FirstClass 10.0の新機能
クライアントソフト
検索機能
FirstClass 10.0では、FirstClassコアサーバに組み込まれた、関連性の順位付けを行う新しいハイパフォーマンスの検索エンジンにより、多くの便利な機能を提供します。
高速化
膨大な量のコンテナやオブジェクトがあるシステムでも、高速で検索結果を表示します。
権限による制限
設定された権限にもとづいて検索します。 ユーザには、権限で設定された範囲内の検索結果のみ表示されます。
添付ファイルに対応
添付、またはアップロードされたPDF、Word、テキストファイルなどの、本文のテキストデータも検索対象となります。
ソーシャルサーチ
新しいソーシャルサーチにより、関連性によって順位付けされた検索結果や、コンテンツ、ユーザ、会議室でカテゴライズされた検索結 果を表示します。 これにより、完全に一致する検索結果のみでなく、関連性があるユーザや会議室も検索結果に表示されます。 関連性の高いオブジェクトのみ表示されます。
即時インデックス
FirstClass 10.0内に新しく作成された、または受信されたすべてのコンテンツは、システムに保存されるとすぐにインデックス化されます。 そのため、検索結果にも即時に反映されるようになります。 Webの検索エンジンのように、検索ロボットが巡回する時間を待つ必要はありません。 FCNS内にある既存のコンテンツはすべて、FirstClass 10.0にアップグレードする際に自動的にインデックス化されます。
インデックスの保存
スクラッチからもインデックスは作成されます。しかし、再起動およびリカバリの時間を短縮するため、検索インデックスのデータはディスクレジデントのデータ構造に保存されます。
マルチスレッド検索アーキテクチャ
FirstClass 10.0の検索エンジンは、マルチスレッドアーキテクチャに対応しています。そのため、検索およびインデックス化の作業は、大きなマルチコアのシステムで は複数のプロセッサコアによって並行して行われ、FirstClassコアサーバのパフォーマンスには大きな影響を与えません。
カレンダー
日表示、週表示、月表示において印刷機能が拡張されます。
未読アイテムの追跡の拡張
FirstClassの未読アイテム追跡システムが著しく拡張します。 新機能のポイントは、各コンテナで未読アイテムの数が表示されるようになることです。 未読アイテム数は、FirstClassクライアントやFirstClassモバイルクライアントのインターフェースで表示されます。 従来表示されていた、未読を表す赤いフラグもオブジェクトごとに表示されます。
ソーシャルメディアとの統合
FirstClassソフトウェアとソーシャルメディアは、簡単に統合することができます。 ユーザは、より簡単なインターフェースでメッセージ、ディスカッション、ブログにアクセスできるようになります。 クライアントソフトからは、様々な方法でこの2つのアプリケーションを切り替えることができます。
※画面ショットは開発中のものです。