コンテンツの編集
ドキュメント、メッセージ、カレンダーの予定と作業どのFirstClassオブジェクトでは、そのオブジェクトのメッセージ領域(下部ペインペイン)に本文を入力できます。この本文には、テキスト、貼り付け画像などのファイル、水平線、改ページ、マーカ、およびリンクを含めることができます。また、本文の追加、編集、書式設定もできます。
オブジェクトの本文領域に移動して本文を編集するには、本文領域をクリックしてください。
本文を変更した直後であれば、右クリックして[元に戻す]を選択すると、本文を変更前に戻すことができます(Windowsのみ)。
テキストの検索
本文内で特定のテキストを検索するには、Webブラウザの検索機能を使用してください。
本文の背景設定 背景色の設定
本文に背景画像を適用するには、以下の操作を行います。
1 [書式]>[背景の書式設定]を選択します。
2 [色を使用]を選択して、適切な色を選択します。
カラーパレットで色をクリックするか、[R]、[G]、[B]に値を入力して独自の色を作成してください。 画像ファイルの背景としての使用
画像ファイルを本文の背景として使用するには、以下の操作を行います。
1 [書式]>[背景の書式設定]を選択します。
2 画像ファイルを選択します。
画像ファイルがお使いのコンピュータ上にある場合は、[参照]をクリックしてファイルを選択します。ファイルが[添付ファイル]入力フィールドに表示されたら、[添付]をクリックしてください。
ファイルがFirstClassサーバ上にある場合は、[サーバ上]をクリックしてファイルを選択します。[添付]フォームの上部にあるアイコンを使用して、ファイルを探すことができます。
3 [画像を使用する]でファイルを選択します。
4 [画像の位置]で背景画像を置く位置を選択します。
背景画像は左上に置くか、並べて表示するか、またはページに合わせて伸縮させることができます。
マージンの変更
すべての本文のマージンを変更するには、以下の操作を行います。
1 [書式]>[マージンの書式設定]を選択します。
2 上下左右のインデントのピクセル数を入力します。
他のソースからの本文のコピー
OSで通常行っているように、他のFirstClassのオブジェクトから本文をクリップボードにコピーして、新しいオブジェクトに貼り付けることができます。
改ページの挿入
改ページを挿入するには、[挿入]>[改ページ]を選択してください。
FirstClassでの編集
FirstClassは、多くのワープロソフトウェアと同じような文書作成機能を備えています。例えば、ユーザは、すべての本文のマージンを変更したり、段落の書式を設定したり、選択したテキストの書式を設定したりできます。
FirstClassでは、OSで使われている標準的な方法でテキストを選択できます。テキストを選択する方法は以下の通りです。
• テキストの範囲をカーソルでドラッグする
• 単語をダブルクリックして選択する
• 段落をクリックして選択する
• 段落をトリプルクリックして、段落とその中のすべての本文を選択する
• [Ctrl]キー(WindowおよびLinux)または[Command]キー(Mac)を押しながら[A]キーを押して、本文をすべて選択する
本文に対して、コピー、切り取り、貼り付けなどの標準的な編集機能を使用することもできます。
本文を同じオブジェクト内のある場所から別の場所に移動するには、その本文を選択して、目的の位置までドラッグしてください。[Ctrl]キー(WindowおよびLinux)または[Command]キー(Mac)を押しながらドラッグすると、本文は移動されずにコピーされます。
テキストの書式設定 フォントの変更
選択したテキストのフォントを変更するには、編集バーでフォントを選択してください。
テキストサイズの変更
選択したテキストのサイズを変更するには、編集バーでサイズを選択してください。
テキスト色の変更
選択したテキストの色を変更するには、編集バーで色を選択してください。
他のスタイルの変更
編集ツールバー上の適切なボタンをクリックすると、選択したテキストに以下のスタイルが適用できます。
• プレーン(以下のボタンを使用して適用したすべての書式が解除されます)
• 太字
• 斜体
• 下線
• 引用([基本設定]の[本文]の[引用テキスト]で指定された書式設定に基づいてテキストが表示されます)
さらにテキストを書式設定する場合は、テキストを選択した状態で[選択範囲の書式設定]をクリックします。
[配置]を利用すると、上付きまたは下付きの書式を適用できます。
[リテラルHTML]は、FirstClassクライアントのみに適用されます。
段落の書式設定 段落の行揃えの変更
段落の本文を、左揃え、右揃え、または中央揃えにすることができます。
選択した段落の行揃えを行うには、適切な行揃え方法を編集バーで選択してください。
段落の間隔の変更
段落内の行と行の間に設ける空白や、段落の上に設ける空白の高さを変更できます。
選択した段落の間隔を変更するには、以下の操作を行います。
1 [段落の書式設定]をクリックします。
2 [段落前の間隔]と[行間]に、必要な間隔を入力します。 段落のインデントの設定
段落の右マージンと左マージンからのインデントを変更できます。また、段落の最初の行だけに適用するインデントを設定できます。
選択した段落の左端からのインデントを大きくするか小さくするには、[インデントを大きく]または[インデントを小さく]をクリックしてください。ボタンをクリックするたびに段落が移動します。
選択した段落の右端からのインデントを大きくするか小さくする、または段落の最初の行だけにインデントを適用するには、以下の操作を行います。
1 [段落の書式設定]をクリックします。
2 [右端]または[最初の行]でインデントをピクセルで入力します。
水平線の挿入
本文中に水平線を挿入して、本文を見た目にわかりやすく区切ることができます。
水平線を挿入するには、[挿入]>[水平線]を選択してください。水平線は現在のカーソル位置の下に表示され、カーソルおよびそれに続く本文は線の下に移動します。
表の操作
表を利用すると、行と列で区切られたセルに内容を入力できます。
表には、テキストだけでなくコンテンツ全般を含めることができます。例えば、画像を貼り付けたり、複数の段落を設けたりできるほか、他の表を含めることも可能です。
セル間を移動するには、矢印キーを使用してください。 表の作成
表を作成するには、以下の操作を行います。
1 [挿入]>[表]を選択します。
2 [表の新規作成]フォームの以下のフィールドを更新します。
行 |
表の行数です。 |
列 |
表の列数です。 |
行揃え |
表の配置方法です(左揃え、右揃え、または中央揃え)。 |
幅 |
表の幅です。 2番目のフィールドで、この幅をページ幅(左マージンから右マージンまでの幅)に対する割合(%)で指定するか、または絶対値(ピクセル)で指定するかを選択してください。割合を指定した場合、ウィンドウのサイズが変わるたびに表のサイズも変わります。 |
テキストを表に回り込ませる |
表の幅がページ幅(左マージンから右マージンまでの幅)より狭い場合に、テキストを表の横に回り込ませます。 表の下にある段落が、表の横に詰めて表示されます。 |
最初の行を見出しにする |
最初の行を見出し行として、各印刷ページの先頭またはプレゼンテーション表示の各スライドの先頭に表示します。 |
表の一部の選択
対象 |
操作 |
行 |
行内のすべてのセルを覆うようにカーソルをドラッグします。 |
列 |
列内のすべてのセルを覆うようにカーソルをドラッグします。 |
セル |
そのセルをクリックします。 |
表全体の選択
表全体を選択するには、表全体を覆うようにカーソルをドラッグしてください。 表の書式設定
表の書式を設定して、その表示を変更できます。このためには、以下の操作を行います。
1 表内の任意の部分をクリックします。
2 [表の操作]>[表の書式設定]を選択します。
3 [表の書式設定]フォームの以下のフィールドを更新します。
行揃え |
表の配置方法です(左揃え、右揃え、または中央揃え)。 |
幅 |
表の幅です。 2番目のフィールドで、この幅をページ幅(左マージンから右マージンまでの幅)に対する割合(%)で指定するか、または絶対値(ピクセル)で指定するかを選択してください。 割合を指定した場合、ウィンドウのサイズが変わるたびに表のサイズも変わります。 |
表の余白 |
表の上下左右に設ける余白ピクセル数です。 |
テキストを表に回り込ませる |
表の幅がページ幅(左マージンから右マージンまでの幅)より狭い場合に、テキストを表の横に回り込ませます。 表の下にある段落が、表の横に詰めて表示されます。 |
最初の行を見出しにする |
最初の行を見出し行として、各印刷ページの先頭またはプレゼンテーション表示の各スライドの先頭に表示します。 |
枠 |
枠の太さを表すピクセル数です。 |
外周 |
表の外枠を表示します。 |
横線 |
行と行の間に線を表示します。 |
縦線 |
列と列の間に線を表示します。 |
色 |
枠の色です。 標準の色を選択するには、使用したい色をクリックしてください。独自の色を作成するには、[R]、[G]、[B]に値を入力してください。 |
備考 |
表の簡単な説明です。 ブラウザによっては、カーソルを表の上に乗せたときにこの情報がツールチップに表示されます。 |
選択したセルの書式設定
選択したセルの書式を設定して、その表示を変更できます。このためには、以下の操作を行います。
1 [表の操作]>[セルの書式設定]を選択します。
2 [セルの書式設定]フォームの以下のフィールドを更新します。
レイアウト |
配置 |
セル内のコンテンツを配置する方法です。 最初のフィールドで上下方向の配置方法を、2番目のフィールドで左右方向の配置方法を指定します。 |
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セルの余白 |
セル内のコンテンツの上下左右に設ける余白ピクセル数です。 |
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列幅 |
セルがある列の幅です。 2番目のフィールドで、この幅を表全体の幅に対する割合(%)で指定するか、絶対値(ピクセル)で指定するかを選択してください。 ヒントある1つの列のサイズは固定し、他の列はウィンドウに合わせてサイズが変わるようにするには、固定する列の幅を絶対値で指定し、他の列の幅を割合で指定します。 列にはデフォルトの最小幅があります。列をこの最小幅より狭くすることはできません。また、他の列がこの最小幅より狭くなるまでこの列を広げることもできません。一番右側の列を広げるには、あらかじめテーブル全体の幅を狭めておく必要があります。 |
|
この行を新しいページで開始する |
このセルを含む行を、印刷時には新しいページに、プレゼンテーション表示時には新しいスライドに表示します。 |
枠 |
横線 |
セルの下枠に線を表示します。2番目のフィールドで線幅を設定してください。 この枠が表の外枠の一部である場合は、このフィールドの設定は反映されません。 |
|
縦線 |
セルの右枠に線を表示します。2番目のフィールドで線幅を設定してください。 この枠が表の外枠の一部である場合は、このフィールドの設定は反映されません。 |
背景 |
指定した背景色をセルに追加します。 [色を使用]を選択してから、適切な色を選択します。カラーパレットで色をクリックするか、[R]、[G]、[B]に値を入力して独自の色を作成してください。 |
行の追加
行の挿入方向 |
操作 |
選択した行の上 |
[表の操作]>[行を挿入]を選択するか、選択した行の横にある行コントロールの上向き矢印をクリックします。 |
選択した行の下 |
[表の操作]>[行を下に挿入]を選択するか、行コントロールの下向き矢印をクリックします。 |
列の追加
列の挿入方向 |
操作 |
選択した列の左 |
[表の操作]>[列を挿入]を選択するか、選択した列の上にある列コントロールの左向き矢印をクリックします。 |
選択した列の右 |
[表の操作]>[列を右に挿入]を選択するか、列コントロールの右向き矢印をクリックします。 |
行と列の削除
削除対象 |
操作 |
選択した行 |
[表の操作]>[行を削除]を選択するか、行コントロールの[x]をクリックします。 |
選択した列 |
[表の操作]>[列を削除]を選択するか、列コントロールの[x]をクリックします。 |
セルの統合
行または列にある複数のセルを統合できます。セル間の罫線が削除されてセルが結合され、統合前のすべてのセルの内容を含んだ1つのセルになります。
目的 |
操作 |
選択したセルをそのセルの左側のセルと統合する |
[表の操作]>[列を統合]を選択します。 |
選択したセルをそのセルの上側のセルと統合する |
[表の操作]>[行を統合]を選択します。 |
統合されたセルの分割
目的 |
操作 |
統合されたセルを選択して右側を分割 |
[表の操作]>[列を分割]を選択します。 |
統合されたセルを選択して下側を分割 |
[表の操作]>[行を分割]を選択します。 |
複数のページにまたがる表の操作
複数のページにまたがる長い表がある場合は、以下の設定を実行できます。
• 各ページの先頭に列見出しを表示する
• 改ページを挿入して、特定の行がページの先頭に表示されるようにする
注意
通常の表示ではこれらの設定は正しく反映されません。プレゼンテーション表示か印刷時に反映されます。
列見出しの繰り返し表示
表の先頭行を列見出しにして、各ページの先頭で表示されるようにするには、以下の操作を行います。
1 表内の任意の部分をクリックします。
2 [表の操作]>[表の書式設定]を選択します。
3 [最初の行を見出しにする]を選択します。
表を最初に作成したときにこの設定を選択することもできます。
表内での改ページの挿入
ある行を次のページの先頭に表示するには、以下の操作を行います。
1 行を選択します。
2 [表の操作]>[セルの書式設定]を選択します。
3 [この行を新しいページで開始する]を選択します。
貼り付けファイルについて
オブジェクトの本文に画像ファイルを直接貼り付けることができます。貼り付けられた画像のファイル形式をFirstClassがサポートしている場合はそのファイルの内容が表示されますが、サポートしていない場合はプレースホルダが表示されます。
注意
音声ファイルなど他の種類のファイルも貼り付けられます。音声ファイルを貼り付けた場合にはファイル名が表示されます。
貼り付け画像のファイル名を確認するには、ツールチップを表示してください。画像の詳細情報が含まれている場合は、ファイル名ではなくその情報が表示されます。
貼り付けられている画像を別のウィンドウで開くには、画像をダブルクリックしてください。
貼り付けられている音声ファイルを再生するには、音声ファイルをクリックしてください。 画像の貼り付け
本文内に画像を貼り付けるには、以下の操作を行います。
1 画像を貼り付ける位置をクリックします。
2 [挿入]>[画像/ファイル]を選択します。
3 背景画像を貼り付けるのと同じ手順で、画像ファイルを選択します。
4 [埋め込むファイルを選択]でファイルを選択します。
5 貼り付ける画像の表示方法を指定します。
表示 |
配置 |
右揃え |
画像を右側に揃えます。 テキストは画像の左側に回り込みます。 |
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左揃え |
画像を左側に揃えます。 テキストは画像の右側に回り込みます。 |
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上揃え |
画像の最上部とテキスト行の最上部を揃えます。 テキストは画像の周囲に回り込みます。 |
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下揃え |
画像の最下部とテキスト行の最下部を揃えます。 テキストは画像の周囲に回り込みます。 |
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中央揃え |
画像をテキスト行に対して縦方向の中央に配置します。 テキストは画像の周囲に回り込みます。 |
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余白 |
画像の周囲に設ける余白のピクセル数です。 |
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備考 |
このファイルの説明として表示されるテキストです。 ユーザには、この情報がツールチップで表示されます。 |
表示サイズ |
実際のサイズ |
この画像の表示サイズを実際のサイズと同じにします。 |
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%の選択肢 |
選択した割合でこの画像の表示サイズを変更します。 |
高さ |
この画像の高さを表すピクセル数です。 割合で実際のサイズを変更する代わりに、この値と[幅]で指定した値で表示サイズを変更できます。 |
幅 |
この画像の幅を表すピクセル数です。 |
縦横比を維持 |
画像の縦と横の比率を実際の比率と同じにします。 これを選択して、高さか幅のいずれかを変更すると、もう一方の値も自動的に変更されます。 |
画像のプロパティの変更
貼り付けた画像のプロパティを、貼り付け時の設定から変更できます。また、他の画像に置き換えることもできます。
画像のプロパティを変更するには、以下の操作を行います。
1 画像をクリックして選択します。
2 [選択範囲の書式設定]をクリックします。
3 [ファイルの書式設定]を更新します。
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