非アクティブユーザの検索
非アクティブ状態が続いているユーザを見つけ出して削除することが必要になる場合があります。Custodianアプリケーションはユーザが最後にログインした日付を表示しますが、そのデータをエクスポートしたり並べ替えて表示したりすることはできないため、Custodianアプリケーションで非アクティブユーザを見つけ出すのは難しい作業です。
そこで、スクリプトコマンドを使用して、すべてのユーザの最後にログインした日付を取得することをお勧めします。
このスクリプトコマンドは以下の通りです。
GET USER userid 1201 1202 1204 1230 +d
useridには、情報の取得対象であるユーザのユーザIDを記述します。
このスクリプトを(ユーザごとに1行に記述して)送信すると、そのユーザのユーザID、名前1、名前3、最後にログインした日付と時刻が返されます。
例えば、以下のようなメッセージをbatch adminに送信すると、
GET USER msmith 1201 1202 1204 1230 +d
以下のような結果が返されます。
1201 0 "MSmith" 1202 0 "Mike" 1204 0 "Smith" 1230 14 "2009/11/07" 16:47:55"
システムに登録されているすべてのユーザIDを取得するには、ディレクトリの一覧からユーザとユーザIDの一覧を取得する手順についての説明に従って操作します。
サーバからすべてのユーザIDを取得したら、Microsoft Excelを使用してバッチスクリプトを作成します。完成したMicrosoft Excelのスプレッドシートは、以下のようになります。
コマンドをサーバに送信するには、スプレッドシートのセルをすべてコピーしてから以下の操作を実行します。
1 管理者としてログインします。
2 管理者のメールボックスで新規メッセージを作成し、宛先を「batch admin」(カギ括弧はなし)にします。
3 メッセージの本文を「Reply」という語で開始し、サーバがリクエストの処理後に確認メッセージまたはエラー情報を返信できるようにします。
4 [編集]>[プレーンテキストとして貼り付け]を選択して、コピーしたセルを先頭の「Reply」行の後に貼り付けます。
5 メッセージを送信します。
スクリプトに記載されたすべてのユーザのユーザID、名前1、名前3、最後にログインした日付と時刻を含む返信メッセージがサーバから送信されます。
注意
日付が「01/01/04」となっているユーザは、一度もログインしていないことを示します。
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