SMTPトランザクションのログ 
 
SMTPトランザクションのログはフォレンジックツールとしての利用を目的としたもので、インターネットサービスによって送受信されるすべてのSMTPコマンド、件名、およびメッセージIDを追跡することで、送受信された(またはされていない)電子メールを検証できます。このログファイルは診断用のログファイルとは異なり、有効にしてもパフォーマンスに及ぼす影響は最低限に抑えられます。 
すべての受信SMTPおよび送信SMTPが、smtp-YYYYMMDD.logという名前のファイルに記録されます。ログエントリは以下のような形式になります。 
 
[<日付および時刻>] <ClientまたはServer>-<TID>:<種類>:<データ> 
 
このうち、 
         
 
[<日付および時刻>]  | 
ログファイルと同じ形式です。  | 
 
<ClientまたはServer>  | 
インターネットサービスが他のSMTPサーバにメッセージを送信しているときはClientになります。 インターネットサービスがメッセージを受信しているときにはServerになります。  | 
 
<TID>  | 
ログファイルと同じく、タスクIDを示します。  | 
 
<種類>  | 
Snd、Rcv、ID、またはSubになります。 SndおよびRcvはログファイルと同じように使用されます(SMTPコマンド)。 IDはメッセージのメッセージIDを示します。 Subは件名です。  | 
 
<データ>  | 
送信内容、受信内容、メッセージID、または件名です。  | 
 
  
 
SMTPトランザクションのログを設定および有効にするには、[メールの詳細設定]フォームの[SMTPログ]タブを使用します。 
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