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権限設定

パスワードの権限設定

FirstClassはユーザがログイン時に使用するパスワードに対して、管理者が次のような制限を設定することで、パスワードの管理を強化できます。

  • 英文字と数字を組み合わせたパスワードを強制する。
  • 最近使用した5つのパスワードは使わせない。
  • クライアントソフトウェアでパスワードを保存させない。
  • パスワードの有効期間を設定する。
  • ユーザ側でのパスワード変更を禁止する。

ユーザおよびグループごとに権限設定

ユーザごと、および、ユーザが所属するユーザグループごとに、FirstClassのさまざまな機能について利用の可否を設定することができます。

ユーザーグループの権限設定例

ディレクトリで閲覧可能なアイテムの制限設定

ユーザがディレクトリから閲覧できるFirstClassの登録アイテム(ユーザ、会議室、カレンダー、コンタクトなど)の範囲を、ユーザグループ単位で設定できます。 下の例では、「営業部」グループのユーザは、「営業部」と「社内共通」グループに所属するユーザや会議室をディレクトリで閲覧できますが、他のグループは閲覧できません。

ディレクトリで閲覧可能なアイテムの制限設定

あるユーザグループがメッセージをやり取りできるユーザは、FirstClassに登録されている全ユーザのうち、ディレクトリから閲覧できるユーザだけです。したがって、あるユーザグループは、特定のグループのユーザとだけやり取りさせたい場合は、この方法で閲覧可能な登録アイテムを制限します。

共有の会議室およびカレンダーに権限設定

複数のユーザ、ユーザグループで共有する会議室およびカレンダーに対して、細かい権限設定を行うことができます。

共有の会議室およびカレンダーに権限設定

副管理者とグループ管理者

管理者の管理作業を、「副管理者」および「グループ管理者」に分担させることができます。

副管理者  ほとんどの管理作業を行うことができます。ただし、以下の権限を持つことはできません。

  • 管理者および他の副管理者のパスワードを変更する権限
  • 管理者アカウントを作成、編集、または削除する権限
  • 別のパスワードなしにバッチ管理機能を使用する権限

グループ管理者 指定されたユーザグループに所属するユーザに対してのみ、管理権限を持ちます。

FirstClassスクリプト

FirstClassの管理者はサーバの管理を分りやすいインターフェースのGUIでおこなうことができるだけでなく、スクリプトコマンドを利用してバッチ処理でおこなうことができます。
FirstClassスクリプトのコマンドを組み合わせて使用することで、大規模なシステムの管理も容易におこなうことができます。
例えば、会社では新年度の部署や役職の異動、新入社員の登録やなどの人事異動や学校での学年更新、クラス替え、履修授業の設定などの処理を短時間で行うことができます。
FirstClassスクリプトを使用することによって、以下のような作業がすばやく行えるようになります。

  • ユーザを新規に登録、追加・変更する。
  • ユーザが参加するグループを追加・変更する。
  • ユーザのデスクトップに表示するアイコンを追加・変更する。
  • 新しいコンテナやフォルダを大量に作成し適切に配置する。
  • ユーザ情報やコンテナの一覧や利用状況を取得する。
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