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 F24200
 
FCPutilの利用




FCPutilについて
FCPutilは、サーバのステータスをチェックし、サーバの管理に関連するコマンドを実行するFirstClassプロトコルユーティリティです。
FCPutilを使用するために必要な基礎知識
  • FCPutilでは、サーバから情報を取得するための[サーバの監視]権限と、変更を管理するための[サーバの管理]権限がアカウントに付与されている必要があります。
  • FCPutilはネットワーク経由で使用できます。
  • FCPutilはGETSTATSコマンドに対応しています。
GETSTATSは、サーバによって管理されているリアルタイムカウンタの現在値を取得します(アクティブなセッションの数、タスクの負荷、開かれているファイルの数など)。サーバモニタで取得できる統計値の多くが、このコマンドを使用してリモートで取得できます。
  • FCPutilは、サーバの「スナップショットのための一時停止」を取り消すために使用するRELEASEコマンドに対応していません(実際のログインセッションを使用するときにセッションも一時停止された状態になるため)。
  • 実際のクライアントログセッションを使用するFCPutilでは接続情報とアカウント情報が必要になるため、標準の設定ファイル(fcputil.fc)が必要です。
  • FCPutilは高レベル(クライアント)のエラーコードを返します。例えば、ミラーが一時停止されてないときにCONTINUEコマンドを実行すると、FCPutilはエラー1030を返します。どちらも「アクセス拒否」エラーです。
  • FCPutilは、よく使用する操作のヘルプ(-h)とすべてのコマンドの一覧(-H)を表示できる-hと-Hの各コマンド行オプションに対応しています。



FCPutilの設定
FCPutilはサーバによって自動的にインストールされるため、必要となる作業は設定だけです。設定は以下の手順で実行できます。
手順1:ユーザアカウントの作成
06092010_122716_1.png注意
新しいアカウントの設定は必須ではありませんが、設定しない場合は管理者アカウントを使用することになるため、アカウントを設定することをお勧めします。新しいカウントを設定しないことにした場合は、使用するアカウントに[サーバの監視]権限と[サーバの管理]権限が付与されていることを確認してください。
1 アタrしいユーザを作成し、その新しいアカウントに強固なパスワードを設定します。
2 このアカウントに[サーバの監視]権限と[サーバの管理]権限を追加します。
3 このアカウントが、パスワードの保存が可能なグループに所属していることを確認します。
06092010_122716_1.png注意
このアカウントを副管理者アカウントにする必要はありません。
手順2:設定ファイルの作成
1 サーバの実行ファイルが格納されているフォルダに移動します。
2 Inetsvcs.fcなどの設定ファイルのコピーを作成し、名前をfcputil.fcに変更します。
手順3:アカウントのカスタマイズ
1 FirstClassクライアントを起動します。
2 [参照]をクリックします。
3 サーバがインストールされているフォルダを参照し、fcputil.fc設定ファイルを開きます。
06092010_122716_1.png注意
fcputil.fcファイルは、サーバの実行ファイルと同じ場所に保存されています。
4 このアカウントのユーザIDとパスワードを入力して、[保存]をクリックします。
5 FirstClassクライアントでログインを実行し、この設定ファイルを使用してクライアントがサーバに接続できることを確認します。
よくあるエラー
FCPutilの設定でよくあるエラーは以下の2つです。

1003
ユーザ名またはパスワードが間違っています。また、適切な権限([サーバの監視]と[サーバの管理])がアカウントに付与されていません。
4105
fcputil.fcがFCPutilと同じ場所にあるか、アカウントが正しく設定されていません。上記の手順を確認してください。



構文
FCPutilのコマンド行構文は次の通りです。
構文:fcputil <コマンド> [パラメータ] [SERVER || FCS || IS || FCINTSRV || VS || VSERVICE]
または、fcputil [-s|-S] getstats [id [id ...] ]
または、fcputil -h(基本的な構文に関するヘルプとよく使用されるコマンドを表示)
または、fcputil -H(構文とよく使用されるキーワードの完全なリストを表示)


スイッチ
パラメータ
内容
-h
よく使用する操作の一般的なヘルプを表示します
-H
使用可能なすべてのコマンドの完全なリストを表示します
-v
FCPutilのバージョンを表示します
-s
詳しくは、GETSTATSを参照してください
-S
詳しくは、GETSTATSを参照してください

コマンド
パラメータ
内容
よく使用される主要なコマンド
ABOUT
サーバのバージョンを(サーバコンソールのログファイルに)表示します
WAIT
n
指定した時間だけFCPutilを一時停止します(nは秒数)
06092010_122716_1.png注意
このコマンドはローカル専用です。つまり、サーバ側との通信は行われないため、このコマンドを使用するために設定ファイルを使用する必要はありません。
BROADCAST
"<メッセージ>"
ログイン中のユーザ全員に同報メッセージを送信します
DISABLE
すべてのログインを無効にします(管理者ユーザ、副管理者ユーザ、およびメンテナンスユーザは除く)
ENABLE
すべてのユーザおよびサービスによるログインを有効にします
LOGOFF
<ユーザID>
特定のユーザを強制的にログオフします
AUDIT
コアサーバの監査を開始します
TC
上記のAUDITコマンドのエイリアスです
TRASH
上記のAUDITコマンドのエイリアスです
STOPAUDIT
(現在のフォルダの監査が完了した後に)監査を強制的に停止します
FAST
高速シャットダウン(通常のシャットダウン)を実行します
POLITE
標準シャットダウンを実行します
QUIT
サーバを停止/終了します(サーバの場合、このコマンドはFASTと同じです)
バックアップ、ミラーリング、スナップショットのための一時停止
HOLD
n
指定した時間だけサーバをスナップショットのために一時停止します(nは秒数)
PAUSE
CONTINUEコマンドが実行されるまでミラーリングを一時停止します(成功すると0が、失敗するとFirstClassのエラーコードが返されます)
CONTINUE
PAUSEによって一時停止されたミラーリングを再開します(成功すると0が、失敗するとFirstClassのエラーコードが返されます)
CONT
上記のCONTINUEのエイリアスです
RESYNC
すべてのミラーに対して完全なミラー同期を強制的に実行します(成功すると0が、失敗するとFirstClassのエラーコードが返されます)
MCHECK
エラーレベルに対応した以下のリターンコードでミラーの現在のステータスを返します
0:すべてのミラーリングが一時停止されています
1:ミラーリングされているボリュームはありません
2:すべてのミラーが同期され、アクティブになっています
3:少なくとも1つのミラーリングされたボリュームでまだ同期が行われています
4:ミラーリングされたボリュームによってミラーリングのステータスが異なっています
5:少なくとも1つのミラーリングが失敗しました
MDUMP
ミラーリングの現在のステータスを返し(MCHECKを参照)、コンソールおよびログファイルにテキストとして出力します
MIRRORLOG
コンソールおよびログファイルへのミラーリング関連のデバッグメッセージの表示を有効または無効にします
QSHOW
待機中のミラーリングの詳細リストを表示します
81203_40013_5.png警告
出力される情報量が非常に多くなる場合があります
QSUMMARY
待機中のミラーリングの要約リストを表示します
パフォーマンスと統計値
GETSTATS
詳しくは、GETSTATSを参照してください
PSTATS
パフォーマンス関連の統計値の概要をコンソールおよびログファイルに出力します
PRESET
PSTATSコマンドで報告されたパフォーマンス統計値をリセットします
MEM
メモリ使用の概要をサーバコンソールおよびログファイルに表示します
その他の主要なコマンド
GATEWAY
<ゲートウェイ名>
ゲートウェイを強制的に接続します(エイリアスはREPLICATEとNOW)
REPLICATE
<ゲートウェイ名>
GATEWAYコマンドまたはNOWコマンドのエイリアスで、指定したゲートウェイを強制的に接続します
NOW
<ゲートウェイ名>
GATEWAYコマンドまたはREPLICATEコマンドのエイリアスで、指定したゲートウェイを強制的に接続します
HIGH
内部サーバの優先度を[高]に設定します
MEDIUM
内部サーバの優先度を[中]に設定します
MED
上記のMEDIUMコマンドのエイリアスです
LOW
内部サーバの優先度を[低]に設定します
その他の現在のステータスに関するコマンド
GATEWAYS
ゲートウェイのリストをコンソールおよびログファイルに出力します
GROUPS
グループのリストをコンソールおよびログファイルに出力します
LISTFILES
開かれているすべてのファイルのリストをコンソールおよびログファイルに出力します
81203_40013_5.png警告
大規模なサイトでは数万のファイルが開かれていることがありますので、十分ご注意ください
LISTOBJS
開かれているすべてのオブジェクトのリストをコンソールおよびログファイルに出力します
81203_40013_5.png警告
大規模なサイトでは多数のオブジェクトが開かれていることがありますので、十分ご注意ください
NOTIFY
通知テーブルをコンソールおよびログファイルに出力します
SESSION
セッションのステータスをコンソールおよびログファイルに出力します
SESSIONS
上記のSESSIONコマンドのエイリアスです
STATS
サーバの統計値の概要を表示します
STATUS
セッションの他の(異なる)ステータスの概要を表示します
TASKS
サーバタスクのリストをコンソールおよびログファイルに出力します
よく使用されるログ取得オプション
CONSOLE
[Console to File]オプションを有効または無効にします(最新のサーバでは、fcs.logファイルのログ取得を有効または無効にします)
CONSOLELOG
コンソールのログ取得を強制的に有効にします(有効と無効を切り替えることはできません)
NOCONSOLELOG
コンソールのログ取得を強制的に無効にします(有効と無効を切り替えることはできません)
LOGINLOG
コンソールおよびログファイルへのすべてのログインおよびログオフの記録を有効または無効にします
MAILLOG
メッセージ(MTA)配信のログ取得を有効または無効にします
MAIL
上記のMAILLOGコマンドのエイリアスです
その他のログ取得およびデバッグオプション
BATCHADMIN
FirstClassスクリプト(バッチ管理)の動作のサーバログを有効にします
REMADMIN
上記のBATCHADMINコマンドのエイリアスです
DB
データベース拡張のログを有効または無効にします
DBGALL
すべてのサーバデバッグログを有効にします
DEBUG
上記のDBGALLコマンドのエイリアスです
DBGCORE
コアサーバ動作のサーバデバッグログを有効にします
DBGDIR
ユーザディレクトリ動作のサーバデバッグログを有効にします
DBGFILE
ファイル入出力動作のサーバデバッグログを有効にします(おもにコアバッファリングメッセージ)
DBGIS
サービス(インターネットサービスなど)のサーバデバッグログを有効にします
DBGTC
監査動作のサーバデバッグログを有効にします
DBGNONE
すべてのサーバデバッグログを無効にします
DBGSESS
セッション関連動作のサーバデバッグログを有効にします
GWCDATA
ゲートウェイクライアントプロトコルのデバッグ(データ出力)の表示を有効または無効にします
GWCDEBUG
ゲートウェイクライアントプロトコルの完全な(詳細な)表示を有効にします
GWCNONE
ゲートウェイクライアントプロトコルのデバッグメッセージの表示を無効にします
GWCOPEN
ゲートウェイクライアントプロトコルのデバッグ(開く動作と閉じる動作)を有効にします
GWCWARN
ゲートウェイクライアントプロトコルのデバッグ(警告メッセージ)を有効にします
GWMAIL
ゲートウェイクライアントプロトコルのデバッグ(メール関連動作)を有効にします
PACKET
すべてのパケットデバッグログ(パケットデータの内容を含む)を有効にします
PKTCONN
コンソールおよびログファイルへの接続関連のパケットデバッグメッセージの表示を有効にします
PKTERR
コンソールおよびログファイルへのパケットエラーデバッグメッセージの表示を有効にします
PKTMDM
コンソールおよびログファイルへのモデル(セッション)関連のパケットデバッグメッセージの表示を有効にします
PKTMOST
コンソールおよびログファイルへのすべてのパケットデバッグメッセージの表示を有効にします(送信済みパケットと受信済みパケットのデータは除く)
PKTNONE
すべてのパケットデバッグメッセージを無効にします
PKTSTAT
パケット関連の各統計値をコンソールおよびログファイルに出力します
PKTRX
コンソールおよびログファイルへの受信済みパケットデバッグメッセージの出力を有効にします
PKTTX
コンソールおよびログファイルへの送信済みパケットデバッグメッセージの出力を有効にします
RESET
(サーバでサポートされなくなった)モデムおよびネットワークのディスパッチャをリセットします

このスクリプトは、複数のFCPutilコマンドで構成されています。もうすぐシャットダウンが行われることをユーザに警告してから、高速シャットダウンを実行します。
FCPUTIL BROADCAST "サーバが5分後にシャットダウンされます。"
FCPUTIL WAIT 240
FCPUTIL BROADCAST "サーバが1分後にシャットダウンされます。ログオフしてください。"
FCPUTIL WAIT 60
FCPUTIL BROADCAST "サーバが今すぐシャットダウンされます。"
FCPUTIL WAIT 5
FCPUTIL FAST

以下は、2つのMDUMPコマンドの実行によってコンソールログファイルに出力された内容です。一方のコマンドはミラーがまだ同期されている間に実行され、もう一方のコマンドは同期が完了した後に実行されました。
[2010/03/01 01:32:04] Volume 8001 ("G:")mirror state is FULL SYNC (90%).
[2010/03/01 01:32:04] Volume 853C ("E:")mirror is ACTIVE.
[2010/03/01 01:32:54] Mirror:Beginning incremental sync of 13 item(s) ...
[2010/03/01 01:33:01] Mirror:Incremental sync of 13 item(s) complete.
[2010/03/01 01:33:01] Mirror:Volume 8001 sync complete.Mirror active.
[2010/03/01 01:34:57] Volume 8001 ("G:")mirror is ACTIVE.
[2010/03/01 01:34:57] Volume 853C ("E:")mirror is ACTIVE.



GETSTATSコマンド
このコマンドを使用すると、目的の機能に対応したサーバの統計値を要求することによって、リアルタイムの統計値をサーバからリモートで取得できます。
構文
GETSTATSコマンドの構文は以下の通りです。
FCPUTIL  [ -s | -S ] GETSTATS [ <統計ID> ... ]
統計ID
以下は、すべての統計IDとその値のリストです。よく使用される統計値は、青色で区別しています。

統計値の名前
統計ID番号
説明
サブシステムの統計値
一般的な統計値
StatCounter
0
1から始まり、統計値が返されるたびに増加します
Sanity
1
常に値1を返します
Version
2
常に現在のサーバのバージョンを返します(例:8.000)
Build
3
常に現在のサーバのビルド番号を返します(例:200.0)
タスクの統計値(増分)
LastReset
1000
以前に統計値をリセットしてからの時間(ミリ秒)
Loops
1101
タスク一覧の繰り返し表示
Tasks
1102
スケジュール設定されたタスクの合計数
IO
1103
要求された入出力動作
AsyncIO
1104
同期されなかった入出力動作(IOList)
Idle
1105
Idlerがスケジュール設定された回数
WakeIdle
1106
アイドル動作のためにタスクがスリープ状態から復帰した回数
Suspend
1107
タスクがレディリストから削除された回数
HotTasks
1108
タスクがホットリストからスケジュール設定された回数
Longest
1109
インターバルのためのタスクループでの最長待ち時間
タスクの統計値(累積)
TLoops
1201
タスク一覧の繰り返し表示
TTasks
1202
スケジュール設定されたタスクの合計数
TIO
1203
要求された入出力動作
TAsyncIO
1204
同期されなかった入出力動作(IOList)
TIdle
1205
Idlerがスケジュール設定された回数
TWakeIdle
1206
アイドル動作のためにタスクがスリープ状態から復帰した回数
TSuspend
1207
タスクがレディリストから削除された回数
THotTasks
1208
タスクがホット入出力リストからスケジュール設定された回数
TLongest
1209
期間内のタスクループでの最長待ち時間
TAverage
1210
期間内のタスクループでの平均待ち時間
ファイルの統計値(増分)
Opens
1301
ファイルオープン「要求」の合計数
Reads
1302
要求された読み取り動作
ReadHits
1303
SAFileキャッシュから実行された読み取り動作
ReadSysHits
1304
ファイルシステムキャッシュから実行された読み取り動作
ReadBytes
1305
読み取り動作中に転送されたバイト数
Writes
1306
要求された書き込み動作
WriteHits
1307
SAFileキャッシュから実行された書き込み動作
WriteSysHits
1308
ファイルシステムキャッシュから実行された書き込み動作
WriteBytes
1309
書き込み動作中に転送されたバイト数
ファイルの統計値(累積)
TOpens
1401
ファイルオープン「要求」の合計数
TReads
1402
要求された読み取り動作
TReadHits
1403
SAFileキャッシュから実行された読み取り動作
TReadSysHits
1404
ファイルシステムキャッシュから実行された読み取り動作
TReadBytes
1405
読み取り動作中に転送されたバイト数
TWrites
1406
要求された書き込み動作
TWriteHits
1407
SAFileキャッシュから実行された書き込み動作
TWriteSysHits
1408
ファイルシステムキャッシュから実行された書き込み動作
TWriteBytes
1409
書き込み動作中に転送されたバイト数
その他のファイル統計値
Open
1400
現在開かれているファイルの合計数
FirstClassサーバの統計値
時間のパフォーマンス統計値
MS
2001
この期間のミリ秒
TPL
2002
ループごとの時間通知
LPS
2003
1秒あたりのループ数
TPS
2004
1秒間あたりのタスクスイッチ
Usage
2005
タスク読み込みインジケータ(割合)
その他の2つの概要読み込みバー
DiskAvg
2011
平均ディスク応答時間(サーバのオーバーヘッドを含む)
DiskLoad
2012
上記と同じ(ただし、任意の読み込み(割合)バーに変換)
ServerAvg
2021
平均サーバ応答時間
ServerLoad
2022
上記と同じ(ただし、任意の読み込み(割合)バーに変換)
ディスクの動作(システム要求)
DiskOps
2030
ディスク動作の合計数(増分)
DiskOpsMTA
2031
緊急性の高いタスク(MTAなど)によるディスク動作の合計数(増分)
サーバのスナップショットの統計値
Modems
2101
モデム接続の現在の数
Connected
2102
ネットワーク接続の現在の数(リモートを含む)
Priority
2103
0=prDedicated(高)、1=prSharedApp(中)、2=prBackground(低)
SessionLED
2104
0=通常、1=警告、2=使用率が100%以上の状態
Logins
2105
ログイン合計数
Remote
2106
現在使用しているリモートセッションライセンスの数(FirstClass 8・0ビルド242以降のサーバが必要)
その他のサーバ統計値
SessionLimit
2110
セッションごとのメモリ制限
AuditProgress
2111
完了または100(実行されていない場合)

サーバモニタの時刻
LastFileReset
2201
[ファイル]タブの最後の「リセット」時刻またはサーバ起動時刻
LastTaskReset
2202
[タスク]タブの最後の「リセット」時刻またはサーバ起動時刻
ServerBoot
2203
サーバ起動時刻
メッセージキューの統計値
Deliveries
2301
配信されたメッセージ
Active
2302
配信待機中のメッセージ
Urgent
2303
待機中の重要度[高]のメッセージ
UrgentQ
2304
キューが占める割合
Normal
2305
待機中の重要度[標準]のメッセージ
NormalQ
2306
キューが占める割合
Bulk
2307
待機中の重要度[低]のメッセージ
BulkQ
2308
キューが占める割合
Junk
2309
待機中の重要度[ジャンク]のメッセージ
JunkQ
2310
キューが占める割合
Held
2311
待機中の保留メッセージ
HeldQ
2312
キューが占める割合
Delayed
2313
待機中の遅延メッセージ
DelayedQ
2314
キューが占める割合
システムの統計値
メモリの統計値
MemAppTotal
9001
サーバに利用できる合計システムメモリ(アドレス空間などの制限要因を除く)
MemAppAvail
9002
サーバに利用できるシステムメモリ(アドレス空間などの制限要因を除く)
MemVirtTotal
9003
サーバマシンの合計仮想メモリ
MemVirtAvail
9004
サーバマシン上でサーバに利用できる仮想メモリ
MemAddrTotal
9005
サーバ処理用の合計アドレス空間
MemAddrAvail
9006
サーバ用に現在利用できるアドレス空間
MemPhysTotal
9007
サーバマシンの合計物理メモリ
MemPhysAvail
9008
サーバマシンで利用できる物理メモリ

以下のコマンドは、通常は[サーバモニタ]の[サマリ]タブに表示される3種類のサーバ負荷の割合を返します。
FCPUTIL GETSTATS 2005 2012 2022

出力は以下のようになります。

C:\>FCPUTIL GETSTATS 2005 2012 2022
FCPUtil Version 8.0.5 [Nov 22 2004]
Copyright (c) 2004 by Open Text Corporation

Stat ID    Current Statistic Value
=======    =======================
 2005            0.000
 2012            0.220
 2022            0.000

3 statistics returned.
06092010_122716_1.png注意
統計IDを指定しない場合、FCPutilはデフォルトのリストである「2 3 2005 2012 2022 1400 2111 2301 2302 9002」を使用します。  
処理がより自動的に行われるようにする場合は、出力結果が複雑で冗長になるのを避けるために2つのオプション(-sおよび-S)を使用できます。
-sは、以下のように「ID=値」の形式のリストを返します。
C:\>FCPUTIL -s GETSTATS 2005 2012 2022
2005=0.000 2012=0.235 2022=0.000
-Sは、以下のように値のリストのみを返します。
C:\>FCPUTIL -S GETSTATS 2005 2012 2022
0.000 0.358 0.000
サーバのパフォーマンスを追跡する場合は、通常、以下のような簡略化された形式がデフォルトの統計値リストになります。
C:\>FCPUTIL -S GETSTATS
8.000 203.000 0.000 0.231 0.000 44.000 100.000 0.000 0.000 1072410624.000


 

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