フォームのタブ
LDAP
このフォームを使用して、LDAPプロトコルの設定およびインターネットエイリアスの設定を行います。特殊なインターネット設定にしない限り、これらの設定を変更する必要はありません。
[LDAP]タブ-[アクセス]タブ
このタブを使用して、LDAPプロトコルを設定します。
LDAPのIPアドレス |
LDAPモジュールが接続を許可するIPアドレスの一覧です。各アドレスはセミコロンで区切ります。空白のままにすると、インターネットサービスは、使用可能なすべてのアドレス上でLDAP接続を許可します。 |
LDAPポート |
LDAPユーザが接続するポートです。LANの管理者から指示がない限り、このポート番号は変更しないでください。デフォルトは389です。 |
LDAPタイムアウト |
サーバがLDAPの要求を待つ時間を秒数で指定します。この時間が過ぎるとユーザからの接続を切断します。デフォルトは1分です。 |
SSL
状態 |
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無効にする |
デフォルトでは、SSLは無効にされています。 |
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要求する |
セキュアなログインだけを許可します。 |
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有効にする |
セキュアなログインと通常のログインの両方を許可します。 |
証明書名 |
[Certificates]フォルダ内にあるSSL証明書の名前です。 |
ポート |
SSLのポート番号です。デフォルト: 943. |
無効にするバージョン |
無効にするSSLプロトコルのバージョンを選択します。選択しないバージョンはすべて有効になります。SSLv2は、FirstClassバージョン11.0以上ではデフォルトで無効にされており、使用しないことをお勧めします。
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[LDAP]タブ-[応答]タブ
このタブを使用して、LDAPプロトコルを設定します。
国コード |
自分の国のISOコードです(日本は「JP」)。 |
組織 |
所属する組織の名前です。 |
組織単位(OU) |
このサーバを使用する組織のメンバーを表す名前です(「管理部」など)。 |
複数のメールエイリアスの処理
LDAPクライアントがメールエイリアスを要求する時期 |
LDAPクライアントがメールエイリアスを要求したとき、選択した方法で複数のメールエイリアスを返します。 |
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1. 複数のメール属性/値ペアを返す |
複数のメールエイリアスを返す方法は、アプリケーションによって異なります。どのアプリケーションでも、この3つの方法のどれかを利用できます。3つの方法がどれもうまくいかない場合、アプリケーションが複数エイリアスの処理に問題を抱えている可能性があります。 |
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2. 複数の値を持つ単一のメール属性を返す (デフォルト) |
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3. 単一のメール属性/値ペアおよび複数の値を持つ単一の「他の」属性を返す |
3を選択した場合に、この名前を「その他」属性に使用 |
Microsoftのアドレス帳と互換性を持たせる場合は、デフォルト([他のメール])を使用します。 |
UID属性に対してクライアントIDではなくユーザIDを返す |
通常は、FirstClassとの統合を行うなど、実際のユーザIDが必要な場合にのみ選択します。固有な値のみが必要な場合には、このボックスを選択しないでください。このボックスを選択すると、パフォーマンスが低下します。 |
[エイリアス]タブ
このタブを使用して、ユーザの受信メールエイリアスを指定します。
「名前1」と「名前3」の間に入る文字 |
ユーザ名をインターネットアドレスに変換する際に、ユーザ名に含まれる空白の代わりに挿入するASCII文字です。例えば、FirstClassのユーザ名がRyo Araiであるとすると、このユーザ名には空白が含まれているため、インターネットアドレスとして使用できません。しかし、この文字をアンダーバー(_)にすると、インターネットメールアドレスはRoy_Allen@firstclass.comのようになります。 インターネットメールエイリアスは、[ユーザー情報]フォームでも設定できます。その場合は、[ユーザ情報]フォームで設定したエイリアスが使用され、このフォームで指定した代替文字は無視されます。 |
自動メールエイリアス
次の選択肢から1つを選択すると、インターネットエイリアスが自動的に生成されます。 注意この[自動メールエイリアス]とその下の[受信メールアドレス]の設定は互いに関連しています。これらの設定についての詳細は、「ユーザのメールエイリアスの設定」を参照してください。 |
自動メールエイリアスを作成しない |
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「ユーザID」 |
エイリアスはユーザのユーザIDと同じになります。この設定では、必ず固有のエイリアスが作成されますが、FirstClassのユーザIDが公開されてしまうため、システムのセキュリティを弱めることになります。 |
「名前1」の頭文字+「名前3」 |
「名前1」の頭文字と「名前3」がエイリアスになります(例えば、James Lee Brownのエイリアスはjbrownになります)。この設定では、エイリアスが重複する可能性があります。インターネットエイリアスは固有でなければならないため、システム上でエイリアスが重複していないか調べる必要があります。 |
「名前2」+「名前3」 |
「名前1」の頭文字と「名前2」の頭文字と「名前3」がエイリアスになります(例えば、James Lee Brownのエイリアスはjlbrownになります)。この設定では、エイリアスが重複する可能性があります。インターネットエイリアスは固有でなければならないため、システム上でエイリアスが重複していないか調べる必要があります。 |
「名前1」+「名前3」の頭文字 |
「名前1」に「名前3」の頭文字を加えたものがエイリアスになります(例えば、James Lee Brownのエイリアスはjamesbになります)。この設定では、エイリアスが重複する可能性があります。インターネットエイリアスは固有でなければならないため、システム上でエイリアスが重複していないか調べる必要があります。 |
「名前1」+「名前3」 |
「名前1」と「名前3」がエイリアスになります(例えば、James Lee Brownのエイリアスはjamesbrownになります)。この設定では、エイリアスが重複する可能性があります。インターネットエイリアスは固有でなければならないため、システム上でエイリアスが重複していないか調べる必要があります。 |
「名前3」+「名前1」 |
「名前3」と「名前1」がエイリアスになります(例えば、James Lee Brownのエイリアスはbrownjamesになります)。この設定では、エイリアスが重複する可能性があります。インターネットエイリアスは固有でなければならないため、システム上でエイリアスが重複していないか調べる必要があります。 |
「名前1」の頭文字+「クライアントID」 |
「名前1」の頭文字と「クライアントID」がエイリアスになります(例えば、James Lee BrownのクライアントIDが1289とすると、エイリアスはj1289になります)。この設定では、必ず固有のエイリアスが作成されます。またFirstClassのユーザIDが公開されることはありません。 |
注意
ユーザの[ユーザ情報]フォームにある[メールエイリアス]欄に入力したエイリアスが、このフォームよって生成される自動メールエイリアスより優先的に適用されます。
受信メールアドレス |
自動メールエイリアス設定と同時にシステム上で利用できるメールアドレスの対象範囲を設定します。 |
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短縮形を許可 |
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完全一致のみ |
受信者名が、[ユーザ情報]フォームの[メールエイリアス]フィールドに登録したエイリアスと完全に一致する必要があります。 例えば、Ryo Araiというユーザは、roy_allen@huskyplanes.comまたはroy@huskyplanes.comというインターネットメールアドレスを使用できます。このオプションを選択すると、ユーザのFirstClassディレクトリの「名前1_名前3」エントリと一致するメールアドレスも許可されます。 |
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エイリアスのみ |
この設定を推奨します。[ユーザ情報]フォームで設定した1つまたは複数のエイリアスに完全一致するメールアドレスだけを許可します。 |
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