コントロールボタン
コントロールボタンについて
コントロールボタンは他のフィールドに数値を設定します。1つのコマンド、または複数の手順がある一連のコマンドを実行する際に使用できます。手順が複数ある場合は、各手順が繰り返されるようにするか、最後の手順の実行後に停止されるように設定できます。
1つのコントロールボタンが、複数の仮想のボタンのように動作します。ユーザがコントロールボタンをクリックすると、ボタンの見た目と機能が変化します。これにより、ユーザに一連の手順を実行してもらう場合に、フォーム上に各手順のボタンを並べて配置する必要がなくなります。例えば、メッセージが送信されるまでは[送信]と表示され、そのメッセージを受信したユーザには[承認]と表示されるようなボタンを作成できます。
作成時
完成時
以下の例では、ボタンの状態とその数値フィールドの関係を表現するため、複数のボタンが表示されています。実際には1つのボタンだけが表示され、そのボタンの状態が変化します。
コントロールボタンの追加
1 メニューバーから[フィールド]>[ボタンとグループ]>[コントロールボタン]を選択します。
2 フォームにフィールドを追加します。
3 [フィールド属性]フォーム上の[内容]タブで、必要に応じて以下の設定を行います。
名前 |
ボタン上に最初に表示されるボタン名です。 |
繰り返し |
ボタンをクリックするたびに、ボタンのテキストとアイコンが[ボタン名とアイコンID]で指定した状態に変わるようにします。 |
アイコンID |
このボタン上に最初に表示されるアイコンのリソースIDです。 |
フィールドID |
このボタンで制御するフィールドのIDです。数値を利用できるフィールドを指定する必要があります。 |
ボタン名とアイコンID |
表示するボタン名とアイコンの状態を、「;」(セミコロン)で区切って指定します。書式は以下の通りです。 ボタン名=アイコンID 例: Submit=9312 [アイコンID]に指定した最初のアイコンがこのボタンをクリックしたとき表示されるようにするには、そのアイコンIDもここに指定してください。 |
設定値 |
ここに指定した数値が、[フィールドID]で指定したフィールドに設定されます。数値の順序は、ボタン名/アイコン状態の順序になります(最初に指定したボタンの状態のときに、最初の数値が設定されます)。 各数値はセミコロンで区切ってください。 |
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