サーバのシャットダウンと再起動
シャットダウンのオプション
管理者が行う作業には、サーバのシャットダウンと再起動が必要となるものがあります。これらの作業は、管理者デスクトップから実行できます。
以下のいずれかの方法で、サーバのシャットダウンと再起動を行うことができます。
・高速シャットダウン
すべてのユーザをすぐにログオフして、サーバをシャットダウンします。
・標準シャットダウン
すべてのユーザに対して同報メッセージを送信し、1分後にサーバがシャットダウンするのでログオフするよう指示します。ログインしているユーザがいる場合、標準シャットダウンを実行してもサーバはシャットダウンされないため、ログオフしていないユーザを強制的にログオフするか、高速シャットダウンを実行する必要があります。
・再起動
ご利用のFirstClassサーバで高速シャットダウンを行ったら、サーバマシンを再起動してください(サーバがWindowsの場合)。FirstClassサーバの再起動は、自動では行われません。
注意
Mac OS XでFirstClassサーバを実行している場合は、サーバのシャットダウンだけを実行してください。マシンの再起動は必要ありません。
正しいシャットダウン方法
これらの作業を管理者デスクトップから行う場合は、以下の手順に従ってください。
1 [管理]>[サーバ管理]を選択します。
2 適切なメニュー項目を選択します。
サーバをシャットダウンする際は、必ずユーザに事前の警告を行っておくことをお勧めします。警告するには、標準シャットダウンを行う方法か、サーバのシャットダウン時刻を知らせる同胞メッセージをユーザに送る方法があります。
サーバの再起動が必要な場合
サーバを再起動する必要があるのは、以下の作業を行う場合です。
・ディレクトリの再構築や再調整
・ディレクトリの並び順の変更
・サーバで利用できるようにする同時使用セッション数の変更
・IPXまたはAppleTalkで接続するユーザに対応するために、サーバのネットワーク名を変更
・メッセージ通知機能の利用者数を変更
・FirstClassの新しいサービスパックのインストール
・[FCServer]フォルダ(Windows)または[fcns]フォルダ(Mac OS X)全体の復元を実行
・(新規ユーザを5000名追加するなど)膨大な数のフォルダの作成後。ただし、高速のプロセッサが搭載された強固なシステムであれば問題ありません。
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