フォームのタブ
このフォームを使用して、FirstClassアプリケーションサービス(FCAS)のインスタンスを設定します。
インスタンスは、FCASプロトコルモジュールのクラスタです。FCASのインスタンスがサーバに接続すると、このフォームでの設定は、このゲートウェイに接続するFCASのインスタンスからの命令に従うようになります。
[設定]タブ
このタブを使用して、FCASのインスタンスで利用するパラメータを設定します。
実行間隔 |
アプリケーションの呼び出しごとに実行させるコードの行数です。 デフォルトは50です。 |
RAD.DLLのエミュレート |
以前のバージョンとの互換性を保つため、RAD.DLLの名前を登録します。 |
負荷共有の登録 |
アプリケーション負荷が、クラスタリングされた複数のFCASインスタンス間で共有されるようにします。 |
統計パケットのリレー |
サーバ統計イベントを処理するアプリケーションで使用するために生成される、すべてのサーバイベントを取得します。 |
[デバッグ]タブ
このタブを使用して、デフォルトのデバッグレベルを設定します。
これらのレベルは、サーバへの接続が確立されてから設定するようにしてください。ここで設定するデバッグは、[エラー]を除いて、トラフィックにかかわる問題を記録するために使用されます。通常の使用ではすべて無効にしてください。ここで設定したデバッグを実行すると、サイズの大きいデバッグデータが生成され、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。
エラー |
エラーメッセージを表示します。アプリケーションが生成するエラーも含みます。 この設定は、デフォルトでは無効です。 |
接続 |
FCP接続に関する詳細なデバッグ情報を表示します。 |
トランザクション |
データベースのトランザクションに関する詳細なデバッグ情報を表示します。 |
タスク |
マルチタスクに関する詳細デバッグ情報を表示します。 |
パケット |
サーバに配信されたパケットデータの詳細なデバッグ情報を表示します。 |
アプリケーションサービスクライアント |
サーバのオブジェクトへのアクセスに関する詳細なデバッグ情報を表示します。 |
メモリ |
メモリの使用状況に関する詳細なデバッグ情報を表示します。 |
[ログ]タブ
このタブを使用して、サーバログのコンソールデータに関する設定を行います。
ローカルコンソールのログが、サーバに返されるログより優先されます。サーバにログが返されると接続時の負荷が増え、パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。
アプリケーションの起動に関する統計値は、ここでの設定内容にかかわらず生成されます。
ログの取得 |
新しいログの開始間隔を以下から選択します。 |
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毎日 |
ログを日単位で取得します。 |
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毎月 |
ログを月単位で取得します。 |
記録先 |
ログ統計値の保存先です。 |
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記録しない |
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サーバのログファイルに記録 |
サーバのログファイルは、管理者デスクトップの[Reports]フォルダ>[Statistics]フォルダに保存されます。 |
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サーバの[statistics]フォルダ内に記録 |
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以下のフォルダに記録(絶対パス) |
記録先フォルダを絶対パスで指定します。 ログはFirstClassサーバによって生成されるため、このパスはFirstClassサーバのマシン(または、そのマシンにアクセス可能な場所)にする必要があります。 クラスタ化されたFCASを利用している場合は、クラスタサービスごとに別々のフォルダを指定する必要があります。これらのフォルダは、FCASを起動する前に作成しておいてください。 |
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