「サーバサイト名」と呼ばれることもあります。これは、FirstClassのネットワーク内でこのサーバを識別するための名前です。たいていの場合、この名前はネットワーク名(LAN上でこのFirstClassサーバを識別するための固有の名前)と同じになります。この名前は、FirstClassのネットワーク内でメールを配信するために使用されます。FirstClassのネットワーク内にある他のサーバの管理者がこのサーバへのゲートウェイまたはルートを追加する場合、そのゲートウェイまたはルートの名前がこのサーバのサイト名となります。 このサイト名を変更しても、サーバを再起動するまで変更は反映されません。 また、名前を変更したら、このサーバにゲートウェイしているすべての管理者に通知して、ゲートウェイ設定が変更できるようにしてください。ディレクトリ同期を使用している場合は、名前の変更後に、FirstClassネットワーク内のすべてのサーバ管理者にディレクトリ同期を行ってもらうことをお勧めします。そうすれば、名前の変更がネットワーク全体でただちに反映されます。 注意他のサイトへゲートウェイせずローカルネットワーク上だけで稼働しているスタンドアロンのサーバでは、(このサイト名は使用されないため)サイト名を空白にしておくこともできます。ただし、FirstClassパーソナルを利用するためにサイト名が必要となるため、常にサイト名を設定しておくことを強くお勧めします。 ネットワークに参加しているサーバでは、そのサーバを識別できるよう固有の名前にする必要があります。通常、ネットワーク名はサイト名と同じにする(サーバがLAN上にある複数のサーバの1つである場合)か、または「FirstClass」とします。 |