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フォームのタブ
このフォームを使用して、ユーザグループが利用できるFirstClassの機能を設定します。
FirstClassでは、ユーザが所属するグループによってそのユーザの権限が決まります。ユーザが所属しているグループの一覧を確認するには、そのユーザの[ユーザ情報]フォームを開いてください。所属グループが複数ある場合、FirstClassはまずグループ一覧の先頭にあるグループに設定された権限を適用し、次にそのすぐ下にあるグループに設定された権限を適用します。さらにグループがある場合も同様です。権限を有効にする場合はこの点にご注意ください。


グループ名
このユーザグループの名前です。
[モデルデスクトップ]ボタン
このユーザグループのモデルデスクトップを開きます。
[リソース]ボタン
このユーザグループの[rules]フォルダを開き、ルールとリソースを表示します。
このフォルダ内にあるルールとリソースは、デスクトップ用テンプレートで使用します。
[基本設定]タブの[デスクトップレイアウト]で[デスクトップ表示]を選択すると、このフォルダにアップロードしたリソースがログイン時に送信されます。
組織単位
このフィールドは、大規模で複雑な組織でFirstClassを利用する’場合や、FirstClassディレクトリサービスを利用する場合に必要となります。
組織単位のレベルを選択してください。FirstClassディレクトリサービスを利用する場合、このレベルがご利用の組織内でのポジションを正しく反映するようにしてください。
同じグループ名の使用を禁止する
異なる組織単位に所属する別々のユーザを同じユーザ名でディレクトリに登録できるようにする場合に選択します。
7202010_20004_0.png注意
重複したディレクトリの登録を許可するには、[システムプロファイル]の[同一ユーザ名の使用を禁止]フィールドも無効にする必要があります。
FirstClassディレクトリサービスを使用している場合は、1つの組織単位でユーザ名を固有にする必要はありません。
備考
このユーザグループについての補足事項です。




[機能]タブ
このタブを使用して、このグループの権限を設定します。


デスクトップ
カレンダー
ユーザがFirstClassのカレンダーを共有できるようにします。この権限がないユーザは、個人のスケジュール管理にカレンダーを利用することはできますが、他のユーザに予定への参加を依頼することはできません。
コンタクト
ユーザが自分のコンタクトデータベースで電子メールアドレスとメールリストを利用できるようにします。この権限がないユーザは、自分の[コンタクト]フォルダに登録することはできますが、登録したコンタクトをメッセージの宛先に指定することはできません。
Webサイトの公開
ユーザが自分のWebページを公開できるようにします。このホームページには、HTTPまたはFTPでアクセスできます。自分のWebページを作成していないユーザのWebサイトにアクセスすると、そのユーザのプロフィールが表示されます。したがって、自分のプロフィールがインターネットに公開される可能性があることを、必ずユーザに知らせておいてください。
共有ドキュメント/プロフィール
ユーザが自分の[共有ドキュメント]フォルダを作成して、その内容を公開できるようにします。また、他の認証ユーザに対してもユーザのWebサイトを公開できるようにします。
7202010_20004_0.pngFirstClass Webサービス
ご利用の組織がFirstClass Webサービスを利用している場合、この権限を有効にすると、ユーザは自分のプロフィールやブログを公開したり、他のユーザにフォローを許可したりできるようになります。
メッセージ
他ユーザへのメール送信
ユーザがメールを送信できるようにします。この権限を持たないユーザでも、メールの受信は可能です。
インターネットメール
サーバでインターネットアドレスを照合する場合に選択する必要があります。
送信取り消し
ユーザがいったん送信したメッセージを取り消せるようにします。この権限があっても、(インターネットの電子メールなど)ゲートウェイ経由で送信または移動されたメッセージを取り消すことはできません。
転送
ユーザがメールボックスや会議室内のメールを転送できるようにします。ユーザがメッセージを転送すると、FirstClassはそのメッセージのコピーをもう一度作成するため、さらに保存領域が必要になります。したがって、ディスク容量が限られている場合は、この権限を無効にしておくことをお勧めします。
送信メールの有効期限設定
ユーザが送信メールの有効期間を変更できるようにします。ユーザが設定した有効期限は、会議室やフォルダで設定された他の有効期限より優先して適用されます。この権限がないユーザでも、自分のメールボックスや自分が作成した会議室内でメッセージの有効期限を変更することは可能です。
重要度(高)の設定
ユーザがメッセージを[重要度(高)]に設定できるようにします。ご利用のシステムやゲートウェイで重要度(高)のメッセージを優先的に処理するように設定できる場合は、この権限を無効にしておくことをお勧めします。
確認メッセージの受け取り
ユーザが確認メッセージの受け取りを設定できるようにします。確認メッセージはサーバのメッセージトラフィックを増大させることがあるため、この権限を無効にしておくことをお勧めします。
未読/既読の切替
ユーザがメッセージの未読フラグの表示と非表示を切り替えられるようにします。ユーザが未読フラグを消してからメッセージを開くと、確認メッセージは送信されなくなります。また、ユーザの名前がそのメッセージの履歴に記録されなくなります。
メールルールの作成
ユーザが自分用のメールメールを作成できるようにします。
メールボックスの権限
ユーザが自分のメールボックスの権限を編集できるようにします。
ツール
会議室へのメール送信
必要な権限が与えられている会議室に、ユーザがメールを送信できるようにします。この権限がないユーザでも、必要な権限が与えられている会議室内のメッセージを読むことは可能です。
在席確認
ユーザが[在席確認]で他のユーザのログイン状況を確認できるようにします。
プロフィールの表示
ユーザが他のユーザのプロフィールを確認できるようにします。
プロフィールの作成
ユーザが自分のプロフィールを作成できるようにします。
インスタントメッセージ
ユーザがテキストを使用してリアルタイムに会話できるようにします。この権限がないユーザの名前、および[基本設定]でインスタントメッセージの招待を拒否しているユーザの名前は、ディレクトリおよび在席確認の画面で斜体表示されます。この権限がないユーザでも、管理者から招待を受けたチャットには参加できます。
チャットルームに参加
公開チャットルームで、ユーザがテキストを使用してリアルタイムに会話できるようにします。
この権限がないユーザでも、オブジェクトを開く権限のある会議室に保存されたチャットルームの会話記録を開くことは可能です。
チャットルームの作成
ユーザが公開チャットルームを作成できるようにします。
コンタクトデータベースの共有
ユーザが自分のコンタクトデータベースを他のユーザと共有できるようにします。
会議室の共有
ユーザが自分のデスクトップ上、または適切な権限のあるコンテナ内に会議室を作成できるようにします。この権限は、会議室の[子会議室の作成]権限と連動します。ユーザが子会議室を作成できるのは、[子会議室の作成]権限を持つ会議室の中だけです。
カレンダーの共有
ユーザが、共有カレンダー、場所カレンダー、備品カレンダーを作成して、他のユーザと共有できるようにします。
ワークスペースの共有
2102006_35208_0.pngバージョン12.0より前のFirstClassを使用していた場合にのみ設定します。
ユーザがワークグループを作成して、自分のデスクトップ上に作成した個人用のワークスペースを共有できるようにします。ワークスペースには共有カレンダーやチャットルームなどのオブジェクトを作成できます。ただし、オブジェクトを使用したり共有したりするには適切な権限が必要です。
ディレクトリに公開
オブジェクトの名前をディレクトリに公開するかどうかを設定できる権限です。この権限は、会議室の[子会議室の作成]権限、またはカレンダーの[アイテムの作成]権限と連動します。この権限を持たないグループに所属するユーザが作成した会議室とカレンダーは、管理者用ディレクトリを含め、ディレクトリには表示されません。ディレクトリに表示されない会議室にメッセージを送信するには、その会議室内で[メッセージ]>[新規メッセージ]を選択してメッセージを作成してください。
コミュニティメンバーの登録
2102006_35208_0.pngFirstClass Webサービス用の機能ですが、現時点では利用できません
ユーザが、アカウントをまだ持っていない外部ユーザをコミュニティに招待できるようにします。
外部の通知
2102006_35208_0.pngFirstClass Webサービスを利用している場合にのみ設定します。
FirstClassをメールシステムとして使用していない外部ユーザが、コミュニティの活動に関する通知を受け取れるようにします。FirstClassを利用しているグループに対してこの権限を有効にしないでください。有効にすると、通知がメールボックスに送られず、直接リダイレクトされてしまいます。
7202010_20004_0.pngコミュニティレギュラーユーザ
コミュニティレギュラーユーザに対しては、この権限は常に有効になっています。このチェックボックスの選択状態は反映されません。
表示
個人情報コンテナの管理(PIM)
このグループのユーザがFirstClass Webサービスクライアントを使用しているときに、メールボックス、コンタクトフォルダ、個人カレンダーなどの個人アイテムを表示できるかどうかを設定します。このチェックボックスを選択すると、個人アイテムが表示されるようになります。
このチェックボックスをクリアした場合は、[機能]タブで以下の設定を行う必要があります。
? [外部の通知]を選択する
? [FirstClassクライアント]をクリアする
FirstClassコミュニティーズ
2102006_35208_0.pngFirstClassコミュニティーズを以前に使用していた場合にのみ設定します。
以前のFirstClassコミュニティ(現在のFirstClass Webサービスにあたる機能)のインタフェースを表示できるようにします。
コンテンツ
アップロード
ユーザがファイルをメッセージに添付してコミュニティにアップロードできるようにします。添付ファイルを会議室に送信する場合、この権限は[アイテムの送信]権限と連動するため、ユーザが添付ファイルを送信できるのは[アイテムの送信]権限を持つ会議室だけです。ファイルをコンテナに直接アップロードする場合、この権限は[アイテムの作成]権限と連動するため、ユーザがファイルを直接アップロードできるのは、[アイテムの作成]権限を持つコンテナだけです。
ダウンロード
ユーザが添付ファイルを保存したり、外部フォルダや会議室からファイルをダウンロードしたりできるようにします。この権限は[ファイルと添付ファイルのダウンロード]権限と連動するため、ユーザがダウンロードできるのは、[ファイルと添付ファイルのダウンロード]権限を持つ会議室だけです。
クリップボードにコピー
ユーザがFirstClassの内容をコピーおよび貼り付けできるようにします。
ローカルディスクに保存
ユーザがFirstClassの内容を自分のコンピュータに保存できるようにします。
印刷
ユーザがFirstClassの内容を印刷できるようにします。
管理権限
副管理者
このグループのメンバーを副管理者に指定します。
サーバの監視
この権限があるユーザは、デバッグやログのオプションなど出力情報の設定、サーバモニタの閲覧、およびサーバ統計値の取得が可能です。
サーバの管理
この権限のあるユーザは、[サーバの監視]権限で許可されている機能に加えて、以下の機能を利用できます。
? 監査の実行と停止
? FirstClassサーバの高速シャットダウンと標準シャットダウン
? 同報メッセージの送信
? 管理者と副管理者を除くすべてのユーザの強制ログオフ
? ゲートウェイの開始
? サービスのリセット
? ログインの有効化と無効化
? サーバの優先度の変更
? ミラーの一時停止、再開、再同期
? スナップショットのための一時停止と再開
アクセス方法
7202010_20004_0.png注意
すべての権限を無効にすると、ユーザはログインできなくなります。
FirstClassクライアント
ユーザがFirstClassデスクトップクライアントでサーバにアクセスできるようにします。
Webブラウザ
ユーザがWebブラウザでサーバにアクセスできるようにします。管理者に対してこの権限を有効にすると、Webブラウザで管理者としてログインできるようになります。セキュリティの観点から、管理者にはこの権限を与えないことをお勧めします。
コマンドライン
ユーザがターミナル、Telnet、またはターミナルエミュレータでサーバにアクセスできるようにします。
インターネットクライアント
ユーザがPOP3とIMAP4でサーバにアクセスできるようにします。
FTP/CIFSクライアント
ユーザがFTPクライアントまたはCIFSクライアントでサーバにアクセスできるようにします。
LDAP/Fingerクライアント
ユーザがLDAPクライアントまたはFingerクライアントでサーバにアクセスできるようにします。
オフライン作業
ユーザがFirstClassパーソナルでサーバにアクセスできるようにします。リモートユーザはこの機能を使用できません。
モバイルクライアント
ユーザがモバイルデバイスでサーバにアクセスできるようにします。
特別な状態
特別な状態の権限がユーザに与えられると、そのユーザが所属する他のグループでの設定にかかわらず、その権限による状態が維持されます。この設定より優先して適用されるのは、ユーザの[ユーザ情報]フォームの設定だけです。
無期限アカウント
ユーザのアカウントが非アクティブ状態になっても、そのアカウントが自動的に削除されないようにします。通常、非アクティブ状態のアカウントは、[システムプロファイル]の[非アクティブ状態から削除されるまでの日数]で設定した日数後に削除されますが、この設定はそれより優先して適用されます。
非公開ディレクトリの閲覧
ディレクトリで公開しない設定にされている(会議室やユーザ名などの)エントリとユーザ名を、ユーザがディレクトリと在席確認で閲覧できるようにします。
ただし、ディレクトリで公開しない設定にされている会議室を開くことはできません。
ユーザ情報の閲覧
ユーザが他のユーザのユーザ情報を閲覧できるようにします。
どの[ユーザ情報]フォームでも、パスワードのフィールドはアスタリスク(*)で表示されますが、ユーザIDはそのまま表示されます。この権限を持つユーザが他のユーザのプロフィールを表示しようとすると、プロフィールではなく[ユーザ情報]フォームが表示されます。[ユーザ情報]フォームからそのユーザのプロフィールを表示できますが、デスクトップや基本設定を開くことはできません。ユーザ情報を公開しないようにする場合は、この権限を無効にしてください。
ユーザ情報の編集
[ユーザ情報の閲覧]権限を持つユーザが、[ユーザ情報]フォーム上でパスワードを含むすべての情報を変更できるようにします。この権限を利用すれば、完全な副管理者権限を与えなくても他のユーザに管理作業を任せることができます。ただし、この権限を持つユーザでも、他のユーザのデスクトップや基本設定を表示したり、副管理者を割り当てたり、管理者や副管理者の[ユーザ情報]フォームを編集したりすることはできません。
SMTPリレー
ユーザがSMTPリレーを実行できるようにします。
アプリケーション開発者
ユーザがアプリケーションルールを作成できるようにします。




[基本設定]タブ


基本設定の編集フォーム
ユーザが[基本設定]フォームで自分の基本設定を編集できるようにします。この権限をゲストアカウントに与えないようにすれば、ゲストアカウントを常に同じ状態に保つことができます。この権限を有効にすると、各ユーザの[基本設定]フォームでの設定が、このタブの設定より優先して適用されます。
パスワードの変更
ユーザが自分のパスワードを変更できるようにします。
個別に管理する基本設定
在席確認
ユーザが自分の在席状況に関する設定を行えるようにします。
自動転送
ユーザが[基本設定]フォームで自動転送、自動リダイレクト、および携帯電話への転送を設定できるようにします。
自動返信
ユーザが[基本設定]フォームで自動返信を設定できるようにします。
メールのインポート
ユーザがPOP3メールのインポートを設定できるようにします。
事前に設定できるユーザの基本設定
デスクトップレイアウト


このグループで作成した新規ユーザに対して優先的に適用するデフォルトのデスクトップレイアウト(表示のプロパティ、サイズ、背景画像)です。
デフォルト


このユーザグループのモデルデスクトップ上にあるオブジェクトがユーザのモデルデスクトップに配置されます。ただし、表示のプロパティ、デスクトップの背景画像、およびサイズ設定は適用されません。
モデルからコピー

このオプションは、旧バージョンのシステムだけに適用されます。
有効にすると、モデルデスクトップの表示のプロパティ設定をユーザのデスクトップに適用します。コピーが行われるのはユーザが作成されたときです。したがって、既存のユーザのデスクトップには反映されません。
デスクトップ表示
アップロードしたリソースが、ユーザのログイン時にユーザのクライアントに自動でダウンロードされるようにする場合に選択してください。表示のプロパティが変更されると、すべてのユーザのデスクトップが更新されます。ユーザに適用される表示のプロパティは、[デスクトップのレイアウト]が[デスクトップ]表示になっているグループのうち、最後のグループのプロパティです。
返信の設定
このユーザグループのデフォルトの返信方法です。
タイムゾーン


このユーザグループのデフォルトのタイムゾーンです。このグループのメンバーであるユーザが、サーバの設置場所と異なるタイムゾーンの場所にいる場合に役立ちます。
デスクトップのインタフェース
このユーザグループのデフォルトのユーザインタフェースです。
バージョン8.2以前では、このフィールドのオプションがすべて適用されます。
コンタクトのフォーム
このユーザグループのデフォルトのコンタクトフォームです。
自分の在席状況の確認を許可するユーザ
このユーザグループのユーザの在席状況を確認できるユーザの範囲を設定します。この設定は以下の場所で適用されます。
? 在席確認
? 受信メッセージと送信メッセージの宛先領域
? ディレクトリ
? コンタクトデータベースとコンタクト一覧
? [会議室の権限]フォームと[カレンダーの権限]フォームの[対象]フィールドと[参加者一覧]フィールド
デフォルト


このグループにはこの設定が適用されません。システム全体のデフォルト設定では、すべてのユーザが在席確認ですべてのユーザの在席状況を確認できます。
基本設定に従う

このグループのユーザは、在席状況の確認を許可する相手を[基本設定]フォームで設定できます。
全体


このグループのユーザがオンライン状態かどうかを、すべてのユーザが確認できます。
所属組織のみ


このグループのユーザがオンライン状態かどうかを、同じ組織単位に所属するすべてのユーザが確認できます。
所属グループのみ
このグループのユーザがオンライン状態かどうかを、同じ第一組織単位に所属するすべてのユーザが確認できます。
誰にも見せない

このグループのユーザがオンライン状態かどうかを、管理者以外のユーザは確認できません。
インスタントメッセージの会話記録
強制しない
インスタントメッセージの会話の記録を許可しません。
強制する
インスタントメッセージのすべての会話が自動的に記録されるようにします。
デフォルト
会話を記録するかどうかをユーザが決定できるようにします。[デフォルト]に設定すると、[会話の内容を保存する]オプションがデフォルトで選択された状態になります。



[制限]タブ
このタブを使用して、接続時間とディスク容量を設定します。
各制限値では、ユーザが所属するすべてのグループで設定された値のうち最も大きい値が、そのユーザに通常適用される制限値になります。ただし、[ユーザ情報]フォームで値が設定されている場合は、その制限値が適用されます。


個人のメールの有効期間
ユーザのメールボックスにあるメッセージが自動的に削除されるまでの最大日数です。ユーザに該当する権限を与えれば、ユーザはここで設定された期間より優先して適用される期間を自分のメッセージに設定できるようになります。削除されたメッセージはユーザのごみ箱に移動され、ごみ箱のアイテムの消去で設定した日数が過ぎるまで保管されます。
1日の接続時間制限
1日(午前0時1分から翌日午前0時まで)の間に、ユーザがサーバに接続できる最大分数です。この時間は、システムプロファイルのデフォルト設定より優先して適用されます。
1人のユーザが同じユーザIDで同時に複数ログインした場合、このユーザのログイン時間は、それぞれの接続経過時間を合計した時間とみなされます。例えば、制限時間120分のユーザが同時に2つのセッションでログインし、各セッションで60分間接続したとすると、このユーザは割り当てられた時間を使い切ったことになります。
7202010_20004_0.png注意
このフィールドは、管理者および副管理者には適用されません。
非アクティブ状態からログオフまでの時間
ユーザが接続中に非アクティブ状態になってからログオフされるまでの最大分数です。この時間は、システムプロファイルのデフォルト設定より優先して適用されます。
ディスク使用量制限
各ユーザが利用できるディスクの最大容量をキロバイト単位で表したものです。この上限値に達すると、ユーザはメッセージやドキュメントなどのアイテムを作成できなくなりますが、メールの受信は可能です。
7202010_20004_0.png注意
管理者と副管理者は、割り当てられたディスク容量の2倍まで利用できます。
最大メッセージ受信者数
メッセージを送信できる宛先の最大数です。この数には、宛先、CC、BCCの受信者がすべて含まれます。
最大招待者数
このユーザグループに所属するユーザがインスタントメッセージや公開チャットに招待できる最大ユーザ数です。
クライアントの最低バージョン
このサーバへのログインを許可する最も低いFirstClassクライアントバージョンです。サーバと同じバージョンのクライアントに設定して、現バージョンのクライアントに備わっている機能をすべてのユーザが利用できるようにすることをお勧めします。
7202010_20004_0.png注意
このフィールドは、管理者および副管理者には適用されません。
ごみ箱のアイテムの消去
削除されたアイテムまたは有効期間が過ぎたアイテムが、ユーザのごみ箱に移動されてから監査によって完全に削除されるまでの日数です。1日にすると、それから24時間後にアイテムが削除されるか期限切れになり、その後システム全体の監査が自動的に行われたときに完全に削除されます。
非アクティブ状態から削除までの日数
ユーザのアカウントが非アクティブ状態になってから(サーバに接続しなくなってから)自動的に削除されるまでの最大時間です。




[ディレクトリ]タブ
このタブを使用して、このユーザグループのユーザがディレクトリで閲覧できるエントリの範囲を設定します。デフォルトでは、[Regular Users]グループと[Remote Users]グループのメンバーは、[All Users]、[All conferences]、および[All Calendars]グループに属するすべてのユーザとオブジェクトを閲覧できます。


ディレクトリでの閲覧を許可するグループ
ユーザグループや会議室グループを入力すると、そのグループに所属するユーザやオブジェクトだけが、このユーザグループに所属するユーザのディレクトリに表示されるようになります。ここに登録しなかったユーザループと会議室グループは、このグループに所属するユーザには表示されなくなります。
このグループのユーザがディレクトリで閲覧できるユーザグループや会議室を限定する場合に、この設定を行ってください。
ここに登録したユーザグループ、会議室グループ、カレンダーグループは、このユーザグループに所属するどのユーザのディレクトリにも表示されます。ここに登録しなかったユーザグループ、会議室グループ、カレンダーグループは、このユーザグループに所属するどのユーザのディレクトリにも表示されません。
次のグループを除外する
指定したグループに所属するアイテムが表示されないようにします。
次のグループを含める
除外されていたグループが表示されるようにします。
[All Users]グループでは、[グループA]と[グループB]という2つのグループが[次のグループを除外する]に登録され、[次のグループを含める]には何も登録されていません。ユーザの馬場さんは[All Users]グループのみに所属しているため、馬場さんのディレクトリには、[グループA]と[グループB]を除くすべてのオブジェクトが表示されます。
[従業員]グループでは、[グループA]が、[次のグループを含める]に登録されています。ユーザの加賀さんは[All Users]グループと[従業員]グループに所属しているため、加賀さんのディレクトリには[グループA]も表示されます。
[開発部]グループでは、[グループB]が、[次のグループを含める]に登録されています。ユーザの上野さんは[All Users]グループ、[従業員]グループ、および[開発部]グループに所属しているため、上野さんのディレクトリには[グループA]と[グループB]も表示されます。
[人事部]グループでは、[グループA]が[次のグループを除外する]に登録され、[次のグループを含める]には何も登録されていません。ユーザの神田さんは[All Users]グループ、[従業員]グループ、および[人事部]グループに所属しているため、神田さんのディレクトリには[グループA]と[グループB]を除くすべてのオブジェクトが表示されます。神田さんは[人事部]グループに所属しているため、[グループA]が表示される[従業員]グループに所属していても、[グループA]を閲覧できません。
自動表示される名前の最大数
名前の一部を入力して名前を自動検索する際に、ディレクトリに表示されるようにする名前の最大数です。ユーザに名前を完全に入力させて、検索しているユーザや会議室の名前を覚えてもらうようにするには、この値を1にしてください。また、自動登録ユーザに対しては、この値を[なし]か1に制限することをお勧めします。
ユーザが所属するすべてのグループで設定された値のうち最も大きい値が、そのユーザに通常適用される制限値になります。ただし、[ユーザ情報]フォームで値が設定されている場合は、その制限値が適用されます。
デフォルトは[無制限]です。このタブを使用して、ご利用のシステムのセキュリティを高めるようにしてください。この値を0にしておけば、(未登録ユーザや自動登録ユーザなどの)ユーザは、名前を一部だけ入力してディレクトリを表示することができなくなります。ただし、メールの宛先に設定するユーザの名前を正確に覚えることが必要になります。
閲覧可能なディレクトリフィールド
このユーザグループに所属するユーザにディレクトリで閲覧を許可するフィールドを選択してください。
フィールドを追加するには、[+]をクリックしてください。
フィールドを削除するには、[-]をクリックしてください。
ここで設定した並び順が、ディレクトリに表示されるフィールドの並び順になります。
7202010_20004_0.png注意
[第一の組織]を選択すると、ユーザの1番目の組織単位だけが表示されます。[複数の単位]を選択すると、ユーザが所属するすべての組織単位が表示されます。



[パスワード]タブ
このタブを使用して、このグループのパスワードポリシーを設定します。


パスワードの要件
このグループのパスワードに含める必要のある文字を指定します。含める必要のある文字の種類を多くするほど、パスワードの安全性は高まります。
追加の制限を適用する
このグループのユーザがパスワードに自分の名前やユーザ名を含めることを禁止します。
最近使ったパスワードの再利用
パスワードの有効期限が切れたときに、最近使ったパスワードの使用をユーザに許可するか新しいパスワードを設定してもらうかを管理者が選択できます。最近使ったパスワードを禁止すると、ユーザは直近の5つのパスワードを利用できなくなります。
パスワードの有効期間
パスワードが無効になるまでの期間です。定期的にパスワードを変更する方が、安全性は向上します。このフィールドは、FirstClassクライアントまたはWebブラウザでアクセスした場合にだけ設定できます。
パスワードの最小文字数
ユーザがこの文字数以上のパスワードを作成しなければならないようにします。パスワードは長いほど推測しにくくなります。このフィールドは、FirstClassクライアントまたはWebブラウザでアクセスした場合にだけ設定できます。
接続設定ファイルへの保存
接続設定ファイルへのパスワードの保存をユーザに許可するかどうか選択します。管理者と副管理者に対してはこの機能を無効にすることを強くお勧めします。
7202010_20004_0.png注意
この機能は、FirstClassクライアントのバージョン8.0以上だけに有効です。
パスワードポリシーの説明
ユーザが無効なパスワードを入力したときに、このパスワードポリシーをユーザに表示します。ユーザに表示したい内容を入力してください。
ユーザがパスワードポリシーの異なる複数のグループに所属していた場合は、すべてのグループの説明が表示されます。




セキュリティ]タブ
このタブを使用して、このグループのさまざまなセキュリティ設定を行います。


接続時の暗号化
[サービス設定]フォームでユーザに指定してもらう暗号方式を選択してください。
ログイン失敗の最大試行回数
このグループのメンバーであるユーザが無効なログイン資格情報を入力できる最大回数です。この回数を超えると、ユーザは1分間ロックアウトされます。
モバイル機器の再接続期間
モバイルデバイスの接続が自動的に切れたためにユーザがパスワードの再入力を求められるまでの時間を分単位で指定します。
添付ファイルの名前と拡張子の制限
このフィールドは、FirstClassシステム経由でウイルスが送られてこないようにするためのものです。既知のウイルスがある場合は、このフィールドにその正確な添付ファイル名を入力してください。FirstClassは、ここで設定した名前の添付ファイルをアップロードまたはダウンロードできないようにします。
このフィールドを使用して、特定の種類のファイルをアップロードまたはダウンロードできないようすることもできます。ファイルの拡張子を、ワイルドカード(*)に続けて入力してください。FirstClassは、ここで設定した種類のファイルをアップロードまたはダウンロードできないようにします。
添付ファイルの制限を[All Users]グループや自分で作成したグループに設定することは可能ですが、[All Users]グループ以外の標準グループ群に属するグループには設定しないでください。



[サービス]タブ
このタブを使用して、Webサービス、インターネットサービス、音声サービス(FirstClassユニファイドコミュニケーション)、アーカイブサービス、コンテンツサービスのグループ設定を行います。


Webサービス
デフォルトのグループ用Webドメイン
FirstClass Webサービスのサイトで利用する登録ドメイン名です。
インターネットサービス
メールアドレスのドメイン
ご利用の登録ドメイン名です。
すべてのユーザにドメイン名を1つだけ使用する場合は、[All Users]グループの[グループ権限]フォームにあるこのフィールドでデフォルト値を設定し、各ユーザグループや会議室グループのフォームには何も設定しないでください。
複数のドメイン名を利用するような大規模で複雑な組織の場合は、第一組織単位の[グループ権限]フォームでそれぞれのドメイン名を入力してください。この設定は、ユーザがインターネットメールの送信用エイリアスを選択する際の選択肢に反映されます。また、すべてのドメイン名を[複数サイトと複数言語の設定]フォームに登録しておく必要があります。
デフォルトのグループ用Webドメイン
この組織単位(OU)で独自のWebドメインを使用している場合は、ここに入力してください。このフィールドに何も入力しない場合は、[インターネットの基本設定]フォームの[Web(HTTP)サーバのドメイン名]に設定されたドメイン名が使用されます。
WebDAVのドメイン
WebDAV接続をサポートするインターネットサービスを実行しているマシンの登録ドメイン名です。ドメインは「https://」に続けて入力する必要がありますが、末尾に「/」を入力しないでください。
アーカイブサービス
個人メールをアーカイブする
このグループでアーカイブサービスを有効にします。
共有カレンダーの予定と作業をアーカイブする
共有カレンダーで、このグループのユーザが作成者または参加者となっているすべての予定と作業をアーカイブするよう設定します。
ドキュメント、wiki、ブログをアーカイブする
このグループのユーザが作成したすべてのドキュメント、wikiページ、ブログエントリをアーカイブするよう設定します。
アーカイブ期間
アーカイブ期間を日数で入力します(例えば、「1820」と入力して[OK]をクリックすると、「260週間」(5年)に変換されて表示されます)。
保存できる期間は7年です。
どのコンテンツも削除しない
ユーザを訴訟ホールド(保存されているコンテンツが削除されない状態)の対象にします。
既存のコンテンツに以前のアーカイブ期間を使用する
新しいアーカイブ期間を新しいコンテンツにのみ適用します。
このチェックボックスを選択すると、アーカイブ期間が変更されても、その新しい設定によって有効期限切れとなった保存済みメッセージはすぐに削除されず、最初に設定された有効期限が過ぎるまで保存されます。
コンテンツサービス
コンテンツのスキャニング
このグループでコンテンツのスキャンを有効にします。
内部メッセージを送信する前にサードパーティ製のスキャナに送り、不適切なコンテンツがないかどうかを確認します。



[管理]タブ
このタブを使用して、全般的な管理設定を行います。


以下のグループの管理を、このグループのユーザに許可
このグループのユーザはすべて、ここで設定した他のグループのメンバーの[ユーザ情報]フォームを閲覧および編集できるようになります。
7202010_20004_0.png注意
ここで設定したグループのユーザだけを管理させるようにするには、[ユーザ情報の閲覧]権限を無効にしてください。
このグループのユーザが管理できるようにするグループをここに登録してください。




[プロフィール]タブ
このタブを使用して、FirstClass Webサービスでこのグループに付ける名前を指定します。[組織階層]は、FirstClass Webサービスの旧版製品であるFirstClassコミュニティーズにのみ適用されます。


FirstClass Webサービスのグループ名
グループの外部タグ
ここにタグを入力すると、このグループがFirstClass Webサービスクライアントに表示されます。
FirstClassのデータを使用するアプリケーションを開発する場合は、このフィールドを使用すれば、実際のグループ名に関係なくグループを特定できるようになるため、アプリケーションの論理フローに役立ちます。
組織階層
親グループ
このグループが所属する親グループ(部署)を一覧表示します。
このグループのメンバーに組織階層の表示を許可します。
このタブで設定された組織階層の表示をこのグループのメンバーに許可します。階層はユーザの[プロフィール]ページに表示されます。
[プロフィール]ボタン
グループのプロフィールを表示します。


 

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