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モバイルデバイスと他のデバイスの同期



同期について
管理者がFirstClass同期サービス(FCSS)をインストールしており、デバイスが同期をサポートしている場合は、FirstClassのカレンダーの予定、コンタクト、および作業を最大4つのリモートデバイスおよびアプリケーションと同期できます。同期先として、携帯電話、スマートフォン、PDA、標準的な電子メールクライアントなどを選択できます。



同期サービスを利用できるデバイスの確認
携帯端末やアプリケーションには、あらかじめ同期機能が利用できるもの、サードパーティ製ソフトウェアを追加することで同期を利用できるもの、および同期を利用できないものがあります。
お使いのデバイスで同期を利用できるかどうか、また利用できる場合にSyncMLやActiveSyncを使用するのか、サードパーティ製のソフトウェアをインストールする必要があるのかについては、デバイスの説明書、システム管理者、またはデバイスの製造元に確認してください。
7202010_11218_0.png注意
お使いのデバイスがSyncMLとActiveSyncの両方に対応している場合は、どちらを使用するか選択してください。両方を使用しないでください。
以前にSyncMLを使用していて、ActiveSyncを使用する予定がない場合は、以下のActiveSyncに関するデバイス詳細設定を参照して、この切り替えを実行する方法を確認してください。



SyncML同期用のデバイス設定
1 デバイスの同期設定または同期プロファイルを選択して開きます。
この名前はデバイスによって異なります。
2 システム管理者から通知されたFirstClass同期サービスサーバのURLを入力します。
URLは、以下のように記述されます。
http://<同期サーバのIPアドレス>
3 FirstClassのユーザIDとパスワードを該当するフィールドに入力します。
4 同期するデータの種類を以下のように入力します。


データの種類
入力内容
コンタクト
contacts
カレンダーの予定
calendar
カレンダーの作業またはTo Doの項目
tasks



ActiveSync同期用のデバイス設定
7202010_11218_0.png注意
お使いのデバイスがSyncMLとActiveSyncの両方に対応している場合は、どちらかのみを選択してください。両方を使用しないでください。
SyncML同期からActiveSync同期に切り替えるには、以下の説明に従ってActiveSync用の設定を実行し、すべてのデータがFirstClassにあることを確認してから、デバイス上のデータをすべて削除し、ActiveSyncを使用してFirstClassから再同期を実行します。
ActiveSync用の設定方法
1 デバイスの同期設定または同期プロファイルを選択して開きます。
この名前はデバイスによって異なります。
2 [Exchange Server設定の自動検出]のチェックを外します。
3 システム管理者から通知されたFirstClass同期サービスサーバのURLを入力します。
URLは、以下のように記述されます。
http://<同期サーバのIPアドレス>
4 FirstClassのユーザIDとパスワードを該当するフィールドに入力します。
5 ドメイン名を入力します。
6 同期するオブジェクトを選択します。
ActiveSyncの「プッシュ」の有効化
572004_44255_0.png注意
「プッシュ」を使用すると、デバイスのバッテリ寿命が短くなる場合があります。
1 [メニュー]>[スケジュール]を選択します。
2 ピーク時間帯とオフピーク時間帯の両方で、[アイテム着信時]を選択します。
7202010_11218_0.png注意
このオプションがない場合は、ActiveSyncクライアントを新しいバージョンにアップグレードすることが必要になる場合があります。



同期用のFirstClassアカウントの設定
FirstClassをデバイスと同期する方法を設定するには、[基本設定]フォームの[携帯端末]タブを使用します。新しいデバイスを初めて同期した場合、FirstClass同期サービスは最初に利用可能な(有効になっていない)デバイスのタブに設定情報を入力します。[個体識別番号]フィールドと[端末情報]フィールド用のデータがデバイス側から伝えられると、FirstClass同期サービスは、そのデバイスのタブでこれらのフィールドに情報を入力し、[有効]チェックボックスにチェックを入れます。
同期をまだ実行しておらず、デバイスのタブに何も入力されていない状態でも、そのタブ上でデバイスの設定を実行できます。例えば、[端末1]タブでBlackBerry用の設定を行い、[端末2]タブで他のクライアント用の設定を行った場合は、他のクライアントで初めて同期を実行する前にBlackBerryで同期を実行しておくようにしてください。
これらのタブを使用すると、以下の設定を実行できます。
• FirstClass上のデータとデバイス上のデータの重複を解消する方法
• カレンダーの予定と作業を同期する日付の範囲
• 予定の参加者をエクスポートまたはインポートするかどうかの設定
• 次回の同期でやり取りするデータのレベル
• デバイスでの削除情報をFirstClassと同期するかどうかの設定
このためには、以下の操作を行います。
1 [編集]>[基本設定]を選択します。
2 [携帯端末]タブの該当する端末のフォームで、目的の設定オプションを選択します。
81203_42935_18.pngヒント
5つ以上のデバイスと同期する場合は、他のデバイスと同期するときにどれかの端末のタブで[有効]チェックボックスのチェックを一時的に外すと、そのタブを無効化できます。
同期用のFirstClassコンタクトフォームの設定
1 [編集]>[基本設定]を選択します。
2 [全般]タブの[コンタクトのフォーム]で[デフォルト]を選択します。
これにより、既存のコンタクトフォームおよび新しく追加するコンタクトの形式が変更されます。
同期するFirstClassコンタクトとデバイスの組み合わせの設定
FirstClassのコンタクトと同期するデバイスの種類を選択できます。
7202010_11218_0.png注意
デフォルトでは、すべてのFirstClassコンタクトがすべてのデバイスに同期されます。したがって、この設定が必要になるのはデフォルト動作を変更する場合のみです。
このためには、以下の操作を行います。
1 [ファイル]>[開く]>[コンタクト]を選択します。
2 特定のデバイスと同期するコンタクトを開きます。
3 [メモ]タブで、このコンタクトと同期するデバイスのチェックボックスにチェックを入れます。
これらのチェックボックスを表示するには、バージョン8.3以降のクライアントを使用する必要があります。



同期の実行
特定のデバイスとFirstClassアカウントとの同期を一度実行すれば、その後はデバイスに搭載されている同期用のメニューコマンドまたはボタンを使用するだけでいつでも同期を開始できます。ただし、初めて同期を実行する場合は、以下のような検討と作業が必要になります。
同期を初めて実行する場合の準備
デバイスの同期を初めて実行する場合は、事前にFirstClassでコンタクト、予定、および作業のコピーを作成し、同期が失敗してもデータを復元できるようにしておくことをお勧めします。
コンタクトをコピーするには、以下の操作を行います。
1 [ファイル]>[開く]>[コンタクト]を選択します。
2 [ファイル]>[エクスポート]を選択します。
3 [コンタクトのエクスポート]フォームで、[すべてのコンタクト]および[vCard (.vcf)]を選択します。
予定と作業をコピーするには、以下の操作を行います。
1 [ファイル]>[開く]>[カレンダー]を選択します。
2 [ファイル]>[エクスポート]を選択します。
3 [カレンダーのエクスポート]フォームで、[iCalendar(.ics)]を選択します。
初めてのデバイス同期の実行
FirstClassアカウント上のデータとデバイス上のデータが(完全に一致してはいないものの)ほぼ同じである場合は、エントリの重複を避けるために、最初に一方向の同期を行うことをお勧めします。
最初の同期を一方向で行うには、同期の前に以下のどれかの作業を行います。
• すべてのデータがFirstClassにあることを確認し、デバイスのデータを削除する(この作業をお勧めします)。
• すべてのデータがデバイスにあることを確認し、FirstClassのデータを削除する。
・FirstClass上のコンタクトとデバイス上のコンタクトを統合して、重複データをなくしておく。
同期の方法
1 デバイス上でSyncMLクライアントまたはActiveSyncクライアントを起動します。
2 デバイスの同期設定を実行したときに保存したプロファイルを選択します。
3 同期するデータベースを選択します。
4 同期を開始します。
初めてデバイスをFirstClassと同期すると、スロー同期(完全な同期)が実行されます。FirstClass同期サービスは、各同期対象データを読み取り、同期が必要かどうかを判断し、同期したデータにマークを付けます。2回目以降の同期では、新しいアイテムと変更されたアイテムだけが検証されるため、処理速度が速くなります。
5 初めての同期が完了したら、もう一度同期を実行します。
サーバとリモートデバイスの間で単純な双方向の同期が実行されます。変更されているデータはないため、この同期は数秒足らずで終了します。この同期の再実行によって、同期が双方で行われたことが確認されます。この再実行が必要になるのは、初めて同期を実行した後のみです。



カレンダーとコンタクトのサブコンテナがある場合
カレンダーおよびコンタクト内にサブコンテナを作成すると、それらのコンテナは親コンテナの一部とみなされます。サブコンテナは個別のグループとして名前別に表示され、サブコンテナの内容がデバイス上の対応するグループと同期されます。複数のグループを作成できますが、他のユーザと共有しているコンタクトとカレンダーは保護され、デバイス上で行った変更はFirstClassに反映されません。また、同期されるのは1つ下の階層にあるサブコンテナのみです。
2つ以上下の階層にあるサブコンテナは同期されません。この機能を利用すると、同期を許可しないサブコンテナ(同期が禁止されている取引先情報を大量に含む特別なサブコンテナなど)が、FirstClass同期サービスから検出されず、FirstClassクライアントから(検索時に)検出されるように設定できます。
デバイスでの新しいグループの作成
1 新しいコンタクトまたはカレンダーのフォルダを作成し、データを入力します。
2 その新しいフォルダをメインの[コンタクト]フォルダまたは[カレンダー]フォルダにドラッグアンドドロップします。
3 同期を実行します。
同期が完了すると、[コンタクト](または[カレンダー])というグループとその新しいフォルダのグループの2つがデバイス上に作成されます。この2つのグループを切り替えて使用できます。
デバイスでの既存のグループの削除
1 [コンタクト]フォルダまたは[カレンダー]フォルダから削除するグループをFirstClassデスクトップまたはその他のフォルダにドラッグします。
2 同期を実行します。
このグループおよびそのすべての内容がデバイスから削除されます。



エラーメッセージおよび情報メッセージ
FirstClass同期サービスは、ユーザによる監視や調整が必要な状況が発生すると、FirstClassのメールボックスに通知を送信します。例えば、以下のような状況です。
• 「プッシュ」が検出された場合(デバイスのバッテリ寿命が短くなる可能性があることを警告するメッセージを送信します)
• 5番目のデバイスを登録しようとしたことが検出された場合
• コンタクト画像が破損してるために同期が行われない場合
• 新しいデバイスが登録された場合(ユーザへの通知が目的です)

 

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