ファストトラッカーの利用
ファストトラッカーについて
ファストトラッカーを利用すると、次の特定のユーザのアクティビティを調べることができます。
・ユーザアクティビティ
・組織単位のアクティビティ
・IPのアクティビティ
・ログインの失敗
・作成されたアイテム
・表示されたアイテム
・送信されたメッセージ
・受信されたメッセージ
・添付のアクティビティ
・削除済みアイテム
・スパムの受信
・会議室のアクティビティ
・管理タスク
分析対象データからの情報の先行読み込み
ファストトラッカーは、あらかじめ準備した検索データと完全に一致するものだけをレポートします。例えば、ユーザ情報を追跡する場合は、準備するユーザIDが、読み込んだユーザ統計ファイル内のユーザIDに一致している必要があります。
その代わりに、FirstClassログアナライザーのファイルをあらかじめファストトラッカーに読み込んで、使用する可能性のある検索データの一部を自動的に準備することもできます。準備できる項目は次の通りです。
・ユーザID
・IPアドレス
・組織単位
例えば、ユーザIDを追跡するときに情報をあらかじめ読み込んだ場合は、ユーザIDのドロップダウンリストが[ユーザID]フィールドに表示されます。
他のすべての検索条件は、完全一致するように入力する必要があります。
分析対象データから情報をあらかじめ読み込むには、以下の手順に従ってください。
1 ログアナライザーを起動します。
2 [設定]をクリックします。
3 [フィルタ/ファストトラッカ]をクリックします。
4 [ファストトラッカ]をクリックします。
5 [分析データからの先行読み込み情報]を選択します。
6 情報を先行読み込みするFCLファイルがある場所のパスを入力します。
または
[参照]をクリックして、ファイルのある場所を参照します。
注意
データ追跡対象のユーザファイルから生成されたFCLファイルを使用するのが最適です。
7 [OK]をクリックします。
単一の統計ファイルの読み込み
単一のユーザ統計ファイルを読み込むには、以下の手順に従ってください。
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [単一ファイルを処理]を選択します。
4 分析するユーザ統計ファイルがある場所のバスを入力します。
または
[参照]をクリックして、ユーザ統計ファイルを参照して選択します。
複数の統計ファイルの読み込み
単一のフォルダ内にある複数のユーザ統計ファイルを読み込むには、以下の手順に従ってください。
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [複数の入力ファイルを処理]を選択します。
4 入力ファイルがある場所のパスを入力します。
または
[参照]をクリックして、フォルダの場所を参照します。
ユーザアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [ユーザ情報]をクリックします。
5 [ユーザID]フィールドでドロップダウンが表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
追跡するユーザIDを[ユーザID]フィールドに入力します。
注意
入力するユーザIDは、ユーザ統計ファイル内のユーザIDに一致している必要があります。
6 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
7 [Process]をクリックします。
組織単位のアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [組織単位]をクリックします。
5 [組織単位]フィールドでドロップダウンが表示された場合
追跡する組織単位を選択します。
それ以外の場合
追跡する組織単位を[組織単位]フィールドに入力します。
注意
入力する組織単位は、ユーザ統計ファイル内の組織単位に一致している必要があります。
6 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
7 [Process]をクリックします。
IPのアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [IP]をクリックします。
5 [IPアドレス]フィールドでドロップダウンが表示された場合
追跡するIPアドレスを選択します。
それ以外の場合
追跡するIPアドレスを[IPアドレス]フィールドに入力します。
注意
入力するIPアドレスは、ユーザ統計ファイル内のIPアドレスに一致している必要があります。
6 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
7 [Process]をクリックします。
ログインの失敗の追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [ログイン失敗]をクリックします。
5 [ユーザID]フィールドでドロップダウンが表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
追跡するユーザIDを[ユーザID]フィールドに入力します。
注意
入力するユーザIDは、ユーザ統計ファイル内のユーザIDに一致している必要があります。
6 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
7 [Process]をクリックします。
コンテナのアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [会議室/フォルダ]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザのアクティビティを追跡する場合
[会議室/フォルダ]欄で[ユーザID]を選択します。
コンテナのアクティビティを追跡する場合
[会議室/フォルダ]欄で[会議室/フォルダアイテム]を選択します。
7 [会議室/フォルダ]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[会議室/フォルダアイテム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたは会議室名になります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
添付のアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [添付]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザのアクティビティを追跡する場合
[添付ファイル]欄で[ユーザID]を選択します。
添付のアクティビティを追跡する場合
[添付ファイル]欄で[添付されたアイテム]を選択します。
7 [添付ファイル]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索文字列を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[添付されたアイテム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたは添付アイテム名になります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
スパムの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [スパム]をクリックします。
5 ユーザによって受信されたスパムを追跡する場合
[スパム]欄で[ユーザID]を選択します。
把握しているスパム配信者のIPアドレスからアクティビティを追跡する場合
[スパム]欄で[スパム]を選択します。
6 [スパム]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[スパム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはスパム配信者のIPアドレスになります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
7 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
8 [Process]をクリックします。
作成されたアイテムの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [作成]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザによって作成されたアイテムを追跡する場合
[アイテムの作成]欄で[ユーザID]を選択します。
アイテムのアクティビティを追跡する場合
[アイテムの作成]欄で[作成されたアイテム]を選択します。
7 [アイテムの作成]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[作成されたアイテム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはアイテム名になります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
表示されたアイテムの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [表示]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザによって表示されたアイテムを追跡する場合
[アイテムの参照]欄で[ユーザID]を選択します。
アイテムのアクティビティを追跡する場合
[アイテムの参照]欄で[表示されているアイテム]を選択します。
7 [アイテムの参照]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[表示されているアイテム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはアイテム名になります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
削除されたアイテムの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [削除]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザによって削除されたアイテムを追跡する場合
[アイテムの削除]欄で[ユーザID]を選択します。
削除されたアイテムをアイテム名から追跡する場合
[アイテムの削除]欄で[削除されたアイテム]を選択します。
7 [アイテムの削除]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[削除されたアイテム]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはアイテム名になります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [メッセージ]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザによって送受信されたメッセージを追跡する場合
[メッセージ]欄で[ユーザID]を選択します。
メッセージのアクティビティを追跡する場合
[メッセージ]欄で[メッセージ]を選択します。
7 [メッセージ]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[メッセージ]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはメッセージIDになります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
チャットセッションの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [チャット]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 [ユーザID]フィールドでドロップダウンが表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
追跡するユーザIDを[ユーザID]フィールドに入力します。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
7 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
8 [Process]をクリックします。
管理アクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [管理]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
6 ユーザの管理アクティビティを追跡する場合
[管理]欄で[ユーザID]を選択します。
管理アクティビティを追跡する場合
[管理]欄で[アイテム]を選択します。
7 [管理]欄で[ユーザID]を選択して、ドロップダウンに が表示された場合
追跡するユーザIDを選択します。
それ以外の場合
検索内容を入力します。検索内容は、[ユーザID]と[メッセージ]のどちらを選んだかによって、ユーザIDまたはメッセージIDになります。
注意
入力する内容は、ユーザ統計ファイルの該当フィールドのメンバーに一致している必要があります。
8 (オプション)追跡用のフィールドを追加するには、[ユーザIDの追加]をクリックします。
9 [Process]をクリックします。
すべてのアクティビティの追跡
1 ログアナライザーを起動します。
2 [ファストトラッカ]をクリックします。
3 [カスタム設定]をクリックします。
4 追跡するアクティビティを[カスタム設定]欄で選択します。これらのアクティビティの内容は、[ログ管理]フォームの[記録する情報]欄に記載されています。
5 [Process]をクリックします。
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