カレンダーグループの権限

このフォームを使用して、カレンダーグループの属性を設定します。カレンダーグループの属性は、そのカレンダーグループに属するすべてのカレンダーに適用されます。ただし、カレンダーに固有の属性が設定されている場合は、その属性が優先されます。

有効期間	［予定］または［作業］が、このカレンダーグループのカレンダーから削除されるまでの日数です。［デフォルト］を選択すると、ご利用のサーバで設定したデフォルトの有効期間が適用されます。
対象	このカレンダーグループのカレンダーへのアクセス権限を設定するユーザまたはユーザグループの名前です。メッセージに宛先を入力するのと同じ手順で、名前を追加してください。設定の際、以下に説明するように、ユーザとユーザグループを登録する並び順が重要になります。名前を途中に挿入するには、挿入したい場所のすぐ上にある名前をクリックし、［Enter］キーまたは［Return］キーを押してください。名前を移動するには、リスト内で名前を選択し、移動したい場所までドラッグしてください。名前を削除するには、その名前を選択して［Delete］キーを押してください。
アクセスレベル	［対象］フィールドに追加したユーザまたはユーザグループごとにアクセスレベルを選択してください。
権限	必要に応じて、個別の権限を利用してこの権限をカスタマイズしてください。

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［対象］フィールドの並び順

［対象］フィールドにユーザとユーザグループを登録する場合は、意図した権限設定になるよう、正しい並び順にする必要があります。設定できるアクセスレベルについて十分に理解してから、ユーザおよびユーザグループの登録順を決めてください。

ユーザがこのカレンダーグループのカレンダーを開くと、FirstClassは［対象］のリストを上からチェックします。そのユーザまたはそのユーザが所属するグループを最初に見つけると、FirstClassはそこで設定されているアクセスレベルを適用します。したがって、［All Users］グループを一番上に登録して、そのアクセスレベルを［すべて禁止］にすると、誰もこのカレンダーグループのカレンダーにアクセスできなくなります。

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アクセスレベル

アクセスレベルとは、個別の権限をあらかじめ組み合わせたものです。ユーザやユーザグループに対して、アクセスレベルを指定するか、個別の権限を有効または無効にしてアクセスレベルをカスタマイズできます。

すべて禁止	このカレンダーグループのカレンダーにアクセスできません。
時間表示可	このカレンダーグループのカレンダーを見ることはできますが、表示されるのは予定および作業に設定した時刻だけです。
スケジュール作成可	このカレンダーグループのカレンダーに予定を間接的に作成できます。ユーザが別のカレンダーに予定を作成して備品か場所を予約すると、該当する備品カレンダーか場所カレンダーに予定が追加されます。
時間表示/スケジュール作成可	このカレンダーグループに属するカレンダーの閲覧（予定と作業に設定した時刻のみ）と、予定の間接的な登録が可能です。
件名表示/スケジュール作成可	このカレンダーグループに属するカレンダーの詳細の閲覧と、予定の間接的な登録が可能です。
件名表示/スケジュール編集可	前述のすべての権限に加えて、カレンダーの予定と作業の表示/編集/削除、添付ファイルのダウンロード、および履歴の表示ができます。
ユーザ設定	個別の権限を選択することでアクセスレベルが定義されます。上記以外のアクセスレベルにカスタマイズすると、自動的に［ユーザ設定］になります。

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個別の権限

［権限］フィールドのアイコンは、個別の権限を表しています。アイコンの意味を表示するには、マウスカーソルをそのアイコンの上に乗せてください。権限を有効または無効を切り替えるには、その権限のアイコンをクリックしてください。

注意

権限によっては、以下で説明するように、特定のユーザ権限と組み合わせた場合にだけ使用できるものがあります。

設定できる個別の権限は以下の通りです。

権限の編集	この［カレンダーグループの権限］フォームを編集できます。この権限を設定すると、［対象］フィールドへのユーザとユーザグループの追加も可能になります。
主催者	ユーザに［主催者］としての権限を与えます。主催者のいるカレンダーでユーザがアイテムを承認するには、［アイテムの承認］権限が必要になります。
すべてのアイテムの削除	他のユーザから送信されたアイテムを含む全アイテムを削除できます。
アイテムの作成	予定と作業を作成したり、アイテムをカレンダーに移動したりできます。
読み取り専用アイテムの編集	本来は編集できないアイテムを編集できます。この権限を有効にするには、［アイテムの編集］権限も有効にする必要があります。この権限だけは、管理者にも自動的には割り当てられません。この権限は通常のFirstClassの動作より優先されますので、選択する場合はご注意ください。
アイテムの編集	通常は編集できない予定または作業を編集できます。この権限が有効になっている共有カレンダーに予定が作成されている場合は、その予定を編集できます。この権限が有効になっていても、その予定が個人カレンダーに作成されたもので、共有カレンダーが参加者になっている場合、その共有カレンダーの予定を他のユーザが編集することはできません。
ウィンドウと表示のプロパティの保存	カレンダーのウィンドウに対して、デフォルトの位置、大きさ、および表示のプロパティを変更できます。この権限を持つユーザは、他のユーザがこのカレンダーにアクセスしたときのデフォルト表示を変更できます。したがって、有効にする場合はご注意ください。
アイテムの承認	未承認アイテムを閲覧および承認できます。この権限を持つユーザが送信したアイテムは自動的に承認されます。
自分のアイテムの削除	自分のアイテムの削除と、プロパティの変更が可能です。
秘密度が［非公開］でないアイテムの閲覧	秘密度が［非公開］でないアイテムの詳細を表示できます。
アイテムの検索	このカレンダーグループのカレンダーを検索できます。
参加者の追加	備品カレンダーと場所カレンダーだけに適用されます。他のカレンダーに予定を作成して備品や場所を予約することで、カレンダーを更新できます。
アイテムを開く	予定と作業を開くことができます。
ファイルと添付ファイルのダウンロード	添付ファイルをダウンロードできます。ただし、［ダウンロード］権限が必要です。
権限の表示	この［カレンダーグループの権限］フォームを閲覧できます。
履歴の表示	アイテムの履歴を閲覧できます。
カレンダーを開く	このカレンダーグループのカレンダーを開くことができます。この権限では、予定と作業の時刻を見ることはできますが、それ以上の詳細を見ることはできません。

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