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コンテナ用テンプレートの利用




コンテナ用テンプレートの作成
コンテナ用テンプレートを作成するには、以下の手順に従ってください。
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダを開きます。
2 [管理]>[追加]>[コンテナ用テンプレート]を選択します。
3 このコンテナ用テンプレートに付ける名前を[グループ名]フィールドに入力します。
コンテナ用テンプレートであることがすぐわかるように、コンテナ用テンプレートの名前を「CT」で終わるようにすることをお勧めします。
4 この[コンテナ用テンプレートの権限]フォームを閉じます。
5 作成されたコンテナ用テンプレートを選択した状態で、[ファイル]>[プロパティ](Windows)または[情報を見る](Mac OS X)を選択します。
6 そのコンテナ用テンプレートが誤って削除されないように、[保護]を有効にします。



コンテナ用テンプレートの権限設定
コンテナ用テンプレートに権限を設定するには、以下の手順に従ってください。
1 権限を設定するコンテナ用テンプレートをダブルクリックします。
2 [権限]ボタンをクリックします。
06092010_122716_1.png注意
[対象]の最後に[All Users]グループを登録して、その[アクセスレベル]を[すべて禁止]にしておくとよいでしょう。これにより、未登録ユーザがこのシステムにアクセスしても、会議室や会議室内の情報にはアクセスできないようにすることができます。
81203_40013_5.png警告
あるユーザが自分のホームページ上に会議室のエイリアスを配置してしまうと、そのホームページにアクセスすれば、誰でもその会議室にアクセスできるようになります。[All Users]グループを[すべて禁止]に設定しておけば、登録ユーザだけがその会議室をクリックして開くことができるようになります。



ユーザによるコンテナの表示設定の制限
[コンテナ用テンプレートの権限]フォーム[会議室の権限]フォームには、[サーバの表示設定を使用]と[テンプレート表示のみを使用]という2つの重要なフィールドがあります。どちらを有効にしても、ユーザがコンテナの表示のプロパティをカスタマイズしたり保存したりできないようになります。「サーバの表示」とはコンテナに設定された表示のプロパティを意味し、「テンプレートの表示」とはコンテナ用テンプレートに設定された表示のプロパティを意味します。
したがって、例えば、ユーザがあるコンテナでアイテムを名前順に並べ替えたとします。しかし、管理者は、このコンテナが所属するコンテナ用テンプレートで[テンプレート表示のみを使用]を有効にし、所属するすべてのコンテナでアイテムを[最終更新日]順に並べていたとします。このユーザがコンテナを開き、自分の好きな表示方法にカスタマイズして閉じたとしても、再びそのコンテナを開くと、管理者が設定した表示に自動的に戻ります。ユーザがこのコンテナの表示のプロパティを変更することはできません。



未承認アイテムの非表示設定
以下のような目的のために、未承認アイテムが表示されないようにすることができます。
・会議室で他のユーザからメッセージを隠す
・特定のタイミングまでメッセージを公開しない(承認しない)ことによって、メッセージの配信を遅らせる
・単純に、未承認アイテムを承認されるまで表示されないようにする
未承認アイテムを非表示にする設定は、[コンテナ用テンプレートの権限]フォーム[会議室の権限]フォームで行います。



コンテナ用テンプレートへのコンテナの追加
コンテナをコンテナ用テンプレートに追加するには、以下の手順に従ってください。
1 コンテナ用テンプレートに追加する会議室を選択します。
2 [ツール]>[権限]を選択します。
このフォームは、[コンテナ用テンプレートの権限]フォームとほとんど同じですが、以下の2点が異なります。
・[所属]フィールド。
このフィールドで、この会議室を所属させたいコンテナ用テンプレートを入力します。所属するコンテナ用テンプレートの設定がこの会議室に適用されます。したがって、これ以上の権限設定作業は必要なくなります。
・[参加者一覧]フィールド
06092010_122716_1.png注意
このフィールドに組織単位を追加して、会議室を組織単位に所属させることもできます。



会議室の主催者用表示の設定
コンテナ用テンプレートを利用すると、会議室の主催者にはその他のユーザと異なる表示方法で会議室が表示されるようにすることもできます。単に異なる背景画像や分割位置で表示されるようにするだけでなく、カスタマイズした列が主催者だけに表示されるようにすることも可能です。
この表示では、レイアウトのデータ(アイコン、リスト、フォント、サイズ、背景画像、分割位置など)、ツールバーのカスタマイズ設定、および列のカスタマイズ設定が適用できます。
コンテナ用テンプレートを使用すると、会議室の主催者とその他のユーザとで同じ会議室に異なる表示を設定できます。これは、例えば、同じクラス用会議室を教師と生徒では異なる見せ方にする必要がある場合に役立ちます。1つの会議室に2つの表示方法を設定するには、以下の手順に従ってください。複数のコンテナ用テンプレートを利用して異なる表示方法を設定することもできます(ただし、手順が複雑になります)。
1 管理者デスクトップの[Groups]フォルダで、[Moderator View]という名の新しいコンテナ用テンプレートを作成します。
2 このコンテナ用テンプレートをダブルクリックで開き、[表示とリソース]を「主催者のテンプレート表示」にします。
3 [権限]ボタン、[モデル表示]ボタン、および[リソース]ボタンをクリックして、このテンプレートの表示オプションを設定します。
4 管理者デスクトップの[Groups]フォルダで、[Default View]という名の新しいコンテナ用テンプレートを作成します。
5 このコンテナ用テンプレートをダブルクリックで開き、[表示とリソース]を「デフォルトのテンプレート表示」にします。
6 [権限]ボタン、[モデル表示]ボタン、および[リソース]ボタンをクリックして、このテンプレートの表示オプションを設定します。
7 [Default View]コンテナ用テンプレートの権限フォームで、[サーバ設定の並び順を利用]が有効にされ、管理者が設定した表示がクライアントに強制的に適用されるようになっていることを確認します。こうすれば、ユーザはこのテンプレートを使用している会議室の表示をカスタマイズできなくなります。
8 この表示を適用させたい会議室ごとに、[会議室の権限]フォームを開いて、コンテナ用テンプレート([Moderator View]と[Default View])を[所属]フィールドに追加します。
9 ユーザ、またはユーザグループに対して主催者を設定します。



コンテナへのアクセス制限の一括設定
ディレクトリの閲覧制限を利用すると、FirstClassのディレクトリを開いたときに表示される内容をユーザやユーザグループごとに制限できます。
ディレクトリ閲覧制限を設定するには、[グループ権限]フォームの[ディレクトリ]タブ、または[ユーザ情報]フォームの[ユーザグループ/ディレクトリ]タブで、特定のユーザグループまたはユーザに閲覧させたいユーザグループを選択してください。
このディレクトリ閲覧制限を利用すると、コンテナ用テンプレートに所属する会議室へのアクセスを管理することもできます。ディレクトリで閲覧できる会議室を制限するには、ユーザグループを追加するのと同じ要領で、[ディレクトリ]タブまたは[ユーザグループ/ディレクトリ]タブにコンテナ用テンプレートを追加するだけです。ユーザがディレクトリで閲覧できるのは、追加されたコンテナ用テンプレートに所属する会議室だけになります。
以下の例では、[Customer]ユーザグループの権限フォームの[ディレクトリ]タブに、[Customers CT]というコンテナ用テンプレートを追加しています。
[Customer]ユーザグループのユーザがディレクトリで閲覧できるのは、[Customers CT]コンテナ用テンプレートに所属する会議室だけになります。
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