インターネットサービスのクラスタリングについて
インターネットサービスのクラスタリングによるシステム構築
注意
サーバとは異なるマシン上で設定しているインターネットサービスのインスタンスが1つのみの場合、クラスタを設定する必要はありません。
クラスタリングとは、1つのFirstClassサーバから、インターネットサービスなど同じ種類のサービスを複数実行することです。クラスタリングを利用すると、(SMTP、HTTPなど)さまざまなプロトコルをルーティングして、より優れたFirstClass環境を構築できます。例えば、クラスタ化したマシンに1つのプロトコルだけを処理させたり、複数のクラスタマシンに同じプロトコルを処理させたりして、トラフィックを分散できます。また、1つのFirstClassサーバにゲートウェイしている別々のMac OS XマシンやWindowsマシン上で、複数のクラスタを実行することもできます。
どの場合でも、クラスタ化されるマシンにインターネットサービスをインストールしておく必要があります。また、ゲートウェイの接続設定ファイルの設定とテストを行うために、クライアントソフトウェアもインストールしておく必要があります。
クラスタ化される各サービスの設定は別々に行いますが、Webコンテンツやフィルタなどのコンポーネントは、[FirstClass]フォルダのリンクを利用して共有できます。
注意
クラスタリングのヘルプでは、以下の内容について説明いたします。
クラスタリングのヘルプでご紹介する例は、ご利用のシステムで実行する可能性が高いと思われるケースを多く扱っていますが、すべてを網羅しているわけではありません。インターネットサービスのクラスタリングについて理解すれば、ご自分のFirstClassサイトに対して、(簡単ものから複雑なものまで)さまざまな組み合わせのクラスタを設定できるようになります。クラスタの設定する際は、わかりやすいようにクラスタ環境を図にしておくことを強くお勧めします。
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