FirstClassのテンプレートについて
テンプレートについて
テンプレートとは、同じレイアウトを共有する複数のページを生成するために使用されるドキュメントのことです。テンプレートを作成すると、Webページ内でそのテンプレートに基づいてどの部分を変化させ、どの部分を変化させないかを指定できます。
テンプレートの利用が最も有効なのは、複数のWebページに同じレイアウトを適用する場合や、複数のWebページに適用するレイアウトを先に設計してからコンテンツを追加する場合です。例えば、オンラインでニュースレターを配信する場合、発行人欄と全体のレイアウトは、記事や号数によって変わることはありません。しかし、ニースレターの内容は各号によって異なります。そこで、作成したテンプレートを使えば、レイアウトを作りなおさなくても新しい号のニュースレターを編集できるため、コンテンツの作成に集中できるようになります。FirstClassのテンプレートは、このような考え方に基づいた機能です。
FirstClassクライアントのデスクトップインタフェースがフォームによって提供されているのと同じように、FirstClassのWebデスクトップのインタフェースはテンプレートによって提供されています。簡単に言えば、テンプレートはクライアント用フォームのWeb版です。クライアント用フォームと同じく、テンプレートではレイアウト(例えば、テキストフィールドの名前部分や入力用フィールドの場所など)は変わりませんが、ユーザの入力する情報は常に変わります。
自分のサイトで表示できるWebクライアントインタフェースには、設定するテンプレートセットに応じてさまざまな種類があります。例えば、デフォルトの標準テンプレートを使用すると(「Webサイトのインタフェースの変更」を参照)、Webクライアントでデスクトップにログインしたユーザには、FirstClassに付属する他のテンプレートセットを使用した場合と異なるレイアウトが表示されます。
FirstClassのテンプレートのカスタマイズに関する詳細は、Webテンプレートのカスタマイズのカテゴリの「Webサイトのカスタマイズについて」から始まる各ヘルプドキュメントを参照してください。
テンプレートの保存場所
デフォルトでは、Webテンプレートは管理者デスクトップにある[Internet Services]フォルダの[WWW]フォルダの[Template Sets]フォルダに保存されています。テンプレート用フォルダの数に制限はありませんが、各フォルダの名前は固有にする必要があります。例えば、独自に作成したテンプレートを自分のサイトで使用する場合は、そのテンプレートを保存するフォルダを[. custom templates]のような名前にするとよいでしょう。
注意
テンプレートフォルダでは、([.templates]フォルダのように)名前の先頭にピリオドを付ける必要があります。
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