ユーザアカウントの作成と管理
ユーザアカウントについて
ユーザの追加は、ご利用のシステムに登録されているライセンス数と同じ数だけ行うことができます。レギュラーユーザにはレギュラーユーザライセンスを、リモートユーザはリモートユーザライセンスを使用します。ユーザライセンスを追加購入してインストールすれば、ご利用のシステムのユーザ数を増やすことができます。ライセンスの追加購入については、販売店にお問い合わせください。ユーザのクラスとライセンスについては、「ライセンスの動作について」を参照してください。
ユーザアカウントの新規作成
1 [管理]>[ユーザの追加]を選択します。
ユーザアカウントの編集
ユーザアカウントの削除
ユーザアカウントを削除しても、そのユーザが送信したメッセージは、有効期限が切れるか受信者が削除するまではサーバに保存されています。
ユーザアカウントは、次の手順で削除できます。
・手動による削除
少数のアカウントを削除するのに適した方法です。
2 [削除]をクリックします。
・非アクティブアカウント(期限切れアカウント)の自動削除
有効期限が切れたアカウントは、監査時に削除されます。削除処理はアカウント単位でサーバのログファイルに記録されます。ただし、[無期限アカウント]が有効になっているユーザは、この方法では削除できません。
2 ユーザが非アクティブ状態になってからそのアカウントが期限切れになるまでの日数を、[利用制限]タブの[非アクティブから削除までの日数]で設定します。
ここで[無制限]を選択すると、非アクティブ状態のユーザの自動削除は行われません。
ユーザアカウントの非公開設定
一部のユーザアカウントを、ディレクトリに公開しないようにすることができます。これにより、そのユーザをディレクトリで閲覧できなくなるため、そのユーザをメールの宛先にすることができなくなります。また、そのユーザは在席確認画面でも表示されなくなります。この設定は、管理者または副管理者が、自分がログイン中であることを知られないようにしてシステム管理を行いたい場合に有効です。
3 [機能]タブで、[特別な状態]の[ディレクトリに非公開]にチェックを入れます。
他のボリューム上でのユーザアカウント登録
ユーザを登録したり、新しい会議室を作成したりする際、ユーザのメールボックスや会議室の内容を主ボリューム以外のボリュームに保存できます。ただし、そのボリュームのステータスを[完全利用]にする必要があります。
あるユーザに対してボリュームを変更すると、その後に登録するユーザのメールボックスもすべてそのボリュームに保存されます。保存するボリュームを再び変更する場合は、この手順を繰り返してください。
新しいボリュームへの既存ユーザの移動
既存のユーザを新しいボリュームに移動する際、ユーザの個人メールを削除してから移動する方法と残したまま移動する方法があります。
ユーザの個人メールを削除してから既存のアカウントを移動する方法
1 既存のユーザアカウントを削除します。
2 新しいボリューム上で、削除したユーザを再び作成します。
ユーザの個人メールを残したまま既存のアカウントを移動する方法
1 ユーザを登録するボリュームを新しいボリュームに替えます。
2 その新しいボリューム上でユーザのアカウントを登録します。
3 古いボリューム上でユーザのデスクトップを開きます。
4 メールボックスを選択します。
5 [ツール]>[デスクトップに追加]を選択し、そのメールボックスのエイリアスを管理者デスクトップ上に追加します。
6 新しいボリューム上でユーザのデスクトップを開きます。
7 先ほど作ったエイリアスを、管理者デスクトップから新しいボリューム上のデスクトップにドラッグします。
8 そのユーザの古いメールボックスから、すべてのメールを新しいメールボックスにドラッグします。
すべてのメッセージは未読状態になります。
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