フォームのタブ
コントロール
このフォームを使用して、インターネットサービスをリモートで監視および設定します。
[プロトコル]タブ
このタブを使用して、システム上でのセッション状況とインターネットプロトコルの活動状況を確認し、各プロトコルの設定を変更する必要があるかどうかを判断します。
インターネット接続 |
このランプは、インターネットに接続している場合に緑色に点灯します。接続していない場合は点灯しません。 |
最終リセット日時 |
このインターネットモニタが最後にリセットされた日時です。 |
バージョン |
現在実行中のインターネットサービスのバージョンです。 |
状態 |
このランプは、プロトコルが有効な場合は緑色に、一時的に利用できない場合は黄色に点灯します。無効の場合は点灯しません。 |
接続中 |
各プロトコルで、現在アクティブな接続数です。 |
接続状況 |
[送信メール]および[インターネットのセッション]の合計を示すバーの右側にあるランプです。 このランプは、[送信メール]と[インターネットのセッション]のそれぞれですべてのプロトコルが無効な場合は点灯しません。1つ以上のプロトコルが有効で、かつ負荷がそれほど大きくない場合は緑色に点灯します。 現在アクティブな接続数が合計接続数の66%を超えると、ランプは黄色になります。黄色に点灯した場合は、セッションを増やすことを検討してください。 現在アクティブな接続数が合計接続数の100%に達すると、ランプは赤色になります。これはサービスが拒否されていることを意味するため、メモリの許す限りセッションを増やす必要があります。 ランプが黄色または赤色になると、[リセット]ボタンをクリックするか、またはインターネットサービスを再起動するまでランプの色は変化しません。 |
合計接続数 |
最後に [リセット]ボタンをクリックしてから現在までの合計接続数です。 |
転送量 |
最後に[リセット]ボタンをクリックしてから現在までの間に、そのプロトコルを使用して転送されたデータ量をキロバイト単位で表します。 |
[リセット]ボタン |
日時をリセットし、[接続状況]のランプ、[合計接続数]、および[転送量]をクリアします。
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[セキュリティ]タブ
このタブを使用して、インターネットサービスのシステムを不正利用したり攻撃したりしている疑いのある情報を表示します。
悪用やDoS攻撃の疑いがあるサイト |
このセクションは、疑わしい活動をしているIPアドレスの詳細を表示します。ボタンを使用して、すべてのIPアドレスをリストから削除するか、またはリストを記録することができます。また、IPごとに、以下の3つのオプションからどれかを実行できます。 ?そのIPアドレスからの接続をブロックする。 ? この[悪用やDoS攻撃の疑いがあるサイト]の一覧から、そのIPアドレスを削除する。そのIPアドレスが疑わしい活動を続けている場合は、この一覧に再度表示されます。 ? この一覧にあるIPアドレスのドメイン名を参照する(可能な場合)。 |
接続が試みられた回数 |
このセクションは、最後の更新から現在までの間に(通常1秒間)、IPフィルタおよびIP一時ブロックリストに基づいてインターネットサービスへの接続が許可および拒否された回数を表示します。 |
スパムメールの数 |
このセクションは、ご利用のシステムのSMTPメールルールに基づいてスパムメールの疑いがあると判断されたメッセージの数と増分を表示します。増分は、[インターネットモニタ]の最後の更新以降にインターネットサービスがスパムと判断したかまたは拒否したメッセージの数を表します。 |
RBL統計値 |
このセクションは、設定したRBLホストへの接続状況と、そのRBLサーバの登録に基づいてインターネットサービスが行った動作の統計値を表示します。 |
SURBL統計値 |
このセクションは、設定したSURBLホストへの接続状況と、そのSURBLサーバの登録に基づいてインターネットサービスが行った動作の統計値を表示します。 |
[RBL/SURBL統計値のリセット]ボタン |
現在のRBL統計値およびSURBL統計値をクリアします。 |
[コントロール]タブ-[全般]タブ
タスク |
[タスク]では、以下の処理を行います。 ? インターネットサービスにかかっている負荷を監視する(過大な処理を行っているかどうかを確認する) ? オペレーティングシステムでインターネットサービスの処理を実行する優先度を設定する(インターネットサービスに多くの処理能力を割り当てる) ? タスクの詳細な統計値をコンソールまたはログファイルに記録して、診断を実行できるようにする。 アクティビティはインターネットサービスのコンソールに記録されます(Windows)。また、[ログをディスクに書き込み]を有効にすると、InetSvcs.LOGファイル(Windows)またはfcisd.logファイル(MacおよびLinux)に記録されます。これらのファイルは、インターネットサービスの実行ファイルと同じ場所に作成されます。 |
タスクの優先度 |
インターネットサービスの優先度を設定します。 インターネットサービスを専用マシンで実行している場合は、優先度を[高]に設定して、システムの処理速度が下がるのを防ぐことができます。FirstClassサーバとインターネットサービスを同じマシンで実行している場合は、優先度を[中]に設定して、システムのパフォーマンスが最大になるようにすることをお勧めします。インターネットサービスをバックグラウンド処理として一時的に実行する場合は、[低]を選択します。 |
インターネットサービスを終了 |
インターネットサービスをリモートでシャットダウンします。 |
今すぐインターネットに接続 |
インターネットサービスが(例えば、常時接続ではなく)ダイヤルアップで接続している場合に、(接続スケジュール設定にかかわらず)インターネットにダイヤルアップ接続するようインターネットサービスに指示します。 |
設定 |
[更新]ボタンを押すと、インターネットサービスが設定フォーム(InetSvcs.cf)を再読み込みします。 注意FirstClassは、数分おきに設定フォームを自動的に再読み込みします。このボタンは、今すぐ再読み込みをしたい場合にクリックしてください。 設定の再読み込み中は、インターネットモニタのステータスランプが黄色になります。 [ログをディスクに書き込み]ボタンは、トラブルシューティングで必要になる場合があります。 |
[コントロール]タブ-[接続]タブ
接続保留数 |
スパムメールを配信してシステムの悪用を試みるシステムであることが判明しているシステムからの接続をキャプチャし、その接続を遅延させます。このようなメールを送信するシステムを遅延させることでSMTPメールに一括で対処するやり方は、有効な方法だと考えられています。 この機能を無効にするとランプは消灯し、有効にすると緑色に点灯します。棒グラフは、インターネットサービスが現在保留状態にしている接続の数を表します。 |
[ログ作成]ボタン |
保留対象となっているIPアドレス(再び接続を試みた場合に保留状態にされるアドレス)のリストを作成し、コンソールとログファイルに記録します。 |
[クリア]ボタン |
保留リストからすべてのIPアドレスを削除します。 |
一時ブロックリスト |
接続保留機能と似ていますが、疑わしいIPアドレスからの接続をキャプチャして遅延させるのではなく、このリストのアドレスからの接続をすべて拒否します。 |
[ログ作成]ボタン |
現時点で一時ブロックリストに登録されているIPアドレスのリストを作成し、コンソールとログファイルに記録します。 |
[クリア]ボタン |
一時ブロックリストからすべてのIPアドレスを削除します。 注意アクティビティはコンソールに記録されます(デーモンとして実行している場合を除く)。また、[ログをディスクに書き込み]を有効にすると、InetSvcs.LOGファイル(Windows)またはfcisd.logファイル(MacおよびLinuxデーモン)に記録されます。これらのファイルは、インターネットサービス実行ファイルと同じ場所作成されます。 |
[コントロール]タブ-[ディレクトリ]タブ
DNSキャッシュ |
[ログ作成]ボタン |
DNSアクティビティのリストを作成し、コンソールとログファイルの両方に記録します。 |
[クリア]ボタン |
DNSキャッシュからすべての内容を削除します。 |
ディレクトリ同期 |
[メールエイリアスのログ作成]ボタン |
インターネットサービスのインターネットエイリアステーブルの内容をコンソールまたはログに出力します。 |
[POP3/IMAP4インポートのログ作成]ボタン |
ユーザの[メールのインポート]フォームに登録されているすべてのPOP3/IMAP4クライアントのリストの内容を、コンソールおよびログに出力します。 注意アクティビティはインターネットサービスのコンソールに記録されます(Windows)。また、[ログをディスクに書き込み]を有効にすると、インターネットサービスの実行ファイルと同じ場所にあるInetSvcs.LOGファイル(Windows)またはfcisd.logファイル(MacおよびLinux)に記録されます。 |
[コントロール]タブ-[HTTP]タブ
このタブには、インターネットサービスのHTTPキャッシュの統計値が表示されます。
HTTPキャッシュ |
[ログ作成]ボタン |
HTTPアクティビティのリストを作成し、コンソールとログファイルの両方に記録します。 注意アクティビティはインターネットサービスのコンソールに記録されます(Windows)。また、[ログをディスクに書き込み]を有効にすると、インターネットサービスの実行ファイルと同じ場所にあるInetSvcs.LOGファイル(Windows)またはfcisd.logファイル(MacおよびLinux)に記録されます。 |
[クリア]ボタン |
HTTPキャッシュからすべての内容を削除します。 |
[ログ]タブ
このタブを使用して、インターネットサービスのログファイルに記録するデバッグの種類ごとにログレベルを設定します。ログファイルはInetSvcs.LOGファイル(Windows)かFCISD.logファイル(MacおよびLinux)に記録され、どちらのファイルもインターネットサービス実行ファイルと同じ場所に作られます。
ヒント
ログレベルは、問題を特定するために詳細な情報が必要になる場合を除いて、低い値に設定することをお勧めします。詳細な情報が必要な場合でも、その問題に関連する特定のカテゴリのデバッグレベルだけを変更してください。そうしないと、インターネットサービスのパフォーマンスが低下する可能性があります。
[ログレベルのリセット]ボタン |
ログレベルをクリアし、値を0に戻します。 |
[ログをディスクに書き込み]ボタン |
コンソールのメッセージがディスクのログファイルに書き込まれている間、ランプが緑色に点灯します。それ以外の場合には、ランプは点灯しません。このボタンを押すと、ディスクへのログの書き込みが有効または無効になります。 注意アクティビティはインターネットサービスのコンソールに記録されます(Windows)。また、[ログをディスクに書き込み]を有効にすると、インターネットサービスの実行ファイルと同じ場所にあるInetSvcs.LOGファイル(Windows)またはfcisd.logファイル(MacおよびLinux)に記録されます。 |
[ログにマーカを挿入]ボタン |
コンソールのログまたはログファイルに、インターネットサービスに関する情報を挿入して印を付けます。ログファイルに書き込まれる情報が大量にあるため、区切りを入れて情報を見やすくしたい場合に有効です。 |
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