ターミナルサーバで使用するためのオプションのポートを作成します。 構文 TCPFCPPORT = n nはポート番号です。 例 TCPFCPPORT = 3002 この値を使用することをお勧めします。デフォルト値はありません。TCPFCPPORTが指定されていないと、TCPFCPポートは作成されません。 注意 ターミナルサーバはTCP/IPでサーバに接続するため、この接続ではエラー修正が必要ありません。ただし、FirstClassクライアントソフトウェアとターミナルサーバとの間の接続は、モデムと電話回線を使って行われます。したがって、エラー修正が必要になります。TCPFCPポートは、FirstClassプロトコル(FCP)を使用して、FirstClassクライアントソフトウェアとTCP/IPターミナルサーバとの間でやり取りされる情報の整合性を保証します。 このポートは、リモートセッションで接続を試みるユーザからの接続だけを許可します。サーバで利用可能な同時TCP接続数は、サーバで空いているリモートセッション数によって決まります。 このTCPFCPポートは、TCP接続上で、スライディングウィンドウ方式のパケット接続をFCPエラー修正によって完全に実行します。これは、(例えばTCP/IPでFirstClassサーバに接続しているターミナルサーバにクライアントがダイヤルインする場合など)TCPだけで行われるわけではない接続での使用を想定したものです。この種類の接続では、FCPが自身のエラー修正を行います。 また、TCPFCP接続は、Outland TCP Toolなど、コミュニケーションツールボックスのTCP/IPツールで接続するユーザにも使用できます。 ターミナルサーバが稼働している場合、そのサーバが受信コールに応答したらTCPFCPポート上でサーバに自動接続するよう、ターミナルサーバを設定しなければなりません。 ポート3002で自動登録したユーザは、リモートユーザとして認識されます。 |