LINK SPECIAL
機能
管理者またはユーザのデスクトップ上にあるコンテナのエイリアスを作成し、他のコンテナの中に配置します。このコマンドでは、エイリアスの保護を有効にしたり、位置を決めたり、アイコンを選んだりすることもできます。
このコマンドを使用して、パンチスルーカレンダーを作成することも可能です。
PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。
構文
LINK SPECIAL newpath currentpath +i iconID +l h v +p
LINK SPECIAL DESKTOP userID newpath DESKTOP userID currentpath +i iconID +l h v +p パラメータ
path |
新しいオブジェクトの位置です。管理者デスクトップからの相対位置で指定します。パスの各要素はコロンで区切ってください。 |
DESKTOP userID path |
ユーザのデスクトップ上にオブジェクトを作成します。パスは、ユーザのデスクトップからの相対位置で指定します。 |
newpath |
新しいエイリアスを配置する場所です。 |
currentpath |
既存のオブジェクトの場所です。 |
h |
新しいエイリアスの水平ピクセル位置で、管理者デスクトップの左上角からの相対位置で指定します。 オブジェクトを自動的に配置する場合は、+lオプションを使用しないでください。 |
v |
新しいオブジェクトの垂直ピクセル位置で、管理者デスクトップの左上角からの相対位置で指定します。 オブジェクトを自動的に配置する場合は、+lオプションを使用しないでください。 |
+i iconID |
このエイリアスに使用するアイコンIDです。省略可能です。 |
+l h v |
エイリアスの水平位置と垂直位置です。省略可能です。 |
+p |
エイリアスの保護設定を有効にします。省略可能です。 エイリアスを保護しない場合には、+pオプションを使用しないでください。 |
例
Paul Chu(ユーザID pchu)のデスクトップ上にある[My Work]フォルダ内に、Susan(ユーザID sbram)の[Husky Planes Policy]フォルダのエイリアスを作成します。Susanの[Husky Planes Policy]フォルダは、[Working Area]フォルダ内にあります。
LINK SPECIAL DESKTOP pchu "My work" DESKTOP sbram "working area:husky planes policy" +i 23007 +l 50 50 +p
注意
+i、+l、および+pは任意の順序で並べることができます。すべて省略可能です。
[Employee Lounge]会議室内の[Customer Info]コンタクトデータベースのエイリアスをSusanが利用する必要があるとします。[Employee Lounge]会議室は、管理者のデスクトップ上の[General Conference]フォルダ内にあります。そこで、このエイリアスをSusanのコンタクトフォルダに配置することにします。
LINK SPECIAL DESKTOP sbram "contacts" "General conferences:employee lounge:customer info"
Susan Bramが自分のカレンダーを開いたときに、Employee Calendarの内容が表示されるようにします。
LINK SPECIAL desktop sbram "calendar" "general conferences:employee calendar"
関連するコマンド
会議室のエイリアスの水平および垂直位置を変更する方法については、LINK SPECIALまたはPUT PROPERTIESを参照してください。
フォルダや会議室をユーザのデスクトップに置く方法については、LINK USERを参照してください。
|