビングとデータ保管、検索機能をFirstClass 上で提供します。
FirstClassアーカイブサービスのキーポイント
送受信されたすべてのメッセージを自動アーカイブ
FirstClassアーカイブサービスは、CC、BCCを含むすべての宛先情報、全添付ファイル、インターネットメッセージのヘッダ情報などとともに、すべてのメッセージをアーカイブします。一度ユーザにアーカイブを設定すれば、そのユーザが送受信したすべてのメッセージが自動的にアーカイブサーバにコピーされます。また、ディレクトリに登録した会議室のメッセージや、「会話の内容を保存する」を選択したインスタントメッセージの内容もアーカイブされます。
データを安全に保存・即時に復元
アーカイブサーバには特別なユーザID とパスワードを持ったライブラリアンのみがアクセス可能なので、データを安全に保存できます。ライブラリアンはアーカイブされたメールボックス・会議室を確認し、メッセージの復元はドラッグ&ドロップするだけの簡単な作業で行えます。
グループごとに保存期限を設定ユーザグループが異なれば、Eメールの保持に関するポリシーも異なります。
FirstClassでは、管理者がグループ管理フォームで直接保存期限を設定できるので、この様な場合も簡単に管理できます。
ストレージのコスト削減
FirstClass シングルコピーメッセージアーキテクチャにより、複数人宛に送られたメッセージであっても同じメッセージは自動判別されます。そのため、アーカイブサーバ内で余分なディスク容量を使用しないので、ストレージのコスト削減に繋がります。
ライセンスについて
FirstClass アーカイブシステムの使用に当たっては、ユーザごとに別のアーカイブサービス用ライセンスが必要になります。全ユーザ分のライセンスを購入することも、アーカイブが必要な一部のユーザ分のライセンスのみを購入することもできます。
FirstClass アーカイブサービス用ライセンスはアーカイブを有効に設定しているユーザ分のみ必要になります。
例えば、以前アカウントを持っていたユーザの当時のデータが保存されていたとしても、現在FirstClass のメインサーバにそのユーザのアカウントが無い場合は、FirstClass アーカイブシステムのライセンスは必要ありません。
※アーカイブサーバではコンテンツのインデックス化を行いません。
検索には少し時間がかかりますが、サーバのメモリは少なくてすみます。