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EXPORT



機能
サーバ上にある既存のオブジェクト情報に応じたクロスプラットフォームのFirstClassスクリプトを生成します。EXPORTコマンドを実行できるのは管理者アカウントだけです。パスの各要素はコロンで区切ってください。PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。
サーバから返されるスクリプトには、メンバー一覧と所属グループの情報は含まれません。



構文
スクリプトを生成する場合
EXPORT path name +rnpe -cv
スクリプトを生成して実行する場合
EXPORT path address ScriptPassword objDesc +b
パラメータ


path
管理者デスクトップからの相対パスで指定されたエクスポート元オブジェクトです。
Desktop userID path
ユーザのデスクトップからの相対パスで指定されたエクスポート元オブジェクトです。
name
ユーザや会議室のディレクトリ名です。このnameパラメータがない場合、スクリプトは送信者に返されます。省略可能です。
住所
バッチ管理コマンドを実行するユーザの名前です。通常、同じサーバ内では、このパラメータは「batch admin」にします。
ScriptPassword
スクリプトコマンドを実行するのに必要なパスワードです。省略可能です。
objdesc
エクスポート元のオブジェクトのパスです。
+r
再帰処理を行います。子会議室やサブフォルダをエクスポートします。
+b
スクリプトをただちに処理します。オブジェクトの生成とエクスポートを同時に行う場合にだけ使用します。
+g
[Rules & Resources]フォルダの内容、モデル表示の表示のプロパティ、およびコンテナ用テンプレートグループの権限をエクスポートします。[Rules & Resources]フォルダの内容とユーザグループの表示のプロパティをエクスポートします。
+h
履歴情報を含めます。
+n
コピー先パスのコンテナを含めます。
+p
権限フォームの[対象]部分の情報を含めます。権限フォームにあるその他の対応フィールドは、すべてデフォルトで含まれます。ただし、メンバー一覧と所属するグループのフィールドは含まれません。
+e
コンテナの列のカスタマイズ情報、ルール、およびリソースを含めます。
-c
メッセージ、ドキュメントおよびファイルを除外します。
-v
表示のプロパティの情報を除外します。
-m
最終更新日の情報を除外します。インポートスクリプトを実行すると、オブジェクトが現在の日付で作成されます。
-f
フォルダ作成情報を除外して、単一のコンテナへのインポートを可能にします。




手順
EXPORTコマンドを使用するには、以下の操作を行います。
1 有効なEXPORTコマンドを含むメッセージをBatch Admin宛に送信します。
FirstClassは適切な情報を抽出し、その情報をインポートスクリプトの生成に使用します。
2 転送メッセージを作成し、宛先をBatch Adminにします。
3 メッセージ本文の<ObjDesc>をインポート先のパスに置き換えます。
会議室、カレンダー、グループ、およびメールリストは固有の名前にする必要があります。
チャット、フォルダ、メッセージ、会議室内のアイテム、ドキュメント、アップロードしたファイル、ステーショナリ、およびカレンダーの予定と作業は固有の名前にする必要がないため、調整は不要です。
06092010_122716_1.jpg注意
インポート先のフォルダ、会議室、カレンダーは、あらかじめ作っておく必要があります。NEWコマンドを利用して手動で作成するか、EXPORTコマンドに+nオプションを付けて作成できます。サーバコンソールに「object not found(オブジェクトが見つかりません)」というエラーが表示される場合には、パスが存在しないか、誤って入力されている可能性があります。
4 メッセージを送信します。
EXPORTでは、以下のオブジェクトは対象となりません。
• フォルダ、会議室、またはカレンダーのエイリアスはエクスポートできません(LINK SPECIALコマンドを使用して作り直してください)。
• 会議室やカレンダーの権限フォームにある[対象]部分の情報はスクリプトでエクスポートできますが、所属グループとメンバー一覧の情報はエクスポートできません。
Internetゲートウェイ経由でスクリプトを送信する場合、送信メールの行の長さがスクリプトの行の長さに対応するように設定されていることを確認してください。この設定フィールドは、[Internet Services]フォルダ内の[メールの詳細設定]フォームの[送信]タブ内にあります。サーバコンソールに「object not found(オブジェクトが見つかりません)」エラーが表示された場合は、行の長さがスクリプトの長さより短く設定されている可能性があります。
06092010_122716_1.jpg注意
生成するインポートスクリプトを最終変更日とスレッドIDに基づいて限定する方法は、SETEXPORTFILTERSを参照してください。添付ファイル名を選ぶ方法は、SETEXPORTOPTIONSを参照してください。



さまざまなオプションで会議室をエクスポート
[Employee Lounge]会議室は[General Conferences]フォルダ内にあります。この会議室には、メッセージ、ドキュメント、アップロードされたファイル、子会議室、フォルダ、およびカレンダーがあります。
[Employee Lounge]会議室の中にある(すべてのメッセージ、ドキュメント、カレンダーアイテム、アップロードファイルに加えて)会議室、フォルダ、カレンダー、表示のプロパティの情報を含むスクリプトがサーバから返されるようにするには、以下のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +r
スクリプトの生成と処理を同時に行うには、以下のように入力します。
EXPORT "general conferences:employee lounge" "batch admin" "" "general conferences:management area" +br
子会議室やカレンダーの権限フォームの[対象]部分を含む(+p)スクリプトがサーバから返されるようにするには、以下のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +rp
上記のスクリプトには、[Employee Lounge]という名の会議室を作成したり、[Employee Lounge]会議室の権限フォームの内容を設定したりするコマンドは含まれません。
サブコンテナの権限フォームの[対象]部分を含み、内容(-c)や表示のプロパティ(-v)の情報を含まないスクリプトがサーバから返されるようにするには、以下のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +rp -cv
このスクリプトには、[Employee Lounge]会議室を作成したり、[Employee Lounge]会議室の権限を設定したりするコマンドは含まれません。
[Employee Lounge]会議室(+n)の権限フォームの[対象]部分(+p)を含み、サブコンテナ(+rを入れない)や内容(-c)、および表示のプロパティ(-v)を含まないスクリプトがサーバから返されるようにするには、以下のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +pn -cv
[Employee Lounge]会議室(+n)のルール(+e)を含み、サブコンテナ(+rを入れない)、内容(-c)、および表示のプロパティ(-v)を含まないスクリプトがサーバから返されるようにするには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +en -cv
Employee Lounge会議室(+n)を再作成し、権限フォーム上の[対象]部分(+p)、ルール(+e)、すべてのコンテナ(+r)を再現するスクリプトがサーバから返されるようにした場合、すべてのコンテナのルール、内容、権限フォーム、および表示のプロパティの情報も返されます。内容と表示のプロパティの情報は、デフォルトで含まれます。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +nper
Employee Lounge会議室(+n)を再作成し、権限フォーム上の[対象]部分(+p)、ルール(+e)、すべてのコンテナ(+r)を再現するスクリプトがサーバから返されるようにした場合、すべてのコンテナの権限フォームとルールの情報も返されます。内容(-c)と表示のプロパティ(-v)が含まれないようにするには、下記のように入力します。
EXPORT "general conferences:Employee Lounge" +nper -cv
モデル表示とStudent Conferencesグループの内容を含むコンテナ用テンプレートを作成するスクリプトがサーバから返されるようにするには、以下のように入力します。
EXPORT "groups:Student Conferences" +g
デスクトップの内容をエクスポート
sbramのコンタクトフォルダをpchuのコンタクトフォルダにエクスポートするには、以下のコマンドを実行します。
EXPORT DESKTOP sbram "Contacts"
サーバがスクリプトを返したら、転送メッセージを作成し、本文の<ObjDesc>を以下のコマンドに置き換えてbatch admin宛に送信します。
DESKTOP pchu "Contacts"
sbramのコンタクトフォルダをpchuのコンタクトフォルダにエクスポートする作業を一度に行うには、以下のコマンドを実行します。
EXPORT DESKTOP sbram "Contacts" "batch admin" "" DESKTOP pchu "Contacts" +b
sbramの[Voice Greetings]フォルダにある[Voice Menus]フォルダを、pchuのすでに存在している[Voice Greetings]>[Voice Menus]フォルダへ一度にエクスポートするには、以下のコマンドを実行します。
EXPORT DESKTOP sbram "voice greetings:voice menus" "batch admin" "" DESKTOP pchu "voice greetings:voice menus" +b
ルールをエクスポート
ルールについては、FirstClassスクリプトですべて対応できるわけではありません。ルールを作成したり既存のルールを変更したりすることはできますが、ルールを削除することはできません。
sbramのメールボックスからルールをpchuのメールボックスにエクスポートするには、以下のコマンドを実行します。
EXPORT DESKTOP sbram "mailbox" +ne -cv
サーバからスクリプトが返されたら、転送メッセージを作成して、以下の変更を加えます。
• <ObjDesc>をDESKTOP pchuに変更します。
• メールボックスを作成し、権限を設定するコマンドをコメントアウトします。
• Paulのメールボックス内に[Conference Mail]フォルダを作成するコマンドを追加します。
//メールボックス内にフォルダを作成

NEW DESKTOP pchu "mailbox" "Conference Mail" "" folder 26093 -1 -1

SetBase DESKTOP pchu

SetRelative FromBase Path ""
//New Relative "" "MailBox" "" Conference 23009 60 57 +P
//Put Permissions Relative "MailBox" 1012 7 0 1006 14 0 1004 14 0 2008 7 0 1000 6 0 1002 6 0 1001 6 0 1007 7 0 2009 7 6

SetBase FromBase Path "MailBox"
SetRelative FromBase Path ""

// Reference:1:20134
New Relative "" "File in Folder" "" FormDoc 23047 112 15 23 23 -U+X
Put Previous 8120 7 1252 8140 0 8141 0 9 ""
Put Previous 13801.0 7 1 13810.0 7 11 13806.0 7 21 13821.0 7 2 13830.0 7 1 13832.0 0 "Conference Mail"
Put Properties Previous 13801 7 1
Put Properties Previous 13830 7 1
Put Properties Previous 1018 14 -1127673958

Compile Relative ""

SetRelative FromBase Path ""
グループ情報をエクスポート
ユーザグループとコンテナ用テンプレートグループは、1つのグループフォームで構成されていますが、権限や表示のプロパティやリソースを含んでいる場合があります。
以下のコマンドを利用するだけで、グループフォームを再作成するスクリプトが返されます。
EXPORT "groups:employee"
ユーザグループの場合は、以下のコマンドを利用すると、ユーザグループフォーム、モデルデスクトップの表示のプロパティ、および[Rules & Resources]フォルダの内容を再作成するスクリプトが返されます。
EXPORT "groups:employee" +g
コンテナ用テンプレートグループの場合は、以下のコマンドを利用すると、コンテナ用テンプレートフォームとその権限、モデル表示の表示のプロパティ、および[Rules & Resources]フォルダの内容を再作成するスクリプトが返されます。
EXPORT "groups:employee read conferences" +g

 

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