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カレンダーの設定




ユーザのカレンダー利用権限
各ユーザは、個人用カレンダーを1つだけ持つことができます。このカレンダーは、[All Users]グループのモデルデスクトップ上にある標準のオブジェクトです。このカレンダーは各ユーザのデスクトップ上にあり、所有者だけが開くことができます。所属するグループの[グループ権限]フォームや自分の[ユーザ情報]フォームで[カレンダー]権限を与えられているユーザは、予定を登録して、他のユーザに予定への参加を依頼できます。
[ユーザ情報]フォームまたは[グループ権限]フォームで[カレンダーの共有]権限が与えられているユーザは、管理者と同じように共有カレンダーや備品・場所カレンダーを作成できます。また、会議室内に共有カレンダーを配置した方がいい場合(例えば、スタッフ用会議室内に、会議室予約のための場所カレンダーを作成するなど)は、内部に共有カレンダーを作成する会議室に対する[子会議室の作成]権限も、ユーザに与える必要があります。



カレンダーの権限設定
会議室と同じように、共有カレンダーに権限を設定するには、そのカレンダーに対して最初から設定する方法と、そのカレンダーを既存のカレンダーグループに所属させる方法があります。
カレンダーの権限は、会議室の権限とほとんど同じように機能します。権限によって、カレンダーを閲覧できるグループまたはユーザとその内容や、予定と作業の登録や編集ができるグループまたはユーザを設定できます。権限を設定する際は、以下の点をご検討ください。
・どのグループまたはユーザがカレンダーを利用できるようにするか。
・カレンダーは会議室に置くのか、それともユーザのデスクトップに置くのか。
・グループに(表示、編集、作成など)どのような権限を与えるか。
ユーザにカレンダーを利用してもらう方法が決まったら、[カレンダーの権限]フォームで権限を設定してください。


カレンダーグループの追加
カレンダーグループを利用すると、そのグループに所属するすべてのカレンダーに対して、デフォルトの権限を設定できます。FirstClassでは、[All Calendars]グループという標準のカレンダーグループがあらかじめ作られています。
あらゆる種類のカレンダーが[All Calendars]グループに所属しており、[All Calendars]グループの権限が最初に適用されます。ただし、自分で作成したカレンダーグループの権限が、[All Calendars]グループの権限よりも優先して適用されます。
カレンダーグループは以下のアイコンで表されます。
05102010_41922_0.png
カレンダーグループを追加するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開きます。
2 [管理]>[追加]>[カレンダーグループ]を選択します。
3 このカレンダーグループに付けたい名前を[グループ名]欄に入力します。
4 [カレンダーグループ]フォームを閉じます。
5 作成したカレンダーグループを選択した状態で、[ファイル]>[プロパティ](Windows)または[情報を見る](Mac OS X)を選択します。
6 カレンダーグループを誤って削除してしまわないように、[保護]を有効にします。



共有カレンダーと備品・場所カレンダーの作成
共有カレンダーや備品・場所カレンダーを作成するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者デスクトップの[General Conferences]フォルダを開きます。
2 カレンダーを追加したい会議室を開きます。
3 [ファイル]>[新規作成]を選び、[新規共有カレンダー]、[新規備品カレンダー]または[新規場所カレンダー]を選択します。
4 [ファイル]>[プロパティ](Windows)または[情報を見る](Mac OS X)を選択して、カレンダーの名前を変更し、[保護]を有効にします。
5 必要に応じて 権限を設定します。
管理者以外のユーザによって作成されたカレンダーは、自動的にそのユーザの第一組織単位に所属します。管理者が共有カレンダーや備品・場所カレンダーを作成して特定の組織単位に所属させたい場合には、FirstClassスクリプトのSETOUコマンドを使用してください。
共有カレンダーを作成して配置したら、コラボレーションとコミュニケーションの質を高めるために、ユーザにその目的を伝えて利用してもらうようにしてください。
共有カレンダーで作成された予定への参加を依頼されると、参加依頼のメッセージが、その予定を作成したユーザからではなくその共有カレンダーから届きます。



期間を利用した予定の作成
FirstClassの管理者は、標準の[カレンダーの予定]フォームに[期間]フィールドを追加できます。このフィールドはプルダウンメニューになっており、あらかじめ期間を設定して選択肢にすることができます。ユーザは、このフィールドで期間を選び、特定の開始時刻と所要時間の予定を設定できます。フォームをカスタマイズしてユーザに配布する方法がよくわからない場合は、オンラインヘルプの[Admin Help]>[Customization Tools]>[FirstClass Designer]にあるのヘルプを参照してください。
学校では、例えば「1時間目」「2時間目」「昼休み」などのようなプルダウンの選択肢を、[期間]フィールドに作成できます。各選択肢には、開始時刻と所要時間を設定できます。例えば、「1時間目」の開始時刻を午前8時に、所要時間を1時間に設定できます。ユーザがプルダウンリストから「1時間目」を選択すると、正しい開始時刻と終了時刻が自動設定されます(開始時刻:午前8時、終了時刻:午前9時)。
企業では、例えば「午前シフト」「午後シフト」「深夜シフト」などの選択肢を[期間]フィールドに設定できます。
学校、企業にかかわらず、作業手順は同じです。[期間]フィールドを作成するには、以下の手順に従ってください。
1 FirstClassデザイナーで、[カレンダーの予定]フォーム(ID 161)を含む設定ファイルを開きます。
2 [カレンダーの予定]フォームを開きます。
3 フィールドID1045のフィールドで、[非表示]を無効にします。
4 このフィールドで、セミコロン区切りで設定されている期間の選択肢を編集します。
[リスト]欄にある各選択肢の値を、HHMMHHMMという形式で入力します。前半のHHMMは、開始時刻と分、後半のHHMMは、所要の時間と分を表します。
したがって、例えば、[1時間目]を午前8時から午前9時とし、先頭の選択肢は[なし]に設定したい場合は、以下のように入力してください。
なし=0;1時間目=08000100;
5 変更を保存します。
6 カスタマイズした[カレンダーの予定]フォームをユーザに配布します。

 

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