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FTPとWebDAVによる共有ファイルへのアクセス



FirstClassで共有ファイルにアクセスする方法
インターネットサービスでは、FTP(File Transfer Protocol)プロトコルとWebDAVを使用して共有ファイルにアクセスします。
管理者デスクトップの[Internet Services]フォルダにある[FTP]フォルダを使用すると、FirstClassのシステム上にあるファイルをダウンロードできるようになります。FirstClassのFTPでは、ユーザが自分のFirstClassアカウントにログインしてアップロードファイルにアクセスすることもできます。
WebDAVを使用すると、Word、Excel、PowerPointのようなMicrosoft OfficeドキュメントをFirstClassで編集できるようになります。



FTPの利用
FTPプロトコルを使用すると、[FTP]フォルダ内に保存されている会議室、フォルダ、ファイルをダウンロードできます。
また、ファイルを[FTP]フォルダにアップロードしたり(権限が与えられている場合)、会議室とフォルダのエイリアスやFirstClassドキュメントを[FTP]フォルダ内に作成したりすることもできます。登録済みユーザや匿名ユーザ(設定を有効にした場合)は、FTPクライアント(任意のFTPプログラム)を利用することで、このフォルダ内にあるすべてのアイテムにアクセスできます。
[Webとファイルの詳細設定]フォームの[FTP]タブで、アノニマスFTP(匿名FTP)ユーザを許可することもできます。
06092010_122716_1.png注意
匿名ユーザはFTPフォルダへの直接アップロードができません。匿名ユーザが直接アップロードできるようにするには、未承認ユーザに対して適切な権限が設定されたFTPフォルダにアクセスできる新しい会議室(または既存の会議室のエイリアス)を作成する必要があります。
アップロードしたファイルやドキュメントは、[FTP]フォルダに直接アップロードされた場合でも、[FTP]フォルダにアクセスできる会議室のエイリアスにアップロードされた場合でも、FTP経由でダウンロードできます。会議室のエイリアス内にあるメッセージもダウンロードできますが、そのメッセージの添付ファイルはダウンロードできません。その添付ファイルをFTPユーザがダウンロードできるようにするには、別途アップロードしておく必要があります。
Macでは、[FTP]フォルダに保存するファイルをダウンロード可能な形式にしておく必要があります。例えば、マルチフォークのMacファイルはFTP転送に対応していないため、BinHex形式またはMacBinary形式に変換しておく必要があります。インターネットサービスが動的にファイル形式を変換することはありません。



WebDAVの利用
HTTP(Hypertext Transfer Protocol)の拡張仕様であるWebDAVを使用すると、FirstClass形式以外のあらゆるドキュメント(Word、Excel、PowerPointなど)を共同で作成および編集できるようになります。
これはプラットフォームに依存しない機能で、場所を問わずFirstClassデスクトップにマッピングされます。ユーザは、ファイルサーバを使用する場合と同じように、自分のFirstClassアカウントにログインしてアップロードファイルにアクセスできます。WindowsとMacでは、FirstClassクライアントまたはWebインタフェースを使用してドライブをインターネットサービスにマッピングし、そのドライブを認証できます。FirstClassコミュニティーズのWebブラウザクライアントでは、Windowsベースのプラグインをインストールすると、Microsoft Officeのファイルをブラウザから直接開けるようになります。
また、WebDAV対応アプリケーションのロック機構もサポートされます。そのため、あるユーザがドキュメントを開いて編集しているときに、別のユーザがそのドキュメントを編集しようとすると、そのドキュメントがロックされていることがそのユーザに通知されます。アプリケーションによっては、そのドキュメントを編集して、最後にそのドキュメントを統合するかどうか選択できたり、そのドキュメントが編集可能になったことがアプリケーションから通知されるまで待機できたりするものもあります。WebDAVのロック機構をサポートするには、アクセスするコンテナにWebDAVロックの列が存在している必要があります。
WebDAVは80番ポート(または、お使いのHTTPで設定されているポート)を使用します。WebDAVでは、SSL接続(インターネットサービスのHTTPサーバのSSL証明書)が必要です。WebDAVドメインを[グループ権限]フォームで指定する場合は「https://」の後にご利用のインターネットサービスマシンのドメインを入力し、最後に「/」を追加する必要があります。
また、HeaderMatchドキュメントを参照し、WebDAVを有効にするためにHeaderMatchドキュメントで必要となる設定を確認してください。
ネットワークドライブのマッピング
ドキュメントをオンラインで編集したり、大量のファイルをアップロードまたはダウンロードしたりするために、オンライン上の場所をコンピュータにマッピングできます。これにより、さまざまな種類のアップロードファイルを編集したり、ドラッグアンドドロップ操作で複数のファイルを転送したりできるようになります。
ユーザがドライブをマッピングできるようにするには、以下の操作を行うようユーザに指示してください。
Windowsドライブのマッピング
06092010_122716_1.png注意
以下の手順は、すべてのバージョンのWindowsに標準的な操作です。ただし、バージョンによって手順が多少異なる場合があります。
1 [マイコンピュータ]を開きます。
2 [ツール]>[ネットワーク ドライブの割り当て]を選択します。
3 接続するURLを入力します(例:\\otsw.huskyplanes.com\Login)。
4 プロンプトの後にログイン資格情報を入力します。
この資格情報は、ログインに使用するユーザ名とパスワードです。
入力すると、Windowsによってネットワークドライブがマッピングされます。マッピングが完了すれば、そのドライブをWindowsの他のフォルダと同じように操作できます。
Macドライブのマッピング
1 [Finder]>[移動]>[サーバへ接続]を選択します。
2 接続するURLを入力します(例:smb://otsw.huskyplanes.com/Login)。
3 プロンプトの後にログイン資格情報を入力します。
この資格情報は、ログインに使用するユーザ名とパスワードです。
Macデスクトップにネットワークドライブの新しいアイコンが表示されます。マッピングが完了すれば、そのドライブをMacの他のフォルダと同じように操作できます。

 

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