DELFLD
機能
フォーム上のフィールド情報を削除します。
構文
DELFLD objdesc fieldID
宛先フィールドを削除する場合には、以下のように入力します。
DELFLD objdesc addressID index パラメータ
objdesc |
対象を指定します。 |
fieldID |
フィールドIDです。 |
addressID |
[宛先]フィールドは4、[CC]フィールドは5、[BCC]フィールドは14です。[会議室の権限]および[カレンダーの権限]フォーム上の[対象]フィールド、[アクセスレベル]フィールド、および[権限]フィールドは29です。 これらのフィールドについては上記のIDを使用し、FirstClassデザイナーで表示されるフィールドIDは無視してください。 |
index |
リスト内でエントリを指定する位置です。0は一番上に表示されている名前、1は2番目に表示されている名前、というように続きます。すべてのエントリを選択する場合は-1です。 |
住所 |
ディレクトリエントリの名前です。登録済みのユーザ、電子メールアドレス、会議室、カレンダー、リモート名、ゲートウェイ、またはルートを指定できます。 固有の名前を指定しなかった場合には、最初に一致した名前が使用されます。 |
path |
管理者デスクトップからの相対パスによって指定されたフォームです。 |
DESKTOP userID path |
ユーザのデスクトップからの相対位置です。パスの各要素はコロンで区切ってください。 PATHCHARコマンドを使用すると、デフォルトのパス文字を変更できます。 |
PROFILE userID appID formID |
ユーザIDで指定した、特定のアプリケーションのプロフィールです。 |
PROFILE clientID appID formID |
クライアントIDで指定した、特定のアプリケーションのプロフィールです。 |
SYSPROFILE |
システムプロファイルです。 |
USER userID |
[ユーザ情報]フォームです。 |
DIRECTORY name |
ゲートウェイ、会議室、リモート名、およびユーザグループの[ディレクトリ情報]フォームです。 |
PERMISSIONS path |
[会議室の権限]フォームまたは[カレンダーの権限]フォームです。 |
PREFERENCES userID |
ユーザの[基本設定]フォームです。 |
例
あるメールリストにある6番目のエントリを削除するには、以下のように入力します。
DELFLD path "Mail Lists:London" 4 5
コマンド内の4は、[宛先]フィールドを示します。また、5はメールリスト内の6番目のエントリを示します。
このメールリスト内のすべてのエントリを削除するには、以下のように入力します。
DELFLD path "Mail Lists:London" 4 -1
sbramの[ユーザ情報]フォームから、メールエイリアス(フィールドID 1252)を削除するには、以下のように入力します。
DELFLD user sbram 1252
Employee Lounge会議室の権限フォームにある先頭のエントリを削除するには、以下のように入力します。
DELFLD permissions "General Conferences:employee lounge" 29 0
Employee Lounge会議室の権限フォームからすべてのエントリを削除するには、以下のように入力します。
DELFLD permissions "General Conferences:employee lounge" 29 -1
「このユーザが所属するグループ」フィールドを更新するには、PGADDやPGDELコマンドを使用します。また、ユーザのデスクトップにあるコンテナのエイリアスを削除するには、REMOVEを使用してください。
すべての転送先アドレスを削除するには、以下のように入力します。
DELFLD preferences sbram 4 -1
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