グループの操作
追加グループの作成
標準グループ郡のユーザグループだけでなく、独自のグループを作成できます。ユーザグループを追加するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開きます。
2 [ユーザグループ]をクリックします。
3 このユーザグループに付ける名前を[グループ名]フィールドに入力します。
4 このグループの種類を説明するコメントを入力します。
注意
新しく作成するグループはすべて、管理者デスクトップの[Groups]フォルダ内に作成、保存してください。他の場所にグループを作成すると正常に動作しなくなります。[Groups]フォルダ内には、絶対にフォルダを作成しないでください。
グループへのユーザの追加
ユーザを追加するには、1人ずつ追加する方法と、スクリプトを使用して一度に複数のユーザを追加する方法があります。
ユーザの個別追加
手動でユーザをグループに追加するには、以下の手順に従ってください。
1 [管理]>[ディレクトリの一覧]を選択するか、[ディレクトリの一覧]をクリックします。
2 [ディレクトリ]フォームを使用して、追加するユーザを検索します。
3 一覧でユーザをダブルクリックして、そのユーザの[ユーザ情報]フォームを開きます。
4 [ユーザグループ/ディレクトリ]タブで、追加するグループの名前を入力すると、グループ一覧の最後のエントリの下にそのグループが追加されます。
複数ユーザの一括追加
多数のユーザをグループに追加する場合は、スクリプトコマンドを使用して作業を簡単に実行できます。ただし、各ユーザのユーザIDとグループの名前がわかっている必要があります。
ヒント
[ディレクトリの一覧]を使用して、ユーザとユーザIDのリストを作成できます。詳細は、関連情報を参照してください。
一括でユーザをユーザグループに追加するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者のメールボックスで新規メッセージを作成します。
2 メッセージの宛先を「batch admin」(カギ括弧はなし)にします。
注意
このアドレスは自動表示されないため、すべての文字を入力する必要があります。
3 メッセージの本文に次の内容を追加します。
reply
PGADD "ユーザID1" "ユーザグループ1"
PGADD "ユーザID2" "ユーザグループ2"
...
このうち、
ユーザID1、ユーザID2 |
グループに追加する各ユーザのユーザIDです(ユーザ名またはメールアドレスを使用できますが、アカウントがレギュラーユーザとして登録されている場合はユーザ名を使用する必要があります) |
ユーザグループ1、ユーザグループ2 |
上のユーザを追加するグループの名前です |
... |
グループに追加するユーザごとに、この記述を繰り返すことを意味します |
例:
reply
PGADD "sbram" "Human Resources"
PGADD " tfowler" "Sales"
PGADD "mjones@huskyplanes.com" "Human Resources"
4 メッセージを送信します。
処理の確認とエラーの通知を行う返信メッセージがサーバから送信されます。
注意
作成したグループの名前がドメイン名(huskyplanes.com、opentext.comなど)で、管理者(またはCustodianユーザ)が作成した新規ユーザのユーザIDにこれらのドメイン名のどれかが含まれている場合、そのユーザは自動的にレギュラーユーザとして作成されます。
作成した新しいユーザがドメイン名グループに所属していない場合、またはそのグループがアカウントの作成後に作られた場合は、手動またはスクリプトでユーザをそのグループに追加する必要があります。
ユーザグループの削除
ユーザグループをシステムから完全に削除するには、以下の手順に従ってください。
1 [Groups]フォルダを開きます。
2 削除するグループを選択します。
3 [削除]をクリックします。
注意
次の監査が行われる前であれば、グループの削除を取り消すことができます。
グループからのユーザの削除
ユーザをグループから削除するには、1人ずつ削除する方法と、スクリプトを使用して一度に複数のユーザを削除する方法があります。
ユーザの個別削除
手動でユーザをグループから削除するには、以下の手順に従ってください。
1 [管理]>[ディレクトリの一覧]を選択するか、[ディレクトリの一覧]をクリックします。
2 [ディレクトリ]フォームを使用して、追加するユーザを検索します。
3 一覧でユーザをダブルクリックして、そのユーザの[ユーザ情報]フォームを開きます。
4 [ユーザグループ/ディレクトリ]タブで、削除するグループをクリックして、キーボードの[Delete]キーを押します。
複数ユーザの一括削除
多数のユーザをグループから削除する場合は、スクリプトコマンドを使用して作業を簡単に実行できます。ただし、各ユーザのユーザIDとグループの名前がわかっている必要があります。
ヒント
[ディレクトリの一覧]を使用して、ユーザとユーザIDのリストを作成できます。詳細は、関連情報を参照してください。
一括でユーザをユーザグループに追加するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者のメールボックスで新規メッセージを作成します。
2 メッセージの宛先を「batch admin」(カギ括弧はなし)にします。
注意
このアドレスは自動表示されないため、すべての文字を入力する必要があります。
3 メッセージの本文に次の内容を追加します。
reply
PGDEL "ユーザID1" "ユーザグループ1"
PGDEL "ユーザID2" "ユーザグループ2"
...
このうち、
ユーザID1、ユーザID2 |
グループから削除する各ユーザのユーザIDです(ユーザ名またはメールアドレスを使用できますが、アカウントがレギュラーユーザとして登録されている場合はユーザ名を使用する必要があります) |
ユーザグループ1、ユーザグループ2 |
上のユーザを削除するグループの名前です |
... |
グループから削除するユーザごとに、この記述を繰り返すことを意味します |
例:
reply
PGDEL "sbram" "Human Resources"
PGDEL " tfowler" "Sales"
PGDEL "mjones@huskyplanes.com" "Human Resources"
4 メッセージを送信します。
処理の確認とエラーの通知を行う返信メッセージがサーバから送信されます。
注意
作成したグループの名前がドメイン名(huskyplanes.com、opentext.comなど)で、管理者(またはCustodianユーザ)が作成した新規ユーザのユーザIDにこれらのドメイン名のどれかが含まれている場合、そのユーザは自動的にレギュラーユーザとして作成されます。
作成した新しいユーザがドメイン名グループに所属していない場合、またはそのグループがアカウントの作成後に作られた場合は、手動またはスクリプトでユーザをそのグループから削除する必要があります。
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