ロゴ:

ヘルプの目次
このヘルプについて
 
エンドユーザ向けヘルプ
クライアントヘルプ
Webアクセスヘルプ
スクリーンリーダー
フォーム
用語
コンテナ
 
管理者向けヘルプ 管理者向けヘルプ
サーバの管理
インターネットサービス
カスタマイズツール
 
バナー:
 
 LFS37
 
NEW



機能
会議室、フォルダ、コンタクトデータベース、グループ、ゲートウェイ、モニタ、ルール、ステーショナリ、チャットルーム、メッセージ、ドキュメントなどの新しいオブジェクトを作成します。EXPORTコマンドを利用すると、新しいオブジェクトを作成するのに必要なスクリプトが自動的に生成されます。パスの各要素はコロンで区切ってください。PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。



構文
フォームなどのリーフアイテムを作成する場合
NEW path name subj objtype icon h v formID +p
会議室、ドキュメント、保護されていないフォルダ、またはアップロードファイルを作成する場合
NEW path name subj objtype icon h v +p
カレンダーやタイプが指定されたオブジェクトを作成する場合
NEW path name subj objtype icon h v type +p
パラメータ


path
新しいオブジェクトの位置です。管理者デスクトップからの相対位置で指定します。
DESKTOP userID path
ユーザのデスクトップ上にオブジェクトを作成します。パスは、ユーザのデスクトップからの相対位置で指定します。
name
新しいオブジェクトの名前です。
subj
[件名]フィールドの内容です。
objtype
作成するオブジェクトの種類です。
CHAT
公開チャットルーム
CONFERENCE
会議室、カレンダー、共有カレンダー、備品カレンダー、または場所カレンダーです。それぞれの名前は固有である必要があります。
FOLDER
フォルダです。固有の名前にする必要はありません。
FCF
アップロードファイルです。
FORMDOC
フォームです。
PERMS
ステーショナリのメッセージです。
TEMPS
インターネットモニタまたはサーバモニタです。
SYSINFO
セッションモニタです。
MESSAGE
メッセージです。
DOCUMENT
ドキュメントです。
icon
オブジェクトのアイコンのIDです。
subtype
特別なコンテナを作成します。
ブックマーク
16
コンタクトデータベース
7
個人用カレンダー
21
共有カレンダー
28
備品カレンダー
22
場所カレンダー
23
共有ドキュメント
33
マイドキュメント
32
メモ
26
Web公開
15
オフライン会議室
2
音声グリーティング
20
アプリケーション用コンテナ
35
メンバーの一覧
36
ブログ用コンテナ
50
ポッドキャスト用コンテナ
51
ワークスペース
41
ファイルストレージ
40
h
オブジェクトの水平ピクセル位置です。管理者デスクトップの左上角からの相対位置で指定します。
オブジェクトを自動的に配置する場合には、-1にしてください。
v
オブジェクトの垂直ピクセル位置です。管理者デスクトップの左上角からの相対位置で指定します。
オブジェクトを自動的に配置する場合には、-1にしてください。
formID
フォームIDです。
フォームIDは、FirstClassデザイナーとともにインストールされたExample.fcで調べることができます。
+a
未承認オブジェクトを作成します。
+d
読み取り専用オブジェクトを作成します。
+h
新しい会議室またはカレンダーがディレクトリに公開されないようにします。
+l
上部ペインにオブジェクトを配置します。
-l
下部ペインにオブジェクトを配置します。
+p
オブジェクトを保護します。
+t
ツールバーにオブジェクトを配置します。
+x
[Rules & Resources]フォルダ内にオブジェクトを作成します。




CHATの使用
チャットルームを作成するには、オブジェクトの種類をCHATにします。アイコン番号は150、フォームIDは129です。オブジェクトは自動的に配置されます。例えば、チャットルームファイルを会議室の中に作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Water Cooler" "" CHAT 150 -1 -1 129
CONFERENCEの使用
会議室やカレンダーを作成する場合に使用します。
[General Conference]フォルダ内に[Employee Lounge]会議室を新しく作成して保護設定し、標準の会議室用アイコン(アイコンID 8)を設定するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences" "Employee Lounge" "" CONFERENCE 8 41 15 +p
会議室には[件名]フィールドは必要ありません。したがって、このフィールドは空の引用符("")を入力して空白にします。会議室は、ウィンドウの左端から41ピクセル、上端から15ピクセルの位置に配置されます。
ウィンドウが分割されたコンテナの場合、デフォルトでは、コンテナは上部ペインか左側ペインに作成されます。下部ペインか右側ペインに会議室を作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences" "Employee Lounge" "" CONFERENCE 8 41 15 +pl
会議室をSusan Bramのデスクトップに作成する必要がある場合は、パスを空の引用符("")で表します。Presentationという名の会議室をSusan Bram(ユーザID sbram)のデスクトップに作成するには、以下のように入力します。
NEW desktop sbram "" "Presentations" "" conference 8 41 65 +p
新しい会議室を作成して保護設定し、ディレクトリに公開されないようにするには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences" "Employee Lounge" "" CONFERENCE 8 41 15 +ph
PUT PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge" 2007 6 1
この2つのコマンドを利用すると、重複した名前を持つ会議室を作成できます。ただし、それらの会議室を同じ場所に作成することはできません。
既存の会議室を非公開にするには、以下のように入力します。
PUT PERMISSIONS "General Conferences:Employee Lounge" 2007 6 1
ディレクトリで公開されているにもかかわらず他の会議室と名前が重複するような会議室は、NEWコマンドで作成できます。ただし、以下の条件をすべて満たす必要があります。
• システムプロファイルで、「同一ユーザ名の使用を禁止」にチェックが無効になっている。
• SETOUコマンドでその会議室を組織単位が設定されているユーザグループに登録し、そのグループで「OU内部で同じグループ名の使用を禁止する」を有効にする。
• 新しい会議室を作成するコンテナ内に同じ名前の会議室がない。例えば、General Conferencesの中に[Employee Lounge]会議室がすでにある場合、[Employee Lounge]という名の会議室をここにもう1つ作成することはできません。新しい[Employee Lounge]会議室を[General Conferences]フォルダ内の[Sweden's Conferences]フォルダに作成し、この会議室を[Sweden Staff]ユーザグループに所属させるには、以下のように入力します。
SETOU "Sweden Staff"
NEW "General Conferences:Sweden's Conferences" "Employee Lounge" "" Conference 8 -1 -1 +p
オブジェクトタイプのCONFERENCEは、カレンダーを作成する場合にも使用します。ただし、subtypeパラメータが必要です。[General Conference]フォルダ内にStaff Eventという名の共有カレンダー(subtypeパラメータは28)を作成して保護設定し、空白の件名と標準のアイコン(アイコンID 24011)を設定するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences" "Staff Events" "" CONFERENCE 24011 41 15 28 +p
場所カレンダーのsubtypeは21で、標準のアイコンIDは24011です。
備品カレンダーのsubtypeは22で、標準のアイコンIDは24013です。
場所カレンダーのsubtypeは23で、標準のアイコンIDは24014です。
ディレクトリに公開されないシステムイベントカレンダーを作成するには、以下のコマンドを入力します。
New "FirstClass Services" "System Events Calendar" "" Conference 24011 408 58 28 +P
ACTIVATE SYSCALENDAR
//システムイベントカレンダーをディレクトリに登録しない
PUT DIRECTORY calendar "System Events Calendar" 1227 6 1
コンタクトデータベースもCONFERENCEオブジェクトタイプを使用し、subtypeを7にする必要があります。[Employee Lounge]会議室内にコンタクトデータベースを作成するには、以下のように入力します。
New "General Conferences:Employee Lounge" "Customer List" "" Conference 23014 35 16 7 +p
FOLDERの使用
[Employee Lounge]会議室内で[Old Messages]という名のフォルダを新しく作成し、保護設定はせず標準のアイコン(アイコンID 26093)を設定するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Old Messages" "" Folder 26093 41 15
ウィンドウが分割されたコンテナの場合、デフォルトでは、コンテナは上部ペインか左側ペインに作成されます。フォルダを下部ペインか右側ペインに作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Old Messages" "" Folder 26093 41 15 +l
共有可能なコンタクトデータベースを新しく作成するには、以下のコマンドを入力します。
NEW desktop sbram "Contacts" "Friends and Family" "" conference 23014 41 15 7
ユーザのデスクトップにコンタクトフォルダを作成するには、subtypeパラメータを指定する必要があります。コンタクトフォルダでは7を使用してください。
NEW desktop sbram "" "Contacts" "" folder 23014 41 15 7
上記のコマンドによってフォルダが作成されます。権限フォームを設定してフォルダをユーザどうしで共有することはできません。
ユーザのデスクトップにマイドキュメントフォルダを作成するには、subtypeを指定する必要があります。マイドキュメントでは32を使用してください。
NEW desktop sbram "" "My Documents" "" folder 13304 81 303 32
ユーザのデスクトップにWebフォルダを作成するには、subtypeを指定する必要があります。Webフォルダでは15を使用してください。
NEW desktop sbram "" "My Web Site" "" folder 23018 55 245 15
FCFの使用
NEWコマンドとUPLOADコマンドの両方を使用する必要があります。また、アップロードするファイルを、バッチ管理コマンドを含むメッセージに添付する必要があります。フォームIDパラメータは必要ありません。例えば、[Employee Lounge]会議室内にstaff setting.fcファイルをアップロードするには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:employee lounge" "staff settings.fc" "" FCF 17044 -1 -1
UPLOAD "General Conferences:employee lounge:staff settings.fc" "staff settings.fc"
リソースファイルをユーザグループの[Rules & Resources]フォルダにアップロードするには、以下のように入力します。
NEW MODEL "Employees" "" "staff settings.fc" "" FCF 17044 -1 -1 +X
UPLOAD PREVIOUS "staff settings.fc"
COMPILE MODEL "Employees"
FORMDOCの使用
[Executive Users]という新規ユーザグループ(フォームID 124)を作成するには、以下のように入力します。
NEW "Groups" "Executive Users" "" formdoc 23003 -1 -1 124 +p
[Employee Lounge]会議室内に、読み取り専用の検索フォームを作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge:Useful Searches" "Find Unread Messages" "" FORMDOC 2001 -1 -1 8000 +d
既存のコンタクトフォルダに「Paul」という名の新しいコンタクトを作成するには、以下のように入力します。
NEW desktop sbram "Contacts" "Paul" "" formdoc 23004 -1 -1 105
+xオプションを付けると、コンテナの[Rules & Resources]フォルダ内に新しいルールが作成されます。Susan Bram(ユーザID sbram)のメールボックスに新しい受信ルール(フォームID 21)を作成し、標準のアイコン(アイコンID 7027)を設定するには、以下のように入力します。
NEW desktop sbram mailbox "Receive Rule" "" FORMDOC 7027 -1 -1 21 +x
[サーバツール]フォームを作成するには、以下のように入力します。
NEW "core services" "Server Tools" "" formdoc 2005 250 260 18 +p
アーカイブサービスクラスタ用のサービスアカウントを、リモートサーバのシリアル番号を800000010として作成するには、以下のコマンドを入力します。
New "Gateways & Services" "Archive Services 1" "Cluster 1" FormDoc 23001 60 210 126 +p
put previous 1102 0 "800000010"
New desktop "800000010"  "" "Archive Services" "" Folder 24073 0 0 57
New desktop "800000010"  "Archive Services" "Archive Services Setup" "" Document 2005 0 0 36
06092010_122716_1.jpg注意
アーカイブサービスのサービスアカウントでは、800000000から800000099のサーバシリアル番号を使う必要があります。クライアントを使用して、パスワード、接続情報、およびスケジュールを入力してください。
送信ルールを作成するには、フォームID 22を使用してください。また、詳細ルールを作成するには、フォームID 23を使用してください。
[Employee Lounge]会議室に新しい受信ルールを作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:employee lounge" "Receive Rule" "" FORMDOC 7027 -1 -1 21 +x
COMPILE "General Conferences:employee lounge"
FirstClassスクリプトを使用してルールを削除することはできません。
ルールの作成について詳しくは、EXPORTコマンドを参照してください。
[Employee Conferences]コンテナ用テンプレートにアプリケーションルールを作成するには、以下のように入力します。
NEW MODEL "Employee Conferences" "" "Receive Rule" "" FORMDOC 7027 -1 -1 27 +x
COMPILE MODEL "Employee Conferences" ""
新しい[サーバ管理]フォーム(ID 58)を作成するには、以下のように入力します。
NEW "core services" "Server Control" "" FORMDOC 23007 -1 -1 58 +p
PERMSの使用
ステーショナリフォームを作成します。このフォームは、[管理]>[新しいステーショナリ]を選んで利用できるようにする必要があります。例えば、独自のステーショナリを追加し、フォームIDを1001にするには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Suggestions" "" PERMS 17044 -1 -1 1001 +p
利用可能な任意のメッセージやドキュメントからステーショナリを作成するには、以下のように入力します。
NEW "General Conferences:Employee Lounge" "Suggestions" "Submit your suggestions" MESSAGE 17044 -1 -1 1001 +pm
上記のコマンドに件名を含めてください。含めなければ、ステーショナリの名前が表示されなくなります。上記コマンドで作成したステーショナリには、未送信を示すフラグが付きます。
TEMPSの使用
モニタ関連のフォームを作成します。これらのオブジェクトを動作させるには、保護設定をする必要があります。モニタを作成するには、以下のように入力します。
NEW "Core Services" "Server Monitor" "" Temps 23007 -1 -1 7900 +p
また、このモニタにサービスアカウント番号を関連付ける必要があります。バージョン8.0から搭載された新しいクラスタとサイト関連のスクリプト、および上記のスクリプトに、そのための手順が含まれています。
NEW "Internet Services" "Internet Monitor" "" Temps 23007 244 19 8900 +p
PUT PREVIOUS 1302 0 1000000000
NEW "Voice Services" "Voice Services Monitor" "" Temps 23007 244 19 7901 +p
PUT PREVIOUS 1302 0 9000000000
SYSINFOの使用
アイコンIDは、23007です。これらのオブジェクトを動作させるには、保護設定をする必要があります。セッションモニタやタスクモニタを作成するには、以下のコマンドのうちいずれかを入力します。
NEW "Core Services" "Session Monitor" "" SYSINFO 23007 120 21 0 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (All)" "" SYSINFO 23007 120 21 1 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (System)" "" SYSINFO 23007 120 21 2 +p
NEW "Core Services" "Tasks Monitor (Active)" "" SYSINFO 23007 120 21 3 +p
MESSAGEの使用
Susan(ユーザID sbram)のメールボックス内にメッセージを作成するには、以下のように入力します。
NEW DESKTOP sbram "mailbox" "Susan A. Bram" "Away today" Message 23032 273 21 0
DOCUMENTの使用
Susan(ユーザID sbram)の個人用Webサイトのドキュメントを作成するには、以下のように入力します。
NEW DESKTOP sbram "My Web Site" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900
ウィンドウが分割されたコンテナの場合、ドキュメントは下部ペインか右側ペインに作成されます。上部ペインか左側ペインに作成するには、以下のように入力します。
NEW DESKTOP sbram "My Web Site" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900 -l
ウィンドウが分割されたコンテナの場合、ドキュメントは下部ペインか右側ペインに作成されます。ツールバーに作成するには、以下のように入力します。
NEW DESKTOP sbram "My Web Site" "Home Page" "" Document 23019 30 15 900 +t



関連するコマンド
NEWコマンドで作成したオブジェクトにフィールドデータを入力する方法については、PUTコマンドとEXPORTコマンドを参照してください。

 

Copyright(C) 2002-2018 FC Management Co. All Rights Reserved