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  FirstClassのカレンダーについて
カレンダーについて
ただし、システム手帳と違い、他のユーザに自分のFirstClassカレンダーを閲覧したり更新したりしてもらうことができます。そのため、全員の都合のよい時間にミーティングなどのスケジュールを設定することができます。
FirstClassカレンダーの機能は会議室によく似ており、管理者が共有カレンダーを作成してユーザにアクセス権を与えたり、ユーザが独自のカレンダーを作成して他のユーザに利用してもらったりすることができます。
カレンダーの種類
FirstClassは、以下の種類のカレンダーをサポートしています。
カレンダーを開く
自分の個人用カレンダーを開くには、デスクトップにある［カレンダー］をダブルクリックしてください。
他のユーザのカレンダーを開くには、以下の操作を行います。
1 ディレクトリまたは在籍確認でユーザを選択します。
2 ［ユーザのカレンダーを開く］をクリックします。
カレンダーの表示
カレンダーは、ペインに分割して、会議室と同じように表示できます。どの表示形式でも、メッセージと同じ操作を実行できます。例えば、詳細表示では、カレンダーの予定を並べ替えることができます。
また、以下のようなカレンダー特有の表示形式があります。
ペインを特定の表示方法で表示するには、該当するツールバーボタンをクリックしてください。また、そのペインの［表示のプロパティ］で、［表示形式］から表示を選択することもできます。
予定が重複している場合は赤線で表示されます。また、緊急の作業と予定が先頭に表示され、緊急ではない予定と作業はその後に表示されます。 特定の日付への移動
カレンダーのテキストスタイルの変更
カレンダーのテキストは、どのような表示形式でも、フォントの種類、文字のサイズ、色を変更できます。開いているカレンダーのアイテム内で表示されているテキストには、この変更は影響しません。
変更するには、［表示のプロパティ］フォームで以下のフィールドを更新してください。
カレンダー表示のカスタマイズ
カレンダーの月表示と週表示は、以下のようにカスタマイズできます。
• 週番号を表示する（月表示）
• 週の始まる曜日を変更する（月表示と週表示）
カレンダー表示をカスタマイズするには、カレンダーの［基本設定］で、で必要な変更を行ってください。
カレンダーの予定について
受信したカレンダーの予定は、メッセージと同様に、開くまでは未読フラグが付きます。予定を開くと、その予定の詳細がすべて表示されます。 予定の参加依頼への応答
予定への参加依頼を受信したら、予定を開いて適切なボタンをクリックしてください。
［参加者］セクションの自分の名前の横に、返答に応じたアイコンが表示されます。
 注意参加依頼したユーザが同じローカルサーバ上にいない場合、そのユーザにはこのアイコンは表示されず、予定の履歴にも依頼を承諾したか辞退したかを示す情報は記録されません。そのため、必ず依頼者に対する返信メッセージが作成されます。
カレンダーの権限によっては、カレンダーではなくメールボックスに依頼が表示される場合があります。依頼を承諾すると、その予定はカレンダーに移動します。 カレンダーの予定の作成
カレンダー上での予定の作成
カレンダーに予定を追加するには、以下の操作を行います。
1 カレンダーを開きます。
2 ［作成］フィールドで［新規予定］を選択します。
簡単な方法特定の日に始まる予定を作成するには、その日付の横にある［新規予定］のアイコンをクリックしてください。日表示の場合は、予定の開始時刻をクリックしてください。
3 ［新規予定］フォームで予定の基本情報を更新します。
予定にリマインダを追加すると、予定の横に以下のアイコンが表示されます。
 4 ［参加者］セクションを更新して、参加者の招待、ディレクトリ内の備品の予約、および重複の有無の確認を行います。
重複がある場合は、ここで予定のスケジュールを変更できます。
5 カレンダーに予定を繰り返し表示する場合や他の詳細を設定する場合は、［繰り返し］セクションを更新します。
予定を繰り返すように設定すると、予定の横に以下のアイコンが表示されます。
 6 必要に応じて、メッセージと同じ手順で本文を追加します。
注意参加者が個人用カレンダーを持っている場合は、そのカレンダーにこの予定が追加されます。参加者が個人用カレンダーを持っていないか、参加者のカレンダーに予定を追加する権限を自分が持っていない場合は、参加者のメールボックスにこのフォームがメッセージとして送信されます。ユーザが予定への参加を承諾すると、予定はそのユーザの個人用カレンダーに追加されます。
共有カレンダーに予定を作成した場合、その予定は共有カレンダーに直接追加されるか、自分のカレンダーに追加されます（この場合はコピーが共有カレンダーに追加されます）。どちらの方法で追加されるかは、共有カレンダーに設定された権限によって決まります。この予定は、自分が登録した予定ではなく共有カレンダーで登録された予定として表示されます。
他のカレンダーからの予定の追加
予定は、カレンダー間でコピーできます。これは、共有カレンダーの予定を個人カレンダーに追加するときに便利です。
他のオブジェクトをコピーコピーするのと同じ手順で、予定をコピーしてください。コピーした予定は、元のカレンダーと同じ日付に表示されます。
インターネット経由での参加依頼の送信
インターネットアドレス（「@」を含むアドレス）を持つユーザに予定への参加を依頼すると、そのユーザにはiCalendar形式の添付ファイル付きメッセージが届けられます。依頼を受けたユーザは、この添付ファイルを自分が利用しているスケジュールアプリケーションにインポートできます。 カレンダーの予定の更新
予定の詳細を変更するには、その予定を開いて変更をしてください。
開始日を変更すると、その予定はカレンダー上の新しい日に移動します。また、この予定は参加者のカレンダー上でも移動し、再度フラグが表示されます。
 注意複数の参加者が含まれる予定の更新は、できるだけ行わないでください。参加者は予定のコピーをカスタマイズできますが、更新するとそのカスタマイズが上書きされます。ただし、予定の色やカテゴリ、リマインダ情報は変更しても、他の参加者の予定のコピーには影響を与えません。
参加者を削除すると、その参加者のカレンダーから予定が削除されます。
例外メールリストに属しているユーザとして招待されたユーザ、または共有カレンダーで作成された予定の参加者であるユーザのカレンダーには、更新は反映されません。
繰り返しの予定の一時的な変更
繰り返しの予定のうち、ある日の予定を変更すると、その予定を閉じたときにどの予定を更新するかを尋ねられます。
繰り返しの予定すべてを変更するか、現在の予定だけを変更するか、または現在の予定以降の繰り返しの予定をすべて変更することができます。
受信した予定の更新
受信した予定の色やカテゴリを変更したり、リマインダの内容を変更したりできます。このカスタマイズは、自分の予定のコピーにだけ適用されます。
応答ボタン（［了解］、［仮に了解］、または［辞退］）で前とは異なる返事をすることもできます。他のユーザには、新しい応答に対応したアイコンが応答者の名前の横に表示されます。 カレンダーの予定の削除
カレンダーの予定の作成を途中でやめることにした場合は、作成中のメッセージと同じく、予定が開いている間にその予定を削除してください。
以前作成した予定を削除すると、すべての参加者のカレンダーからその予定が削除されます。
例外予定を削除しても、メールリストに属しているユーザとして招待されたユーザ、または共有カレンダーで作成された予定の参加者であるユーザのカレンダーから予定は削除されません。
注意繰り返しの予定の場合、ある回の予定を削除すると、繰り返しの予定がすべて削除されます。
作業について
未完了の作業は、その開始日の［今日の一覧］に移動され、完了するまでそこに表示されます。完了すると、完了した日付に表示されます。
締め切りを過ぎた作業は赤字で表示されます。完了した作業には取り消し線が表示されます。
作業の詳細を確認するには、作業を開いてください。 カレンダーの作業の作成
カレンダー上での作業の作成
カレンダーに作業を直接追加するには、以下の操作を行います。
1 カレンダーを開きます。
2 ［作成］フィールドで［新規作業］を選択するか、［今日の一覧］で［新規作業］アイコンをクリックします。
3 ［新規作業］フォームで作業の基本情報を更新します。
作業にリマインダを追加すると、作業の横に以下のアイコンが表示されます。
4 他に詳細オプションを設定する場合は、［詳細］セクションを更新します。
5 必要に応じて、メッセージと同じ手順で本文を追加します。
注意カレンダーの作業の作成を途中でやめることにした場合は、作成中のメッセージと同じく、作業が開いている間にその作業を削除してください。
他のカレンダーからの作業の追加
作業は、カレンダー間でコピーできます。これは、共有カレンダーの作業を個人カレンダーに追加するときに便利です。
他のオブジェクトをコピーするのと同じ手順で、作業をコピーしてください。コピーした作業は、元のカレンダーと同じ日付に表示されます。 カレンダーの作業の更新
作業の詳細を変更するには、その作業を開いて変更を行ってください。
開始日を変更すると、その作業はカレンダー上の該当する日に移動します。
進捗状況の変更
作業の進捗状況を変更するには、作業のフォームの［進捗状況］で適切な状況を選択してください。
［完了］を選択すると、［完了日］に今日の日付が表示されます。この日付は、必要に応じて変更できます。
完了した作業は、一覧の一番下に移動します。
リマインダ
カレンダーの予定または作業を作成するときに、リマインダを表示するように設定できます。
ログインしている間に、予定または作業の作成時に指定した時刻になると、リマインダがツールバー上に［リマインダ］ボタンとして表示されます。カレンダーの予定の場合、このリマインダはその予定の参加者の［基本設定］に従って表示されます。
ログインしていない間にリマインダの時刻になると、リマインダはメールボックスにメッセージとして送信されます。
作成するすべての予定と作業、およびユーザが招待されている予定に対してデフォルトのリマインダ時間を指定するには、［基本設定］の［カレンダー］タブで［リマインダのデフォルト］を更新してください。 携帯電話へのリマインダの転送
電子メールが利用できる携帯電話を利用している場合は、携帯電話にリマインダを通知できます。
リマインダを携帯電話に転送するには、［基本設定］の［携帯電話に転送するアイテム］を更新します。［カレンダーのアイテム］で［する］または［重要度（高）のみ］を選択してください。
カレンダーの印刷
カレンダーを印刷に最適なビューで表示するには、［印刷］をクリックします。ブラウザの標準の印刷機能を使用して、このカレンダーを印刷できます。
複数カレンダーの1画面表示
複数のカレンダーの予定や作業を組み合わせて表示できます。例えば、共有カレンダーを自分の個人用カレンダーと組み合わせて表示できる場合、個人用カレンダーを開いて、その共有カレンダーの予定や作業を自分の予定や作業とともに表示できます。
 注意他のカレンダーの予定や作業を実際に追加しているわけではないため、その予定や作業がユーザ個人のスケジュールとみなされることはありません。
複数のカレンダーを1画面に組み合わせて表示するには、以下の操作を行います。
1 任意のカレンダーを開きます。
［カレンダーの一覧］に、組み合わせが可能なカレンダーがすべて表示されます。
2 追加表示するカレンダーの横にある［カレンダーを表示］をクリックします。
カレンダーに色を割り当てていない場合は、そのカレンダーの予定や作業はすべて同じ色で表示されます。
［カレンダーの一覧］内のカレンダーの横にある［カレンダーを隠す］をクリックすると、そのカレンダーに属する予定や作業がすべて表示されなくなります。
［カレンダーの一覧］内のカレンダーを開くには、そのカレンダーをダブルクリックします。 他のカレンダーの同時表示
あるカレンダーをカレンダーの一覧に追加するには、そのカレンダーへのリンクを作成します。例えば、Our Group Calendarというカレンダーを自分の個人用カレンダーに追加するには、Our Group Calendarのリンクを自分の個人用カレンダー内に作成します。
他のカレンダーの予定や作業を組み合わせて表示したときに、同じ背景色で表示されるようにするには、以下の操作を行います。
1 ［カレンダーの一覧］でカレンダーを選択します。
2 ［色］をクリックします。
3 カラーパレットで色をクリックします。
独自の色を指定するには、［R］、［G］、［B］に値を入力してください。
共有カレンダーの作成
ユーザは管理者と同じように、共有カレンダー、備品カレンダー、および場所カレンダーを作成できます。カレンダーが意図した通りに機能しない場合は、管理者に連絡してください。
共有カレンダーを作成するには、以下の操作を行います。
1 カレンダーを作成するコンテナを表示します。
2 ［作成］フィールドで、適切な種類のカレンダーを選択します。
3 カレンダーに名前を付けます。
カレンダーの作成後、カレンダーのプロパティを［プロパティ］フォームで更新できます。
5 カレンダーの権限を設定します。
 ヒントユーザは各個人用カレンダーの権限も変更できます。必要に応じて、カレンダー内のアイテムの有効期間を変更したり、他のユーザが自分のカレンダーを利用する権限を初期状態から変更したり、他のユーザのデスクトップへ自分のカレンダーを表示したりすることが可能です。 カレンダーの権限設定
カレンダーの権限を指定するには、以下の操作を行います。
1 カレンダーを開きます。
2 ［権限］をクリックします。
3 ［カレンダーの権限］フォームを更新します。
［ディレクトリに非公開］を選択して、自分のカレンダーがディレクトリに表示されないようにすることをお勧めします。これを有効にすると、名前が重複していないか考えることなく、任意の名前をカレンダーに付けられるようになります。また、このカレンダーをディレクトリで閲覧できないユーザも、カレンダー名の重複を気にする必要がなくなります。 カレンダーのユーザの登録
カレンダーを他のユーザが利用できるようにするには、以下の2つの方法があります。
• そのユーザがアクセス権限を持つコンテナ内にカレンダーを作成する
または
• そのユーザをカレンダーに登録する
登録すると、カレンダーへのリンクがそのユーザのデスクトップに作成されます。
ユーザをカレンダーに登録するには、以下の操作を行います。
1 カレンダーを開きます。
2 ［権限］をクリックします。
3 ［参加者］をクリックします。
4 メッセージの宛先を指定するのと同じ手順で、［追加］フィールドにユーザ名を入力します。
リスト内の参加者一覧は、ディレクトリと同じように操作できます。
参加者を削除するには、［この参加者を削除］をクリックしてください。
ヒント他のリストと同じように、参加者一覧の列見出しをクリックして、リストを並べ替えることができます。クリックすると、参加者名が名前順に表示されます。
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