 |
アイコンリソースのインポートと利用
失敗しないためのガイドライン
ほとんどのアイコンは32×32ピクセルの大きさですが、他のサイズや形にすることもできます。
また、小さい大きさの画像をアイコンとして使用することもできます。
アイコンのインポート方法
アイコンは、以下の方法でインポートできます。
• ファイルから直接インポートする
• クリップボードを使用して、コピーしたアイコンを設定ファイルに貼り付ける
 透過色アイコンのインポート透過色アイコンをインポートする場合は、貼り付けてインポートするのではなく、ファイルから直接インポートしてください。透過色アイコンを設定ファイルに貼り付けると、マスク情報が失われてしまいます。PNG形式のファイルを種類名が［PNGアイコン］の部分にインポートしてください。 ファイルからのアイコンのインポート
ファイルからアイコンをインポートするには、以下の操作を行います。
1 ［ファイル］＞［リソースのインポート］を選択します。
2 ファイルを選択します。
簡単な方法リソース一覧からファイルをドラッグしてください。
FirstClassデザイナーは、設定ファイルのリソース一覧の種類名［アイコン］の部分にアイコンを追加します。追加されたアイコンには固有のリソースIDが割り当てられ、元のファイル名がリソース名になります。
例外PNGファイルをアイコンリソースにするには、設定ファイルの種類名［PNGアイコン］の部分にドラッグしてください。PNG以外の種類名の部分にドラッグしても、ファイル名が半角数字であれば、PNGアイコンとして利用できます。
3 アイコンを選択した状態で、［ファイル］＞［プロパティ］（Windows）または［情報を見る］（Mac）を選択します。
4 以下のフィールドの内容を設定します。
設定ファイルへのアイコンの貼り付け
クリップボードを利用してアイコンをインポートするには、以下の操作を行います。
1 インポートするアイコンを、そのアイコンの選択とコピーに使用する外部アプリケーションで開きます。
2 アイコンを選択して、クリップボードにコピーします。
3 そのアイコンをインポートする設定ファイルを、FirstClassデザイナーで開きます。
4 ［編集］＞［貼り付け］を選択します。
5 リソースの種類を尋ねられた場合は、［アイコン］をクリックします。
FirstClassデザイナーは、設定ファイルのリソース一覧の種類名［アイコン］の部分にアイコンを追加します。このアイコンリソースには固有のリソースIDが割り当てられ、リソース名は空白になります。
6 アイコンを選択した状態で、［ファイル］＞［プロパティ］（Windows）または［情報を見る］（Mac）を選択します。
7 以下のフィールドの内容を設定します。
サーバに保存されているアイコンの使用
FirstClassデザイナーでは、標準のアイコンだけでなく、設定ファイルにあるすべてのアイコンを表示できます。
カスタムアイコンを利用する場合は、作業している設定ファイル内ではなくサーバ内に保存されているアイコンを選択できますが、サーバ内のアイコンはFirstClassデザイナーで表示されません。したがって、このアイコンをフィールドに使用する場合は、ポップアップメニューからアイコンを選択するのではなく、カスタムアイコンのリソースIDを入力する必要があります。
標準のアイコンの置き換え
未読フラグや［ログイン］フォームのステータスアイコンなどの標準アイコンは、新しいアイコンに置き換えないようお勧めします。もし置き換える場合は、該当する標準のアイコンのリソースIDを新しいアイコンのリソースIDに割り当ててください。
 注意Palm™ Computingのオーガナイザーでデータを同期しているユーザがいる場合は、メールリストメールリストのアイコン（リソースID23013）を置き換えないでください。
標準のアイコンとそのリソースIDは、FirstClassデザイナーに付属するExample.fcファイルに含まれています。
設定ファイルを複数作成した方がよい場合
独自の設定ファイルを作成してユーザに配布する場合、そのファイルはさまざまなディスプレイで利用されることが予想されます。したがって、どのディスプレイでも適切に表示されるように、複数の設定ファイルを作成することをお勧めします。アイコンも画像と同じく、さまざまなディスプレイに合わせて最適化する必要があります。
ただし、独自に作成した設定ファイルをユーザが使用しないことも考えられます。したがって、新しいアイコンがなくてもFirstClassを利用できるようにしてください。
| ||||||||||