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一般的なサポートの問題



旧バージョン
サーバ、インターネットサービス、アプリケーションサービス、およびFirstClassクライアントは、常に最新のバージョンを使用するようにしてください。
また、ソフトウェアアプリケーションと同じように、オペレーティングシステムにセキュリティパッチを適用して最新の状態を維持してください。
サーバ、インターネットサービス、およびアプリケーションサービスを別々のコンピュータで実行している場合、またはクラスタ化されたインターネットサービスをシステムで使用している場合は、すべてのコンピュータでソフトウェアを更新する必要があることにご注意ください。



バックアップの問題
障害復旧作業の一環として、テスト用コンピュータでバックアップのテストを定期的に(半年または3か月に1回)実行してください。実際に障害復旧作業をするときまでテストをしたことがないという状況は避けてください。



セキュリティ対策の不備
管理者のパスワードは、初期インストール後に必ず変更してください。文字と数字をランダムに組み合わせるようにしましょう。パスワードは大文字と小文字が区別されます。
ログファイルをチェックし、管理者または副管理者がログインに失敗していないかどうか確認してください。
インターネットサービスゲートウェイにパスワードを設定してください。
副管理者が実行できる作業に管理者アカウントを使用しないでください。このような作業を行うための副管理者アカウントを作成し、必要最低限の権限を設定してください。
サーバは、直接操作できる環境に設置してください。サーバでリモート制御ソフトウェアを稼働させたままにしないでください。それが不可能な場合は、そのソフトウェアのセキュリティ設定を最も厳しくしてください。



インターネットメールの滞留、およびDNSレコードとMXレコードの不正な設定
DNSとMXレコードの不正な設定をFirstClassの問題と勘違いする可能性があります。以下の点を確認してください。
• インターネットメールの送信はできるのに受信はできない場合は、MXレコードの問題が考えられます。
• インターネットサービスの起動後、すべての受信SMTPセッションが短期間で使用されてしまう場合は、DNSサーバの問題が考えられます。
また、[Internet Services]フォルダ内の[メールの詳細設定]フォームの設定を確認してください。例えば、SMTPの再試行回数を100に、遅延を2秒に設定すると、インターネットメールは送信されなくなります。
サポート窓口から指示された場合を除き、デフォルトの設定を変更しないことをお勧めします。



各種モニタの動作不良
各種モニタはセキュリティの最前線であり、1日に少なくとも2回は確認するようにしてください。
[サーバモニタ]は、セッションメモリが不足している、ユーザのニーズに対応できるだけのセッション数がない、ミラーリング/バッチ/監査に問題が発生しているといった、さまざまな問題の発生を警告してくれます。
[インターネットモニタ]は、ボトルネックが発生していたり、各種プロトコルに使用するインターネットセッションが不足していたりするなどの問題の発生を警告してくれます。
[セッションモニタ]は、現在ログインしているユーザと、そのユーザが実行している作業の確認に役立ちます。



権限の問題
ゲートウェイや[Other Sites]グループなどのオブジェクトの権限を変更すると、影響が非常に大きな範囲に及ぶ可能性があります。あらかじめインストールされているグループやコンテナ用テンプレートの権限は変更しないでください。



ネットワークストアの増大
サイズの大きいネットワークストアは便利ですが、今のストレージ技術では、ユニットあたりのストレージ容量の増加に転送速度が追いつかず、動作に負荷がかかり過ぎてしまうことがあります。このような動作上の問題は特に、バックアップ、復元、動作効率の面で見られるようになります。
ネットワークストアのサイズを制限するため、ユーザの個人用ストレージの制限値と適切な有効期限を定めたユーザポリシーを必ず作成してください。3年前に作成したドキュメントを最後に開いたのはいつなのか、考えるようにしましょう。



「ディレクトリの不整合」または「インデックスの最適化失敗」と診断された場合の対応
このような問題を解決するには、ディレクトリの再構築を実行してから、ディレクトリをもう一度診断します。それでも不整合が残っている場合は、以下のどれかに当てはまるかを確認してください。あてはまる場合は、ディレクトリの不整合が残る可能性があるため、再構築をやり直す必要はありません。
• 非常によく似たユーザ名やユーザIDがある(同じ文字の組み合わせで始まっているなど)
• ユーザ名またはユーザIDで使用されていないアルファベット文字がある
• 数字のみのユーザIDがある

 

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