OpenTextコンテンツサーバの統合
OpenTextソーシャルワークプレイスは、FirstClassアプリケーションサービスを使用してOpenTextコンテンツサーバと統合できます。
コンテンツサーバとの統合により、OpenTextソーシャルワークプレイス内で、コンテンツサーバのコンテンツを検索したり、コンテンツサーバのオブジェクトをコピーやリンクを作成したりできるようになります。また、OpenTextソーシャルワークプレイスのオブジェクトをコンテンツサーバにコピーしたり、コミュニティをコンテンツサーバに保存したりできるようになります。
OpenTextソーシャルワークプレイスのアカウントをIntegration Usersグループのメンバーにすると、ユーザはこの統合機能にアクセスできるようになります。OpenTextソーシャルワークプレイスとコンテンツサーバのユーザIDは同じにする必要があります。
OpenTextソーシャルワークプレイスに接続されているユーザがコンテンツサーバを検索すると、アプリケーションサービスはWebサービスに対し、コンテンツサーバ内でそのユーザとして動作し、ユーザとユーザの操作に対する制限と権限をリポジトリに保存するよう指示します。コンテンツサーバのデータのリンクやコピーを作成するOpenTextソーシャルワークプレイスのユーザに対しても、同じ動作が行われます。この動作ではユーザIDのみが使用され、ユーザとの一貫性が完全に保たれます。
ユーザがOpenTextソーシャルワークプレイスからコンテンツサーバのコンテンツを「表示」しようとすると、コンテンツサーバのインタフェースが起動されるため、コンテンツサーバから2回目のログイン動作を要求されます。
統合の設定
OpenTextソーシャルワークプレイスとコンテンツサーバの統合機能は、OpenTextの専門サービス部門が提供しているサービスです。この作業はOpenTextが実施する必要があります。この作業が行われると、新しいグループ(複数のコンテンツサーバに接続する場合は複数のグループ)が管理者デスクトップの[Groups]フォルダに作成されます。接続が複数ある場合は、各Integration Usersグループに異なる名前が付けられます。
統合した機能をユーザが利用できるようにする方法
最初に、ユーザがOpenTextソーシャルワークプレイスと、OpenTextソーシャルワークプレイスが接続するすべてのコンテンツサーバの両方で同じユーザIDを持っていることを確認します。
必要な作業は、Integration Usersグループにユーザを追加することです。その方法については、「グループの操作」を参照してください。
接続の監視
管理者は、サーバを監視して、コンテンツサーバの接続(1つまたは複数)がアクティブになっていることを確認する必要があります。
このためには、アプリケーションサービスが実行されていること、およびそのサービスの[アプリケーションモニタ]で、BFINTEGRATIONが読み込まれていることを確認します。
また、[セッションモニタ]でアプリケーションサービスの実行を確認することもできます。
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