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ENABLEFIELDSUBSTITUTION



機能
メッセージの本文領域にある「#」フィールド識別子を、Batch Admin宛に送信したフォームのフィールドデータで置き換えます。このオプションはデフォルトでは無効になっていますが、ENABLEFIELDSUBSTITUTIONコマンドで有効にできます。このコマンドの後に続く行に対して、識別されたフィールド内のデータで「#」フィールド識別子を置き換える前処理が行われます。
この前処理を有効にした後で「#」が文字列の一部として必要になった場合は、「#」の前に「\」を置いてください(「\#」とする)。
アプリケーションルールのスクリプトを実行する場合は、このコマンドでセッションのデータにアクセスすることもできます。例えば、ユーザID、クライアントID、または第一組織単位を表す特別なIDをこのスクリプトに記述できます。



構文
ENABLEFIELDSUBSTITUTION
#fieldID        
#{fieldID}
パラメータ


fieldID
必ず数値にしてください。
{fieldID}
フィールドIDのすぐ後に数字を表示できます。

セッションデータID
以下のIDは、アプリケーションルールの[バッチ管理スクリプトを実行する]とともに使用する場合にだけ利用できます。
#7001   ユーザの名前1
#7002   ユーザの名前2
#7003   ユーザの名前3
#7006   ユーザのクライアントID
#7012   ユーザID
#7100   ユーザの完全フォーマット名
#7101   コピーの日付
#7102   コピーの時刻
#7103   選択されたアイテム
#5004   ユーザの第一組織単位



このコマンドのフィールド置換機能を十分に活用するには、専用のフォームを作成する必要があります。例えば、ユーザである従業員に対して、ディレクトリに公開されない会議室を[Employee Lounge]会議室内に作成できる権限を与えるものの、会議室の設定権限は与えないとします。また、この会議室には特別なデザインとアイコンを使用するとします。
まず、Employee Conferencesという名のコンテナ用テンプレートを作成し、[表示とリソース]フィールドを「デフォルトのテンプレート表示」に設定します。また、このテンプレートのモデル表示を設定し、権限も設定します(その際、[ディレクトリに非公開]を有効にします)。コンテナ用テンプレートを利用すると、所属する会議室の更新が簡単に行えるようになります。
この新しい会議室にユーザが名前を付けることができる簡単なフォームを、FirstClassデザイナーで作成します。会議室の名前は、ID 4001のフィールドに入力されるようにします。また、このフォームにはID 30002のフィールドも配置します。これは、アプリケーションルールの[次の文]フィールドに入力された情報の内容を取得するためのフィールドです。
rule.png

このフォームを含む設定ファイルを、[Employee Conferences]コンテナ用テンプレートの[Rules & Resources]フォルダにアップロードし、ユーザが[Employee Lounge]会議室を次に開いたときにこのフォームを取得できるようにします。
[Employee Template]という名の会議室を保護設定なしで作成し、[Employee Conferences]コンテナ用テンプレートに所属させます。これにより、サブコンテナ、ドキュメント、および他のコンテナへのリンクをこのサンプルの[Employee Template]会議室に追加できるようになります。
ユーザは、「Employee Lounge」ツールバー上で手動ルールを選択して、このスクリプトを実行します。[Employee Lounge]会議室では「サーバ設定の表示を使用」を有効にし、従業員には[会議室の作成]権限を与えておきます。
このルールは、下図のように表示されます。
rule2.pngこのスクリプトは、Employee Conferenceという名のドキュメントに記述し、管理者デスクトップの[My Scripts]という名のフォルダに保存するとします。このドキュメントには、以下のスクリプトを記述します。
ENABLEFIELDSUBSTITUTION
//Employee lounge内のテンプレートのコピーを作成し、所属グループ設定をコピー
COPY "General Conferences:Employee Template" "General Conferences:Employee Lounge" +nr
//[Get Confirmation]フォームを利用して新しい会議室名を作成
rename "General Conferences:Employee Lounge:Employee Template" "#4001"
//新しい会議室を保護
PUT PROPERTIES "General Conferences:Employee Lounge:#4001" 1016 6 1
//ユーザの完全フォーマット名と作成日時をこの会議室の[プロフィール]フォームに追加。メッセージ本文のフィールドIDは6
PUT ABOUTPATH "General Conferences:Employee Lounge:#4001" 6 "This conference was created by #7100 on #7101"

 

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