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FirstClassのメールの使用



メッセージの閲覧
一覧表示するメッセージの選択
あるコンテナ内で、未読メッセージなど特定の種類のメールだけを確認する場合は、それらのメッセージだけを一覧表示できます。この変更は、コンテナを開いている間だけ有効です。
特定の種類のメールだけを一覧表示するには、以下の操作を行います。
1 コンテナを開きます。
2 以下のどれかをクリックします。


[受信アイテムのみ表示]
(未読、既読にかかわらず)受信メッセージだけが一覧表示されます。
[送信済みアイテムのみ表示]
送信済みメッセージと、作成後まだ送信していないメッセージだけが一覧表示されます。
[未送信アイテムのみ表示]
作成後まだ送信していないメッセージだけが一覧表示されます。
[未読アイテムのみ表示]
まだ読んでいないメッセージだけを一覧表示します。
[すべてのアイテムの表示]
デフォルトの表示に戻り、すべての種類のメッセージが表示されます。

デフォルトで未読メッセージだけを一覧表示するようにも設定できます。
メッセージスレッドの操作
あるメッセージへの返信メッセージとして送信された、同じ件名を持つ複数のメッセージは、特別な方法で表示されます。返信メッセージの数が増えると、関連するメッセージのスレッドが作成されます。スレッド内の各返信メッセージには番号が付けられます。デフォルトでは、最初の返信の件名は「Re:」となり、それ以降の返信メッセージの件名は「Re(2):」のように番号が付けられます。詳細表示でメッセージを件名でグループ化すると、最新のメッセージの下に、スレッド内のすべての古いメッセージがグループ化されます。
スレッドに含まれるメッセージを開いた場合は、[次の関連メッセージ]をクリックすると、スレッド内の次のメッセージを開くことができます。
このスレッド内の前のメッセージを開くには、[前の関連メッセージ]をクリックします。
81203_42935_18.pngヒント
Webブラウザで表示できるFirstClassメッセージの数には制限があります。そのため、最新のメッセージだけが表示されます。スレッド内の古いメッセージを表示するには、最近のメッセージを開き、[前の関連メッセージ]をクリックしてください。
未読メッセージの操作


表示するメッセージ
操作
一覧内の次の未読メッセージ
メッセージを開き、[次の未読アイテム]をクリックします。
一覧内の前の未読メッセージ
メッセージを開き、[前の未読アイテム]をクリックします。

デフォルトで未読メッセージのみ一覧表示
すべてのコンテナで、デフォルトで未読メッセージだけを一覧表示するよう設定できます。この設定を利用すると、接続速度が遅い場合に、メッセージ一覧の表示にかかる時間を短縮できます。
デフォルトで未読メッセージだけを一覧表示するには、[基本設定]の[表示]タブで[未読アイテムのみ表示する]を選択してください。
デフォルトで未読メッセージだけを一覧表示すると、以下のようになります。
• 表示されていない既読メッセージ(非表示メッセージ)の数が要約バーに表示されます。
• 既読メッセージだけが非表示になります。未送信メッセージや送信済みのメッセージなど、メールボックスにある他の種類のメッセージは表示されます。
未読フラグの操作
未読メッセージには、横に赤いフラグが表示されます。また、未読メッセージが含まれるメールボックスまたは会議室のアイコンの横にも赤いフラグが表示され、その未読メッセージの数も表示されます。
未読メッセージを開くと、メッセージの横の赤いフラグは消えます。このメッセージにもう一度目印を付けておきたい場合は、フラグを表示し直すことができます。これを行うには、メッセージを選択して[既読にする]をクリックしてください。このフラグをもう一度削除するには、同じ操作を行ってください。
7202010_20004_0.png簡単な方法
メッセージの横のフラグ列をクリックすると、フラグの表示/非表示を切り替えることができます。
ジャンクメールの処理
FirstClassでは、迷惑メール(スパムメール)と思われる特定の種類のメールにジャンクのマークを付けることができます。このメールに対して、受け取るか拒否するかを決定できます。FirstClassがジャンクと判断するメールの詳細については、管理者に問い合わせてください。
7202010_20004_0.png注意
管理者が、特定のアドレスから送信されたメールなど、他の種類のメールをジャンクとして定義している場合があります。このようなメールは表示できません。
FirstClassがジャンクと判断したメールの処理方法を指定するには、[基本設定]の[メールルール]の[ジャンクメールの処理]で、目的のオプションを選択してください。
また、ジャンクメールと判断するメール(特定のアドレスから送信されたメールなど)を定義し、このメールの処理を指定するルールを作成することもできます。



メッセージの送信
メッセージフォーム
メッセージの作成には、メッセージフォームを使用します。
FirstClassには、標準のメッセージフォームと特定の目的に合わせた特別なメッセージフォームが用意されています。管理者が、その企業や学校用に特別なフォームを追加で用意している場合もあります。
個人用ステーショナリ
管理者は、一部の情報がすでに入力されたメッセージフォームをステーショナリとして作成できます。例えば、宛先があらかじめ入力されたフォームなどです。管理者のステーショナリ設定方法によっては、入力済みの情報をユーザが変更できないこともあります。
ステーショナリは上のペインに表示されます。これは便せんのように1枚ずつ「切り離して」入力するメッセージフォームです。
管理者が作成したステーショナリと同じように機能する個人用ステーショナリを作成できます。同じユーザや会議室宛のメッセージ、または同じ用件のメッセージなど、共通の情報を含むメッセージを何度も送信する場合は、個人用ステーショナリを利用するとメッセージの作成が簡単になります。
個人用ステーショナリの作成
個人用ステーショナリを作成するには、以下の操作を行います。
1 メールボックスを開きます。
2 任意のメッセージフォームを使って新規メッセージを作成し、事前に入力しておきたいフィールドに情報を入力します。
3 未送信メッセージとしてメッセージを保存します。
4 この未送信メッセージを選択します。
5 このメッセージのプロパティを開いて、[ステーショナリ]を選択します。
メッセージがステーショナリに変換され、メールボックスの上のペインに配置されます。
81203_42935_18.pngヒント
他のユーザがこのステーショナリを使用できるようにする場合は、そのユーザがアクセス権限を持っている他のコンテナにそのステーショナリを移動してください。
個人用ステーショナリの変更
個人用ステーショナリを変更するには、以下の操作を行います。
1 ステーショナリを選択します。
2 このステーショナリのプロパティを開いて、[ステーショナリ]のチェックを外します。
ステーショナリが下のペインに未送信メッセージとして表示されます。
3 この未送信メッセージを開き、必要に応じて情報を変更します。
4 未送信メッセージとしてメッセージを保存します。
5 この未送信メッセージを選択します。
6 このメッセージのプロパティを開いて、[ステーショナリ]をもう一度選択します。
メッセージの作成
標準のメッセージフォームのコピーを開くには、[作成]フィールドで[メッセージ]を選択してください。
特別なメッセージフォームのコピーを開くには、[作成]フィールドで目的のフォームを選択してください。
ステーショナリによるメッセージの作成
ステーショナリを使用するには、以下の操作を行います。
1 ステーショナリをダブルクリックして、メッセージフォームのコピーを開きます。
2 必要な情報を入力します。
3 他のメッセージと同じ手順でメッセージを送信します。
メッセージフォームの変更
開いたフォームを使ってメッセージを作成することをやめる場合は、[削除]をクリックしてください。
メッセージの宛先指定
ディレクトリを使用したメッセージの宛先指定
メッセージの宛先としてディレクトリに登録されているユーザを指定するには、そのユーザのフルネームまたは名前の一部を入力してください。詳細については、標準メッセージフォームのヘルプを参照してください。
新規メッセージをまだ作成していない場合は、ディレクトリまたは在席確認の一覧を使用して、宛先が指定済みの標準メッセージを作成できます。このためには、以下の操作を行います。
1 一覧から受信者を選択します。
2 [このユーザが宛先のメールを作成]をクリックします。
コンタクトをメッセージの宛先に指定
ディレクトリ上のユーザを宛先にするのと同じ手順で、コンタクトをメッセージの宛先に指定できます。
(ビジネス用と個人用など)複数のメールアドレスをコンタクトに登録している場合は、コンタクト名またはその一部を入力したときに表示される一致アドレスの一覧に、すべてのアドレスが含まれます。その中から、メッセージを送信するアドレスを選択してください。
また、コンタクトフォルダまたはコンタクトデータベースを開き、登録されているコンタクトまたはメールリストが宛先として指定されたメッセージを作成することもできます。このためには、そのコンタクトまたはメールリストのフォーム上で、[このユーザが宛先のメールを作成]をクリックしてください。
インターネットアドレスをメッセージの宛先に指定
インターネット経由で送信メッセージの受信者を指定するには、受信者の電子メールアドレスを入力してください。FirstClassは、「@」が含まれるアドレスをインターネットアドレスとして認識します。
例:
142006_13935_2.png
FirstClassは、このアドレスが有効であるかどうかの確認は行いません。
7202010_20004_0.png注意
ローカルアドレス(同じFirstClassサーバ上のアドレス)にメール送信する方が、インターネット経由でメール送信するより効率的です。そのため、受信者が送信者と同じサーバに登録されている場合、FirstClassはインターネットアドレスをローカルのFirstClassアドレスに置き換えようとします。
ゲートウェイアドレスをメッセージの宛先に指定
サーバに接続する受信者をゲートウェイ経由で指定するには、以下の形式でアドレスを入力してください
受信者の名前,ゲートウェイの名前
受信者の名前は、他のシステムで定義されている受信者のユーザ名またはアドレスです。ゲートウェイの名前は、他のシステムが使用している名前です。
例:
「大阪支社」ゲートウェイ経由で「天野 文子」宛にメッセージを送信するには、以下のように入力してください。
142006_14103_3.png
メッセージの宛先に指定できるゲートウェイについては、管理者に問い合わせてください。
他のメッセージのアドレスの使用
すでに送信されたメッセージのアドレスを指定するには、メッセージの宛先領域で対象の名前をクリックしてください。このアドレスが[宛先]フィールドに入力された新規メッセージが作成されます。
受信者の削除
受信者を削除するには、受信者の名前の横にある[削除]アイコンをクリックしてください。
署名の追加
新規メッセージを作成するときに、メッセージ本文の下に署名を追加できます。署名を使用すると、自分の名前をもう一度示したり、役職や電子メールアドレスを示したり、お気に入りの言葉を引用したりすることができます。
署名は、選択したメッセージだけに追加することも、すべての新規メッセージに自動的に追加されるようにすることも可能です。
署名の作成
署名のテキストを作成するには、[基本設定]の[メッセージ]の[署名」を更新してください。ここでは、すべての新規メッセージに署名を自動的に追加するように設定することもできます。
選択したメッセージへの署名の追加
基本設定で、すべての新規メッセージに署名を自動的に追加するように設定しなかった場合は、編集ツールバーの[署名の挿入]を選択して、特定のメッセージに署名を追加できます。
特別なメッセージ操作
重要度[高]のメッセージ
重要度が高いメッセージは太字で表示されます。場合によっては、ゲートウェイでも特別な処理が行われます。
送信前のメッセージの重要度を[高]にするには、以下の操作を行います。
1 メッセージを開いた状態で、[メッセージオプション]をクリックします。
2 [メッセージオプション]フォームの[重要度]で[高]を選択します。
重要度[低]のメッセージ
ゲートウェイによっては、重要度の低いメールに対して特別な処理を行います。メッセージの重要度を低くする必要があるかどうかは、管理者に確認してください。
送信前のメッセージの重要度を[低]にするには、[メッセージオプション]フォームの[重要度]で[低]を選択します。
ジャンクメールのチェック
受信者は、基本設定でジャンクメールの表示を制御します。
受信メッセージに[ジャンク]マークを付けるには、[メッセージオプション]フォームの[重要度]で[ジャンク]を選択します。
不達通知の停止
デフォルトでは、メッセージを配信できなかったときにメールボックスに不達通知(不達メッセージ)が送信されます。
特定のメッセージの不達メッセージを受け取りたくない場合は、[メッセージオプション]フォームで[不達メッセージを送らない]を選択してください。
メッセージの秘密度の設定
現時点では、メッセージの秘密度はFirstClassのメッセージ処理方法に影響しません。秘密度は受信者に対して情報として提供されるもので、サードパーティ製のゲートウェイで使用できる場合があります。
デフォルトでは、メッセージには標準の秘密度が割り当てられます。秘密度を変更するには、[メッセージオプション]フォームの[秘密度]で[個人]、[非公開]、または[会社]を選択してください。
メッセージの登録
個人用のメッセージを送信するときに、メッセージのステータスの通知がメールボックスに送信されるように設定できます。このメッセージには[書留]マークが添付されます。
ステータスの通知を生成するには、以下の操作を行います。
1 未送信メッセージを開きます。
2 [メッセージのオプション]をクリックします。
3 [確認メッセージ]で以下のどれかのオプションを選択します。


オプション
動作
開封確認
受信者がメッセージを読んだときに通知が送信されます。
2102006_35208_0.pngメールシステムによっては機能しない場合もあります。
配信確認
受信者のメールボックスにメッセージが配信されたときに通知が送信されます。
2102006_35208_0.pngメールシステムによっては機能しない場合もあります。
ルーティング確認
メッセージがルーティング中に別のサーバに配信されるたびに通知が送信されます。
2102006_35208_0.pngこのオプションは、複数サーバで構成されたFirstClassメールシステムで問題を調査する場合に役立ちます。メールシステムによっては機能しない場合もあります。

メッセージの送信
メッセージをすぐに送信
メッセージを送信するには、[送信]をクリックしてください。このボタンは、メッセージの宛先を入力するまで表示されません。
メッセージを送信せずに保存
メッセージを送信せずに閉じるには、[保存]をクリックしてください。メッセージはメールボックスに保存され、メッセージの横に未送信フラグが立ちます。
後からメッセージを開き、内容を更新して送信できます。
メッセージ送信時の実際の処理
1つのメッセージを複数の宛先に送信しても、実際に作られるメッセージは1つだけです。そのメッセージはサーバに保存され、自分や他の受信者のメールボックスにはそのメッセージへのリンクが保存されます。
そのため、自分のメールボックスにあるリンクのプロパティを変更したり、リンク自体を削除したりしても、他のユーザのメールボックスにあるリンクには影響しません。実際のメッセージは、該当メッセージへのリンクが1つでも残っていて、有効期限切れになっていない限り、サーバに保存されています。
メッセージの送信取り消し
特定の状況で、メッセージの送信を取り消すことができます。送信を取り消すと、そのメッセージが送信先のコンテナから削除されます。
7202010_20004_0.png注意
メッセージがすでに読まれている可能性があることにご注意ください。
以下のメッセージは送信取り消しができません。
• インターネットまたは経由で送信したメッセージ
• 受信者がフォルダに移動したか削除したメッセージ
• 送信取り消しを許可していないユーザのメールボックスに送信したメッセージ
メッセージの送信を取り消すには、そのメッセージを開いて[送信取り消し]をクリックしてください。メッセージが編集可能になり、メールボックス内でメッセージの横に未送信フラグが表示されます。
メール履歴の確認
FirstClassでは、各メッセージの履歴が記録されます。履歴には、メッセージの作成日時、メッセージを読んだユーザとその日時、メッセージに対して行われたその他の操作内容(転送やコピーなど)などが記録されます。
送信済みメッセージの履歴を表示するには、メッセージを選択するかまたは開いて、[履歴の表示]をクリックしてください。
7202010_20004_0.png注意
BCC受信者の名前は、BCC受信者自身またはメッセージの差出人以外には、履歴に表示されません。



メッセージの返信
メッセージは以下の宛先に対して返信できます。
• メッセージの差出人およびメッセージの他のすべての受信者
• 差出人のみ
• そのメッセージを含む会議室のみ(会議室内のメッセージの場合)
受信者を指定せずに単にメッセージに返信する場合、返信メッセージはデフォルトの受信者に送信されます。また、会議室内のメッセージの場合は、会議室で設定されたデフォルトの受信者に送信されます。
どの方法で返信先を指定する場合でも、他のメッセージの宛先を指定するときと同様に、返信メッセージの受信者を変更できます。
返信メッセージの件名には、「Re:」という文字に続いて元のメッセージの件名が表示されます。引用部分の先頭には元のメッセージの差出人名が表示されます。また、基本設定によっては、元のメッセージの送信日時が表示されます。
返信メッセージの受信者の設定
返信メッセージの受信者のデフォルト設定
返信メッセージには、デフォルトの受信者を指定できます。デフォルトの受信者は自分宛に届いたメールにのみ適用され、会議室内のメッセージには適用されません。会議室では、返信メッセージのデフォルトの受信者が会議室ごとに指定されます。
個人の返信メッセージのデフォルト受信者を指定するには、基本設定の[メッセージ]の[メールルール]にある[返信の設定]で、デフォルトの受信者を選択してください。
デフォルト設定の受信者への返信
デフォルト設定の受信者に返信するには、以下の操作を行います。
1 メッセージを表示します。
2 [返信]をクリックします。
3 メッセージ領域に返信内容を入力します。
4 [送信]をクリックします。
全員に返信
メッセージの差出人と元のメッセージの受信者に返信するには、[全員に返信]をクリックしてください。
差出人の名前は、返信の[宛先]フィールドに表示されます。元のメッセージの受信者の名前は、[CC]フィールドに表示されます。
差出人だけに返信
メッセージの差出人だけに返信するには、以下のどちらかのボタンをクリックしてください。


ボタン
動作
差出人にのみ返信
メッセージの差出人だけに返信します。
元の作成者にのみ返信
転送されたメッセージの元の差出人だけに返信します。

自動返信
受信したメッセージに対して、自動的に返信するように設定できます。これは、その日のうちには対応できないことを差出人に知らせる場合などに便利です。
自動返信を有効にするには、[基本設定]の[メッセージ]の[メールルール]で[自動返信]フィールドを更新してください。



メッセージの転送
受信したメッセージは、別のユーザまたは会議室に転送できます。ファックスや音声メッセージも、テキストメッセージと同様に転送できます。
メッセージを転送するには、以下の操作を行います。
1 メッセージを表示します。
2 [転送]をクリックします。
これにより、メッセージのコピーが添付ファイルを含めて作成されます。[件名]フィールドには、「Fwd:」という文字に続いて元のメッセージの件名が表示されます。[差出人]フィールドには、自分の名前と元の差出人の名前が表示されます。
3 メッセージの宛先を指定します。
4 メッセージの本文に必要な変更を加えます。
5 [送信]をクリックします。
メッセージの自動転送
メッセージは、他のユーザまたは会議室に自動転送できます。これは、休暇中に別のユーザにメールに対応してもらいたい場合などに便利です。
メッセージを自動的に転送するには、[基本設定]の[メッセージ]の[メールルール]で[自動転送/自動リダイレクト]フィールドを更新してください。
携帯電話へのメッセージの転送
電子メールが利用できる携帯電話を利用している場合は、携帯電話に新着メッセージを通知できます。
新着メッセージを携帯電話に転送するには、[基本設定]の[メッセージ]の[携帯電話]を編集してください。



インターネットメールの使い方
インターネットヘッダの表示
インターネットヘッダには、インターネットで受信したメッセージの経由ルートが表示されます。
このヘッダを表示するには、[インターネットヘッダの表示]を選択してください。ヘッダはメッセージ本文の上のペインに表示されます。
インターネットヘッダを非表示にするには、[インターネットヘッダの非表示]をクリックしてください。
インターネットメールの差出人として表示するメールアドレスの変更
FirstClassの標準メッセージフォームを使用してインターネット経由でメッセージを送信する場合、[差出人]フィールドに表示されるアドレスを選択できます。インターネット経由でこのメールを受信した相手にはFirstClassのユーザ名は表示されず、インターネットメールのアドレスだけが表示されます。
自分の名前の横にあるフィールドから、アドレスを選択してください。
インターネットメールアカウントからのメールの取得
POP3メールアカウントからFirstClassアカウントにメールをインポートして、すべてのアカウントのメールをFirstClassのメールボックスに表示できます。このためには、以下の操作を行います。
1 [基本設定]で[メールのインポート]をクリックします。
2 [メールのインポート]フォームに必要な情報を入力します。
セキュアなインターネットメッセージについて
FirstClassの電子メールに標準で使用するセキュリティのレベルは、管理者が決定します。
しかし、非常に機密性の高い情報を通常より高いセキュリティレベルで送信したい場合には、FirstClassのS/MIME機能を利用できます。この機能はメッセージごとに利用できるため、通常のメッセージにはFirstClass標準のセキュリティレベルを引き続き使用できます。
S/MIMEは、暗号化されたメッセージを送受信する方法の1つで、通常は暗号鍵を含むデジタル証明書を交換する処理が行われます。
S/MIMEメッセージを使用するには、差出人と目的の受信者の両方がセキュリティ証明書を持っている必要があります。証明書の取得の詳細については、管理者に問い合わせてください。以下では、差出人と目的の受信者の両方が実行すべき手順について説明します。
セキュリティ証明書の取得
セキュリティ証明書は、認証局と呼ばれるサードパーティから取得する必要があります。証明書をダウンロードするためのリンク先が認証局から通知されます。
通常、証明書をダウンロードするには、証明書を要求したときに使用したブラウザとコンピュータを使用します。ダウンロードすると、コンピュータに証明書がインストールされます。
コンピュータに証明書がインストールされたら、証明書ファイルを生成する必要があります。
証明書ファイルの生成
証明書ファイルは、FirstClassでは生成できません。Outlook Expressなどの外部アプリケーションを使用する必要があります。
Outlook ExpressやWindows Mailを使用して証明書ファイルを生成するには、以下の操作を行います。
1 [ツール]>[オプション]を選択します。
2 [セキュリティ]タブで[デジタルID]をクリックします。
3 [目的]で[電子メールの保護]を選択します。
4 証明書を選択します。
5 [エクスポート]をクリックします。
6 画面の指示に従って、以下の操作を実行します。
指示される操作
• 秘密鍵をエクスポートする
• 証明書パスにすべての証明書を含める
• 強力な保護を有効にする
また、秘密鍵のパスワードを入力するよう指示されますが、この手順は省略可能です。秘密鍵をパスワード保護する場合はご注意ください。
Macで証明書ファイルを生成するには、以下の操作を行います。
1 [ユーティリティ]>[キーチェーンアクセス]を選択します。
2 キーチェーンのリストで[ログイン]を選択します。
3 右側のリストで証明書を選択します。
4 [ファイル]>[書き出す]を選択します。
[フォーマット]で[証明書(.cer)]を選択します。
5 ファイルの名前と場所を入力して、保存します。
秘密鍵のパスワード保護
パスワード保護された秘密鍵によって、新たなセキュリティ層が作成されます。パスワード保護された秘密鍵を使うと、S/MIMEメッセージを送信するたびにパスワードの入力が必要になるため、自分以外のユーザがこの証明書を使ってS/MIMEメッセージを送信することはできません。
ただし、FirstClassは、パスワード保護された秘密鍵を使用する他のユーザが受信したS/MIMEメッセージを復号化できません。メッセージ受信者には、暗号化された添付ファイルが付いた空のメッセージが表示されます。受信者は、添付ファイルをダウンロードし、外部アプリケーションを使って復号化する必要があります。
パスワードを入力しないよう選択した場合は、FirstClassでS/MIMEメッセージを自動的に復号化できます。
7202010_20004_0.png注意
通常、所属する企業や学校が提供する証明書では、パスワード保護された秘密鍵は必要ありません。
証明書ファイルの操作
証明書ファイルを生成したら管理者に送信し、管理者はFirstClassがアクセスできる場所にそのファイルを保管します。
管理者には、証明書の要求時に使用した電子メールアドレスを伝える必要があります。メールアドレスを覚えていない場合は、以下の操作を行います(Outlook ExpressまたはWindows Mailを使用した場合の手順です)。
1 [ツール]>[オプション]を選択します。
2 [セキュリティ]タブで[デジタルID]をクリックします。
3 証明書を選択します。
4 [表示]をクリックします。
5 [証明書]タブで[サブジェクト]を選択します。
「E =」の値が電子メールアドレスです。
S/MIMEメッセージの やり取り
S/MIMEを使ってメッセージを送信するには、以下の操作を行います。
1 [作成]フィールドで[S/MIMEメッセージ]を選択します。
2 [S/MIMEメッセージ]フォームに必要な情報を入力します。
これがこの受信者と初めてやり取りするS/MIMEメッセージの場合は、[S/MIMEの種類]で[署名]を選択してください。後述のように、受信者の公開鍵を入手するまでは、この受信者に暗号化メッセージを送ることはできません。
3 メッセージを送信します。
自分の公開鍵が含まれた証明書が自動的に添付されます。
S/MIMEメッセージの初めてのやり取り
S/MIMEメッセージを初めて送信する場合は、その受信者が、添付された証明書を管理者に送信する必要があります。管理者は、その証明書を受信者の証明書と同じ場所に保管します。受信者が返信すると、返信メッセージにその証明書が添付されます。今度は、自分がこの受信者の証明書を管理者に送信し、保管してもらう必要があります。
これで、差出人と受信者の両方が互いの公開鍵のコピーを取得したことになります。以降は、暗号化されたS/MIMEメッセージをこの受信者に送信するたびに、その受信者の公開鍵によってメッセージが暗号化されます。そのため、管理者の関与なしにS/MIMEメッセージをやり取りできるようになります。
S/MIMEメッセージの受信確認方法
S/MIMEメッセージには、以下の3つの特別なアイコンが使用されます。


282011_61947_0.jpg
有効な証明書の添付されたS/MIMEメッセージが正しくエンコードされました。これは安全なメッセージです。
282011_62004_1.jpg
S/MIMEメッセージの証明書に問題があります(種類が正しくない、有効期限が切れているなど)。このメッセージは表示できますが、安全ではありません。
282011_62017_2.png
S/MIMEメッセージの構成または書式が正しくありません。このメッセージを開くと、おそらく意味不明な文字列が表示されます。




メッセージへのファイル添付
メッセージには、自分のコンピュータにあるファイルとFirstClassオブジェクトの両方を添付できます。
自分のコンピュータにあるファイルをメッセージに添付するには、以下の操作を行います。
1 [添付ファイル]で[参照]をクリックします。
2 添付するファイルを選択します。
3 [添付]をクリックします。
FirstClassのオブジェクトをファイルに添付するには、以下の操作を行います。
1 [添付ファイル]で[サーバ上]をクリックします。
2 添付するオブジェクトを選択します。
添付ファイルの削除


削除対象
操作
選択後まだ添付していないファイル
(ファイルが[添付ファイル]の入力フィールドに表示されている)
このフィールドの内容を削除します。
このメッセージを表示してからファイルの選択以外の操作をしていない場合は、[すべての変更を取り消す]ボタンをクリックするか、またはメッセージを保存せずに別のページに移動することもできます。
添付したファイル
(ファイルが[添付ファイル]の入力フィールドではなく宛先領域に直接表示されている)
ファイルの横の[削除]アイコンをクリックします。
添付したFirstClassオブジェクトを削除するには、この方法を使用する必要があります。

添付ファイルのダウンロード
添付ファイルをダウンロードするには、Webブラウザのコンテキストメニューから標準のダウンロード機能を利用してください。
7202010_20004_0.png注意
添付ファイル付きの会議室メッセージが斜体で表示されている場合、その添付ファイルのダウンロードはまだ承認されていません。承認されて斜体表示されなくなるまで、このメッセージを開いて添付ファイルをダウンロードすることはできません。
添付ファイルをFirstClassの任意の場所に保存するには、以下の操作を行います。
1 メッセージを表示します。
2 [添付ファイルの保存]をクリックします。
3 添付ファイルを選択します。
4 添付ファイルをコピーする場所を選択します。
開いているコンテナは太字で表示されます。すべてのコンテナをデスクトップに表示するには、[デスクトップ]をクリックします。コンテナ内のサブコンテナを表示するには、そのコンテナをクリックします。
5 [コピー]をクリックします。
添付ファイルのプレビュー表示
FirstClassでは、ダウンロードする前に、添付されたファイルをプレビュー表示したり、添付された音声ファイルを再生したりできます。プレビュー表示や再生を実行するには、その添付ファイルをクリックします。メッセージ画面に戻るには、Webブラウザの[戻る]ボタンをクリックします。
添付ファイルがブラウザで表示できない種類のファイルである場合は、ファイルをダウンロードするかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。



メールボックスの権限変更
自分のメールボックスには、以下の権限を設定できます。
• 許容される特定のサイズを超えたメッセージの停止
• 保存できるメッセージの数の上限
• メッセージの有効期限
有効期限を過ぎたメッセージは、自動的に削除されます。
• 自分のメールボックスにアクセスできるユーザ
メールボックスの権限を更新するには、以下の操作を行います。
1 メールボックスを開きます。
2 [権限]をクリックします。



自動メール処理のルール作成
基本的なメールルールでは、以下のメールに対する処理方法を指定します。
• 送信メッセージ
ルールは、送信後にメールボックスに保存されるメールのコピー(ローカルコピー)だけに適用されます。
• メールボックス内の受信メッセージ
• 会議室で受信したメッセージ
メールルールの各セットは、特定のコンテナに関連付けられます。メールボックス、およびルール作成の権限を持っている会議室に対してルールを設定できます。
81203_42935_18.pngヒント
受信メールを他のコンテナに移動するルールを使用して、移動先のコンテナに新着メールが到着したら未読フラグが立つようにしたい場合は、移動先がフォルダではなく会議室になっていることを確認してください。フォルダにはフラグは表示されません。
各コンテナでは、そのコンテナで受信したメールとそのコンテナから送信したメールは別々のルールで管理します。受信メールのルールはすべてのコンテナに適用でき、そのコンテナでメールを受信したときに常に実行されます。送信済みメールのルールは自分のメールボックスに適用されるもので、メールを送信したときに常に実行されます。
受信メールと送信済みメールのどちらにも、複数のルールを設定できます。ルールごとに、メールの種類とそのメールの処理方法を指定します。例えば、メールボックスに以下のようなルールを設定できます
• 特定のアドレス(joespammer@bugthem.comなど)から受信したすべてのメールを削除
• 指定したサブコンテナに特定の件名が付いたすべてのメールを保管
ルールを更新するには、他のFirstClassオブジェクトを更新するのと同じように、そのルールを表示します。
ルールは、コンテナの[Rules & Resources]フォルダ間で移動またはコピーできます。
受信メールのルール作成
特定のコンテナで受信したメールのルールを作成するには、以下の操作を行います。
1 コンテナを開きます。
2 [ルール]をクリックします。
コンテナのメールルールのウィンドウが開きます。このページにコンテナの既存のルールがすべて一覧表示されます。
3 [作成]フィールドで[新規受信ルール]を選択します。
4 [受信ルール]フォームを更新します。
送信メールのルール作成
送信したメールのローカルコピーのルールを作成するには、以下の操作を行います。
1 メールボックスを開きます。
2 [ルール]をクリックします。
メールボックスのメールルールのウィンドウが開きます。このページにメールボックスの既存のルールがすべて一覧表示されます。
3 [作成]フィールドで[新規送信ルール]を選択します。
4 [送信ルール]フォームを更新します。
詳細ルールの作成
指定したい条件または処理が[受信ルール]フォームおよび[送信ルール]フォームですべて設定できない場合には、詳細メールルールを作成できます。詳細ルールは、以下のメールに適用できます。
• 受信メール
• 送信済みメール
• 手動でルールを実行するメール
• ユーザが削除するメール
7202010_20004_0.png注意
正しく動作する詳細メールルールを設定する作業は、基本的な受信および送信ルールを設定するよりも複雑になることがあります。そのため、メールルールについて十分な知識がある場合にのみ詳細ルールを作成することをお勧めします。
詳細ルールを作成する手順は基本的な受信ルールまたは送信ルールの作成手順と同じですが、[作成]フィールドで[新規詳細ルール]を選択してから[詳細ルール]フォームを更新します。
ルールの並べ替え
ルールは、メールルールのページに表示されている順序で実行されます。そのため、ルールの並べ替えが必要になる場合があります。
例えば、インターネットメールをすべてサブコンテナに保存するというルールと、例外として特定の送信者からのインターネットメールをメールボックスに保存するというルールがある場合、この例外ルールはインターネットメール全般に適用されるルールより前に配置する必要があります。そうしなければ、例外のメールは単にインターネットメールアドレスとして判断され、例外ルールが適用される前にサブコンテナに保存されてしまいます。
ルールの順序を変更するには、以下の操作を行います。
1 移動するルールを選択します。
一度に移動できるルールは1つだけです。
2 ルールが適切な位置に移動するまで、[リスト内の上へ移動]または[リスト内の下へ移動]をクリックします。
必要に応じたルールの実行
ルールを、そのルールが設定される前に作成されたメールに対して、または設定前に作成されていても本来は適用されなかったメールに対して適用することができます。
2102006_35208_0.pngこれらのルールは、選択したメールに対してのみ実行されます。


実行するルール
操作
受信ルール
[受信ルールの実行]をクリックします。
詳細ルール
[詳細ルールの実行]をクリックします。
2102006_35208_0.png[手動で実行]と定義されている詳細ルールのみが実行されます。
81203_42935_18.pngヒント
手動で実行するルールが複数あり、そのうちの1つだけを実行したい場合は、そのルールをツールバー上に置いてから実行してください。

ツールバーのルール設定
2102006_35208_0.pngこのセクションは、[手動で実行]する詳細ルールにのみ適用されます。
572004_44255_0.png注意
ツールバーに追加したルールは、FirstClassクライアントを使わなければ削除できません。
コンテナのツールバーにルールを設定すると、そのコンテナ内でメールを選択し、ツールバーボタンをクリックすることで、選択したメールに対してルールを実行できるようになります。この設定によって、以下の動作が可能になります。
• すべての手動のルールを実行する替わりに、1つのルールだけを実行する
• ルールをコンテナで実行する
ルールをツールバー上に置くには、以下の操作を行います。
1 コンテナを開きます。
2 [ルール]をクリックします。
3 ツールバーに置くルールを開きます。
4 [ツールバーに追加]を選択します。
ルールはメールルールのページ内に引き続き存在し、そのルールを実行するボタンがコンテナのツールバーに作成されます。
ルールのログ
メールルールを作成または更新するたびに、FirstClassによってそのコンテナのルールがコンパイルされます。これは、フォルダ名が見つからないなど、ルールのエラーを検出するために行われます。コンパイルの結果は、コンテナのメールルールのウィンドウ内にあるRules Logに記録されます。コンパイルのたびに、このログに記録が追加されます。新しいログを開始する場合は、古いログを削除してください。
Costは、ルールの処理がサーバに与える影響の大きさを示す一般的な指標です。この数字が高いほど、使用するサーバリソースが多くなります。Costが25になるまでは、サーバへの影響はほとんどありません。しかし、50を超えると影響が大きくなり、応答時間が遅くなる可能性があります。
572004_44255_0.png注意
新しいルールまたは更新したルールを実行する前に、ログで報告されたエラーがすべて修正されていることを確認してください。

 

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