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FirstClassのリソース
リソースの保存場所とサーバのリソース使用について
FirstClassは、クライアントソフトウェアとインターネットサービスで使用する標準の画像、アイコン、フォーム、言語リソース、ヘルプファイルなどのリソースを、管理者デスクトップの［FC Resource Registry］会議室に保存しています。インターネットサービスでリソースを使用する方法についての詳細は、「インターネットサービスのリソースについて」を参照してください。
 注意ここでは、英語版のFirstClassシステムのデフォルト設定について説明します。英語以外の言語で運営するサイトには、該当する異なる名前が付けられます。
FirstClassサーバは以下のリソースを使用しています。
独自作成リソースをサーバに保存する方法
独自に作成したリソースをシステム全体で利用する場合は、そのリソースをEnglish Resources（または利用する言語用の該当ファイル）に保存することをお勧めします。その理由は、このファイルに保存したリソースは、アップグレード処理時に上書きされることがないためです。独自作成のリソースを使用するには、以下の作業を行ってください。
特定のサイトだけで使用するために独自作成したリソースは、サイト単位で保存する必要があります。独自作成した画像を使用する場合、そのサイトのテンプレートと同じ位置にあるサイト用の［Images］フォルダ内に画像を保存してください。インターネットサービスは、そのサイト用の［Images］フォルダ内に画像を見つけることができないと、［FC Resource Registry］フォルダ内を探しに行きます。
独自作成したアイコンを使用する場合はIcons.rezファイルを、独自作成した文字列とフォームを使用する場合はLang.rezファイルを作成して、サイトのテンプレートと同じ階層にあるサイトのフォルダに保存してください。これらのリソースファイル作成する方法については、FirstClassデザイナーのヘルプを参照してください。
独自作成したリソースを特定の会議室やコンテナ用テンプレートに対して適用するには、その会議室やコンテナ用テンプレートの［Rules & Resources］フォルダにリソースをアップロードしてください。アップロードしたリソースは、会議室が開かれたときに自動でダウンロードされます。
独自作成したリソースをユーザに対して適用するには、そのユーザのメールボックスの［Rules & Resources］フォルダにリソースをアップロードしてください。アップロードしたリソースは、メールボックスが開かれたときに自動でダウンロードされます。
サーバ内のリソースをユーザに適用する方法
コンテナの［Rules & Resources］フォルダに保存されたリソースは、ユーザがそのコンテナを開いたときに適用されます。
［FC Resource Registry］内に保存されたリソースはユーザには適用されません（選択肢がメニューに表示されない、など）。適用させるには以下の操作を行ってください。
・リソースを含む設定ファイルを使用してログインします。
・そのリソースを使用しているオブジェクトを操作します。
・［画像］フィールドなど適切なフィールドにリソース名を入力します。
［FC Resource Registry］に保存されているリソースを使用したオブジェクトをユーザが操作すると、そのリソースがすぐにユーザの設定ファイルに追加されます。その後、そのリソースが利用できるようになり、ユーザの選択肢にも表示されます。
FirstClassを利用してユーザの設定ファイルにリソースを追加するには、ユーザが利用できるリソースを使用するオブジェクトを作成する必要があります。例えば、以下のような方法が可能です。
・ユーザに利用させたいフォームを使ったメッセージを、全ユーザまたはある会議室に送信します。
ユーザがこのメッセージを開くと、そのフォームがユーザの設定ファイルにダウンロードされます。
・ユーザに利用させたいアイコンを使ったフォルダを中に含むフォルダを会議室に追加します。
ユーザがその親フォルダを開くと、子フォルダに使われているアイコンがユーザの設定ファイルにダウンロードされます。
ユーザがリソースを利用できない場合の対処法
ユーザがあるバージョンのフォームを使用したメッセージを送信しても、それを受信したユーザの設定ファイル内には古いバージョンのフォームしかなければ、その2つのフォームの表示は一致しない可能性があります。これは、どちらのユーザも、自分のクライアントにあるローカルの設定ファイルに保存されたフォームを使用してメッセージを見ているためです。
FirstClassに新しいフォームを適用するには、キャッシュのクリアを行うことができます。この操作を行うと、ユーザの設定ファイルからフォームなどの古いリソースが削除され、必要に応じて新しいリソースがダウンロードされるようになります。
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