RENAME
機能
保護されていないオブジェクトの名前を変更します。パスの各要素はコロンで区切ってください。PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。
構文
RENAME targetpath objname パラメータ
targetpath |
管理者デスクトップからの相対パスです。 |
DESKTOP userID targetpath |
ユーザのデスクトップからの相対パスです。パスの各要素はコロンで区切ってください。 PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。 |
objname |
オブジェクトに付ける新しい名前です。 |
例
[Employee Lounge]会議室の名前を[Staff Lounge]に変更するには、以下のように入力します。
RENAME "General Conferences:employee lounge" "Staff Lounge"
Susan Bram(ユーザID sbram)のデスクトップにある[Presentations]会議室の名前を[Obsolete Presentations]に変更するには、以下のように入力します。
RENAME DESKTOP sbram "Presentations" "Obsolete Presentations"
[Presentation]会議室が保護されている場合には、あらかじめPUT PROPERTIES DESKTOPコマンドで保護を解除する必要があります。
リーフアイテムまたはコンテナは、保護されているか読み取り専用に設定されている場合には名前を変更できません。3つのコマンドを記述して属性を無効にしてからオブジェクト名を変更し、再び属性を有効にするという作業をしなくても、PUTコマンドとPROPERTIESキーワードを使えばオブジェクト名を変更できます。
PUT PROPERTIES DESKTOP sbram "presentations" 1017 0 "Obsolete Presentations"
[プロパティ]フォーム(Windows)または[情報を見る]フォーム(Mac)の[保護]フィールドのIDは1016です。すでに保護が解除されているアイテムに対して保護を解除するコマンドを送信して、RENAMEコマンドが失敗しないようにすることをお勧めします。
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