DIR
機能
コンテナやリーフアイテムの一覧を返します。また、ファイルやフォルダの数、最終変更日時、コンテナに割り当てられたディスク使用量などの情報も返します。この操作には、REPLYコマンドが必要です。インデックス番号も返されるため、BYINDEXキーワードで使用できます。
構文
DIR path|DESKTOP userID path +lbpsdr パラメータ
path |
オブジェクトの位置です。管理者デスクトップからの相対位置で指定します。パスの各要素はコロンで区切ってください。 PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。 |
DESKTOP userID path |
ユーザのデスクトップからの相対パスです。 |
l |
リーフアイテムを表示します。 |
b |
コンテナを表示します。 |
p |
完全パスを表示します。 |
s |
(アイテムごとに)サイズを表示します。 |
d |
(アイテムごとに)日付を表示します。 |
r |
(アイテムごとに)参照番号を表示します。 |
例
コンテナの情報を取得するには、以下のように入力します。
REPLY
DIR "general conferences:employee lounge" +bl
サーバから、以下のようなメッセージが返されます。
Contents of:"general conferences:employee lounge"
[B:0] "Message Storage" ""
[B:1] "Away Today" "Faculty"
[B:2] "Employee Calendar" ""
[L:4] "Susan Bram" "Customer Update"
[L:5] "Susan Bram" "Fire Drill Procedures"
[L:6] "Susan Bram" "Welcome Paul Chu"
Summary:
Files:3 Size:64 kb Last file modified on:2004/05/17 08:40:26
Folders:3 Last folder modified on:2002/06/11 13:41:45
BYINDEXキーワードは、上述のあらゆるアイテムで使用できます。例えば、「Welcome Paul Chu」という件名のメッセージを保護するには、以下のコマンドを送信します。
PUT PROPERTIES BYINDEX 6 "General conferences:employee lounge" 1016 6 1
BYINDEXの数値が有効なのは、追加や削除が行われるまでの間だけです。会議室に新しいメッセージが送信されると、すべてのインデックス番号は変更されます。
Susan Bramのデスクトップ上にあるアイテムの一覧を取得するには、以下のように入力します。
REPLY
DIR DESKTOP SUSAN "" +lpb
サーバから、以下のようなメッセージが返されます。
Contents of:DESKTOP sbram ""
[B:0] "MailBox" ""
[B:1] "Calendar" ""
[B:2] "Help" ""
[B:3] "My Web Site" ""
[B:4] "Contacts" ""
[B:5] "Profile" ""
[B:6] "My Documents" ""
[B:7] "School Area" "Model Desktop"
[B:8] "Student Area" "Model Desktop"
[B:9] "Susan Bram's Student Portfolio" ""
[B:10] "Employee Lounge" "Model Desktop"
Summary:
Files:0 Size:0 kb Last file modified on:
Folders:11 Last folder modified on:2004/05/12 20:08:36
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